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国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧する「満洲年鑑」ほか

前回まで、デジコレに見ることができる年鑑から「毎日年鑑」「時事年鑑」「朝日年鑑」を取り上げ、リンク集のようなものを作りましたが。

もうちょっと範囲を広げ。
今回は「満洲年鑑」及び、方向性の似通った(?)、その他の年鑑を取り上げようと思います。

※私は「旧満洲国」(中国で言う「偽満洲国/伪满洲国」)の地域に、何度か旅行したことがあります。
──私は、良くも悪くも(?)「旅行者目線」の基本線を離れられない者なのです、ということは先にお断りしておきます。

さて、私はかつての日本が中国大陸を我が物にしようと、野望の手を伸ばしたことを肯定しません。
(同様に、他の帝国主義諸国が世界各地を我が物として切り取りまくり、「植民地」としたことを肯定しません。)

ただ、それにしても、アジアのある地域──今日では「日本」でない地域──が、ある時期、「日本の統治下」ないし、「強い影響下」にあったこと。
そこで、それなりの社会体制が構築され、民衆もその下で生活したこと。
その「名残り」のようなものは、今日でもある程度残っている(場合がある)こと。
……などを考え合わせ。

いえ、あるいは「すでに滅んだ文明」への懐古的ロマンというだけのことかもしれませんが。

とにかく、私は当時の資料にずいぶん興趣をそそられるのです。

そういうところから、今回のチョイスとなっております。

※念のため書いておきますが、「満洲」と呼ばれる(呼ばれた)のは、今日の中華人民共和国の遼寧省、吉林省、黒竜江省(厳密には、全くイコールではないようですが、私も詳しくは押さえていません)。大変広大な地域です。
主な都市としては、ハルビン、長春(満洲国時代には「新京」)、瀋陽(「奉天」の旧称あり)、大連など。

満蒙年鑑/満洲年鑑


満蒙年鑑 大正13年版

滿蒙年鑑 昭和4年版

満蒙年鑑 昭和7年

満洲年鑑 昭和8年 再版

在滿日滿人名録 : 在滿主要機關職員表 : 昭和十一年版滿洲年鑑附録

満洲年鑑 附錄(昭和12年版)

支那事變の全貌 : 滿洲年鑑附録(昭和13年版)

満洲職員録 : 滿洲年鑑附録 : 康徳六年七月三十日現在 康徳7年(昭和15年)

滿洲年鑑 昭和16年

満洲年鑑 昭和20年版


満洲国年鑑


満洲国年鑑 1933


満日年鑑


満日年鑑 昭和10年


満支旅行年鑑


満支旅行年鑑 昭和14年(康徳6年)

満支旅行年鑑 昭和15年

満支旅行年鑑 昭和16年

満支旅行年鑑 昭和17年


※デジコレでは、同じ書籍に複数のスキャンデータが存在することもあります。そのような場合は、「より見やすい」と思われるデータをなるべく優先するようにしました。

※別冊なども、デジコレに見つかる範囲内でリンクを貼るようにしましたが、見落としもあるかもしれません。逆に、別冊だけ見つかって、本体の方が見あたらない、というパターンもありました。