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【福島】〜桃を求めて三千里〜日帰り家族旅行🍑

どんぶらこどんぶらこ

先日Xでとあるポストが流れてきました

"人は10代の頃に満たされなかったものに一生執着するうんぬんかんぬん"

そのポストのコメント欄には、恋愛とかお金とか
そういう類のものへの執着について書かれたものが
たくさん並んでいました

ふと、
私が満たされなかったことは何だろう
と考えました

なんだろう?恋愛?お金?

いや違うなあ

モモ

かなあ

桃かな

桃かもしれない

桃だ!桃が足りていない

と思いました


変に聞こえるかもしれませんが、
私は桃に対して執着心があるようです

小学生のころ、母が箱でそれはそれは美味しい桃(硬め)を貰ってきて家で食べたあの日から

桃ってこんなに美味しいのか!と
目を丸くしたあの日から

桃を大量に箱買いして独り占めしてやるんだ

という欲望、渇望、熱望、切望、
を執着になるまで心で煮詰めたまま育ってしまいました

Xのポストによると、
私はこれからの人生において
桃に対する歪んだ気持ちをずっとこじらせることになるみたいですが

それは困ります

ということで
桃への執着心を一掃するため
桃の産地、福島県へデイトリップしに行くことに!

いざ

家族を巻き込んで出陣!


PM1:00ごろ 
桃ヶ島(会津)に到着

まずは五色沼へ
桃だけに縛られず、観光も楽しみたいですo(^_^)o

↓神秘の湖沼(こぬま) 五色沼

1888年(明治21年)磐梯山頂北側、小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって山体崩壊を起こし、岩なだれが川をせき止め、このエリアに数百もの湖沼が形成されました。

2016年にミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定。
正確には「五色沼湖沼群」と言い、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの湖沼の総称。

「五色沼湖沼郡」湖沼の国裏磐梯、裏磐梯観光協会 公式HP

綺麗な湖を見るため、ハイキングの準備を
して勢いよく駐車場から出発しました

徒歩5分でした
おさんぽにも及ばない距離でびっくりです
塩味と桃味のミックスソフト
美味しかったo(^_^)o

綺麗な湖を見ながら休みつつ、
歩き足りないので「青沼」という五色沼郡のひとつを目指してハイキングすることにしました

たこ焼き一派の母
外で食べるたこ焼きって絶品
タコが入っていようがいまいが美味しい

青沼の近くの駐車場まで車で向かい
片道徒歩で約15分

青沼着きました!

※ハイキングについては触れないでください。時間が足りない&暑すぎて長くは歩けませんでした。

綺麗

アヒルも水浴びをしていたり、
暑い夏にはぴったりの気持ち良い場所でした

観光客もたくさん!

その後は、
近くの美術館へ向かいます

17時に閉館なので急ぎます

美術館の敷地がとても広かった
西洋のお屋敷みたい


15時ごろに到着


↓諸橋近代美術館

サルバドール・ダリの作品を中心としたコレクションを多く有しているそうで、
ダリ以外にも、ピカソやルノワール、シャガール、マティスの作品もありました

2024年9月1日(日)まで
ダリ生誕120周年
サルバドール・ダリー天才の秘密ー
の展覧会を開催していました

ダリといえば、溶ける時計とユニークなヒゲが象徴的

諸橋美術館ではダリの作品が観られるということと、その圧倒的な展示数(約340展) に驚きました

中での撮影は1つを除いて
禁止だったので写真はありませんが
どれも良い意味で観る人を悩ませる素晴らしい作品たちでした 

唯一撮影OKだった作品
の説明書

頭の中のイメージや
自分のウチ側といわれる部分について
また、哲学的思考や一般に概念と呼ばれるもの
(例えば時間とか数字)をキャンバスの上で自己解釈で表現しながら、観る人に問題提起をしているように思いました

砂漠のような場所で溶けるように描かれた時計をみていると、不変であることの脆さや危険性に気づかされるような、されないような。。?

応えたいけど、
観れば観るほど自分が分からなくなっていく
そんな不思議な感覚でした

ずっと観ていると作品に愛着が湧いてきますo(^_^)o

入り口にあった
ダリ獅子舞
可愛い!
美術館にはカフェが併設されています

1時間半くらい美術館をのんびりして
外のベンチで休憩しました

美術館のお庭が本当に美しかった

は〜

髪ぽさぽさ
姉が撮ってくれましたo(^_^)o
思い出!

ふう〜充実充実

お腹も空いたしそろそろ帰るか〜

車に乗ってごはん屋さんを探していると

『もも』と書かれた看板が目に入りました

きた!!
あったぞ!!

桃への執着を手放す、という本来の目的を忘れかけていたタイミングでの桃直売所!

しかも、"日本一硬い"表記の桃があるだと⁉︎

すぐさま駐車し、
桃をめがけて一目散に駆け寄りました

「すみませぇーーん!(満面の笑み)
桃が欲しいんですけどぉ〜!」

『桃ね、いま売り切れちゃったの』

「( i _ i )」

『だから売るに売れないの』

「( i _ i )」

なんと残念なことに
桃はすでに売り切れていました

悲しいけど、たしかに夕方には無いよね。。

くうう。。

悲しみを誤魔化すため
そして一旦お腹を満たすため
ラーメン屋さんに入りました

私はトマトラーメンとビール、
皆んなで餃子をシェア
私以外は塩ラーメンを食べました

天国みたいなエフェクト。
さっぱり系かと思ったらこったり系だった
冒険してオーダーしたことを
ちょっぴり後悔
いいなあ
美味しそう塩ラーメン
安定を選ぶ人生も悪くなさそうだなあ(嫌味含む)

お腹をかなり満たしたところで
最後の希望、道の駅さまに寄ります

桃あるかな
箱で売ってるかな

お願い( i _ i )

結局、一箱見つけられたのですが
金額が上納用?ってくらい高かったので
泣く泣く、泣く泣く泣く断念をして
代わりに福島名物のままどおるを購入しました

ままどおる最高( i _ i )

そんなこんなで、
桃への執着心を晴らすことなく日帰り旅行を終えました

桃は買えなかったけど
日帰りでも凄く楽しい旅でした!!


*後日

福島出身の友人家族に旅での一連の出来事を伝えたところ、友人のままが、大きくて甘い福島産の桃を2つも買ってプレゼントしてくれました

わざわざ福島県で買ってきてくださった桃です!

なんて恵まれているのでしょう

そしてなんて心優しい家族なのでしょう
ワ〜〜〜〜〜イ!!本当にありがとう

嬉しさで羽が生えたような気持ちです

ワ〜〜〜〜〜ア〜〜〜〜〜イ!!

こうして
長いあいだかけて構築された桃へのきも執着心は、
ひとときの優しさに触れたことできれいさっぱり浄化、いや、昇華されたのでした

ご馳走様でした

めでたしめでたし

#福島県 #桃 #日帰り旅 #もも会津磐梯山より愛してる

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