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おススメの珈琲器具(美味しいコーヒーを簡単に淹れるワークショップで説明した器具達)
先日、初めて初心者向けのドリップワークショップを開催しました。
4名の参加者様で、お互いが淹れた珈琲をテースティングしたり、和気あいあと楽しんで頂きました。
この時使ったテキストはこちらの記事に載せてあります。
今回のワークショップの目的は、珈琲を時間を測りながら淹れてみる体験をしてもらうことです。
普段からドリップ珈琲を淹れている方々の参加でしたが、お湯の温度とか湯量のコントロールはされていない方々でした。
4人の参加者全員で同じレシピで淹れてみたのに、皆味が違うという結果に、皆んなで驚き楽しんで頂きました。
さて、そのワークショップ中で、珈琲器具に関して幾つか質問がありましたので、ここにまとめておきたいと思います。
Q1:おすすめのグラインダー(ミル)は?
A1:粉の挽き目が均一なものが、一般的には良いとされています。その理由は、テキストに書いた、抽出のされる味わいの順番に書かれている通りで、酸味→甘味→苦味→雑味の順番で抽出されていくので、粒の大きさがまちまちだと、抽出する味わいを時間でコントロールできなくなるためですね。
因みに私が使っている電動コーヒーグラインダーはこちらのcores C330
こちらのグラインダーは、業務用ほど高くないけど、粒度はそこそこ揃っています。その他にも気に入っている点はいくつかあります。
粉受のが固定では無く、他のものも使える
プラスチックの粉受は、静電気が立つととにかく大変!
なので、私は付属の粉受は使わず、ステンレスのカップを使っています。刃の部分(アタッチメント部分として)が取り外せて、お手入れが簡単
刃の部分を分解できる電動グラインダーは、あまり多くないため、お掃除に苦労することがありますが、これは刃を含んだユニットが取り外せるのでお掃除が楽です。
念のためにお伝えしますが、グラインダーの刃は、決して水洗いしてはいけません!(私は10年くらい前の無知な頃、やったことがあります😅)
据え置き型では無く、モバイルの電動グラインダーも持っています。
やはりcores の C350です。
ポータブルなのに、しっかりとした性能を持っています。
挽目の揃い方もキレイで、感覚的にC330より挽目が揃っているんじゃないかとも感じます。
USB充電で結構長持ちする優れものです。
もう一つ、最近手挽きミルを買いました。
TIMEMOREのC3Max。
定番のグラインダーですね。
一応高性能グラインダーの定番と言われるものを持っておきたかったので、取り揃えました。
挽目が綺麗に揃って、微粉が少ない感じは、浅煎りのフルーティーな珈琲に合う感じがします。中深煎り以上の甘みを求めるコーヒーにはC330の方が相性が良い気がします。
Q2.グラインダーの刃はどんな種類があるのか?
A2.グラインダーの刃の種類には主に3種類あって、フラット刃とコニカル刃とプロペラ式があります。
まずプロペラ式は、こういうタイプです。
このタイプ、オススメしません。
このタイプは粉の粒度がまちまちで、美味しいコーヒーをドリップ出来なくなっちゃいます。
より美味しいコーヒーを淹れたいとなれば、フラット刃かコニカル刃となります。
ドリップコーヒーの場合は、コニカル刃の方が向いているようです。
フラット刃はエスプレッソ向き。
コニカル刃は手挽きでは、先ほどのタイムモアのC3max。
そして電動なら、私が使っているcoresのグラインダーですね。
家庭用なら、このcoresはおススメです。
家庭用で6万円とか出しても良いよというリッチ💰な方には、こちらも人気なようです。
フラット刃でお安いのだと、こちらが人気があるようです。
Q3.コーヒースケールのおススメは?
A3.定番はタイムモアかハリオのスケールです。
多くのコーヒー屋さんが使っているハリオのスケールは、おススメの一つで、私も最初に買ったスケールはこちらでした。
もう一つの定番はタイムモアのスケールです。
ワークショップで使用したモデルは、Black Mirror Plusという機種でしたが、今はこちらのBasic 2.0という機種が主流の様です。
ハリオとタイムモアの1番の違いは、測りの反応速度です。タイムモアを使ってしまうと、ハリオの反応の遅さには、少し戸惑ってしまいます。お湯を注いで0.5秒くらい遅れて着いてくる感じです。なので、使いやすいの断然タイムモアだと思います。
タイムモアのスケールは、お湯を注ぎだすと自動的にタイマー計測がスタートするモードもありますが、途中でドリッパーをゆすったりするとタイマーが止まってしまう事があって不便なので、私は通常のタイマーモードしか使っていません。
おまけでもう一つ小さいグラインダーを持って行っていました。
こちら、性能として悪くは無いのですが、何せ小さいので、サーバーをずらしておかないと数字が見えないという欠点があります。
底面が小さいサーバーを使っている分には、問題なく使えると思います。
例えばこういうサーバーですね。
Q4.ドリップケトルについて
A4.コーヒーを淹れるときに、お湯の温度は味わいに大いに影響が出ます。
その内容については、先ほど紹介したワークショップのテキストをご覧ください。
今回使ったドリップケトルはこちらです。
私が買った当時は、温度調整が1度単位で出来るドリップケトルは少なく、こちらを買いましたが、今は沢山出ているので、これは高いのでおススメしません。未だにこの価格でやっているのは、随分と強気だなと感じます。
安くて良いとよく聞くのは山善のドリップケトル
そしてニトリのドリップケトル
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8971818s/?srsltid=AfmBOoo1ejZq6nb-ASwdOU-NIzyc-ggtYr1Kih6Uu3RAWMrMNs3rkHLZ
さらに今回ワークショップに小さいドリップケトルを買いました。
こちらはお湯が沸かせるタイプではなく、沸いたお湯を入れるタイプです。
体感としては沸騰したお湯をこのポットに注げば、大体90度前後になるので、使いやすいのではないかなと思います。注ぎ口も細くコントロールできるので注ぎやすいと思います。
以上、とても長いnoteになってしまいましたが、これらが今のところ私が持つ情報の中でおススメできるコーヒー器具達です。
コーヒー器具の情報は沢山あるので、色々調べてみると、好みのものが見つかるかと思います。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました!
ワークショップは毎月やっていますので、ご興味がありましたら、nemureru coffeeのインスタを覗いてみてください。