往復RTAやっちゃいました~復路編~
*この記事はSFC版DQ5のネタバレを多分に含みます。
閲覧の際はご注意ください。
*記事公開、あるいは自身の競技本番のプレイ時点で既に競技をプレイして
いる人はいますが、はっきりと参考にしたプレイ等はありません。1枠だけ
復路のプレイの様子を見学(?)しました。
第3回DQ五輪の開催期間終了したけど、やっちゃった。
(DQ五輪については以前の記事などを参照してください。
また、往路編については1つ前の記事を参照してください。)
往路編でも書いた通り、1周目で使ったキャラは2周目では使えない、という
ルール。別名(自称)2周キャラ使い切りRTA。
往路で使用したキャラはスラリン、マーリン、ボロンゴ、フローラ、息子、
ピピンの6人なので、これ以外のキャラを使用してクリアを目指す。
*ルール上、ストーリー進行の都合で避けられない、強制的に加入する
一部の仲間の使用は許可されている。
○復路の特徴
復路は往路に対して既に使えるキャラクターを制限されている状態で
始まるので、往路よりチャートの決め打ち度が相対的に上がる。まあ元々
往路の時点である程度引いた運に合わせて組み立てていくようにしてある
ので、往路で採用できなかったもう一方のチャートをベースとして採用する
ことはほぼ変わらない。
逆に往路で引けなかったイレギュラーな仲間が加入した場合はそのまま
活かせる可能性もあるので、場合によってはそれを取り入れての変化もある
かも(?)。
ただ今回の復路で使うであろうメンバーは…ね?。
○復路振り返り
・幼年期
今回の復路も通常とほとんど変わらず。ピエに木の実積みたいし…とか。
ザイル女王で5回ルカナン外して魔聖飲むことに、稼ぎもそんなに十分
エンカもらえなかったし、装備もいつも通り。
(復路がピエ無なら木の実先積みしたけどそんなことはなかった。)
幼年期割とエンカ少なかったり逃げよかったりみたいな感じだったので
空きを埋めるのに力種を拾っておいた。
幼年期 1:02:55
・太后まで
青年期開始後、少し待ってブラウン加入。ありがたや~。
ブラウンは来るのが遅かったら一旦後回しにする予定だったけど、無事
加入したのでラッキー。
そのままアルカパ、ラインハットへと進み、地下へ。
牙前に全滅して結構重かったが、2凸目で無事抜けた。
地下抜け後にピエを少し待って仲間に。最強の仲間ゲット。
オラクルで牙を売って鉄兜買ったり、主人公の鎧を若干補強したりした。
守り種もピエに積んだ。
道中はぼちぼち狩り、神塔はちょっと強めのエンカが多かったので逃げ
寄り。もうちょっと狩りたかったな~。
太后撃破 1:47:00
・結婚まで
お気づきの方もいるかもしれないが、いわゆる(よくある?)スラなし
進行。要するに普通にやればいいよねという感じ。
セルミでマジシを買ったり、ルラフェンの不思議な木の実を積んだりと
しながら、レベルも少し丁寧に入れてのんびり気味に進めた。
サラボナ着、お金があれば地図買いに行こうかとも思ったけど、ちょっと
少なかったのでそのまま火山へ。
火山はメタルをもらい、ピエがメラミで吹っ飛んだのでデスル。ぼちぼち
お金はあったので蘇生はスムーズ。
2凸目、メタルがまた出て、狩れて、更に出て、狩れて、なんかしっかり
経験値が入ってしまった。
そのまま事故らず抜けて、原人はピエもいるのであっさり勝利。
リレミトまで400くらいだったけど、まあしょうがないねということで
デスル。
道中で1エンカ弱いのを狩り、滝はスラなしなので消し残りを狩るみたい
なのができないが、ガスダンゴを最終的に1匹倒して滝リレ。
無事リングを回収し、復路はビアンカと結婚。
結婚 2:34:37
・ジャミまで
ルドマンから結婚祝い(?)にプレゼントをもらったら、ラインハットで
毒針を買いサンタへ。
今回の目玉!
いわゆる(?)中後サンタ(多分)。
メタルは1匹しかもらえなかったけど、まあ平均的な数だと思えばこんな
ものなのでいいだろう。
ここのメタル数、チャート上それなりに大事なんだけど、まあ火山で3匹
ももらってるし、目先に必要なレベルは十分あるからよしとする。
全狩りしてオラクル発から天剣まで7分半程度。全狩りの割に思ったより
早かった。すば種、力種はピエに、胸当てをブラウンにプレゼント。
ネッドでしっかりセーブし、登山へ。
まあ怖いエンカも出たけど逃げもそれなりによく、みんなで受けを回し
ながら無事チゾットへ。
チゾットでまどろみを買い、セーブをしっかりして下山へ。
お金が通常より少なくなるので天罰は拾っていったが、結果的に毒針が
バニアの金策で浮いたので要らんかったかも。
リレミトが滝で入ってたのが大きかったかな?
無事バニアに着いてビアンカとお別れ。通常のスラなしなら羽衣金策に
して装備が固められるけど、あんまりお金がないので気持ち守りの種を
積んだりしてみた。
バニア区間は、というかここから後はしばらく特筆するようなことは
ない。なぜならチャート上はほぼ、ただのスラなし進行だから。
デモンズの葉っぱはカットした。
きついエンカに絡まれなかったのは助かった。
まあそんなに遅くはないかな、天剣も取ったし、登下山も少しかかるし、
ピエも早かったわけじゃないし、とりあえずこんなもんかなあ。
メタル運がよかったのをあんまり活かせてないのが残念だけど、まあ
ルートの構成上仕方ないのでよしとしよう。
ジャミ 3:22:31
・ゲマまで
息子の装備を回収(没収?)し、後半開始直後に子どもを両方預けると
いう形で進めた。息子は往路で使っているから使えないのでもちろん預ける
のだが、娘もここでは一旦預けている。
最大の理由は子分戦。娘の役割がなさすぎるし、呪文も封じられないから
寝ると更に遅れるしでかなりやりにくく感じた。そこでファイトを2個用意
して、むしろいつも以上にダメージ入れそうな勢いで乗り込んだ。
ここからいわゆる幸せサンチョ進行をベースに進めた。
ヘブン後に娘を再加入させ、天塔、トロッコと進行した。
トロッコ3エンカ目くらいでサンチョが呪われ、幸せと呪いの板挟みに
あいながら歩き続けた。
まあ時間は若干かかったけどそれ以外は大きな問題なく浮上まで進んだ。
ボブルは上層のドラゴンゾンビに長めに絡まれ、回復が追いつかないこと
を途中から理解して逃げ押し、ピエ落ちしたけどなんとかレバーまで運よく
逃げ切れた。
地下は1エンカ狩り、後は対処しつつ逃げ切り。
娘に子分の経験値がないので微妙に響くが、大きい経験値ではないので
1エンカでも十分。実際には2エンカ狩る用のファイトは持っていたけど、
そんなに狩りたいエンカもなかったし、後で使う場合もあるだろうという
ことでひとまず温存。
ゲマ戦で初手娘メラゾーマで葉を1枚消費。一応葉っぱ惜しみながら
歩いてたからちょっと残念だったなー。後にも響いた。
ゲマ撃破 4:23:38
・ENDまで
ゲマ後のボブルはオーブ回収まで逃げ微妙だったけど無事抜け、大神殿も
ほぼいつも通りの通常に近い形。ただ対処はぼちぼちしたけど狩りは抑え
気味。逃げがイマイチで少しかかったかなと思う。
イブール前にドラム殴りでサンチョ娘が落とされ、葉っぱ残り1枚だった
ので娘を蘇生してからイブール戦へ。
思いがけない展開だったけどノリでサンチョなしイブール。まあこんな
感じでええかと適当に回したけど、問題はなかったかなと思う。
無事撃破、ついでに主人公に経験値入った。
バニアに戻ったらサンチョ、娘、ビアンカを再加入させ、通常通りに
ブオーンを撃破。サンチョのレベルがちょっと低いけどまあ一応問題なし。
魔界はビアンカのレベルを16まで入れるために少し狩り。往路のピピン・
フローラ育成ほどの経験値は必要ないのでお手軽に…と思ってたらメガザル
されてなんか若干gdった。
ジャハンナでいつも通り吹雪剣を買った後、オラクルで地図を購入。
火山前にお金があったら買うつもりだったけど、そんなに持ってなかった
のでこのタイミング。魔界の特に北部のエンカが怖いけどスラもいないし、
葉っぱもないし、メガンテくらいはエビルに残したいかなと。
その後ネッドで宿とセーブもしたかな?
エビル内も逃げ微妙だったし、メガンテ消費も早くてドキドキだったけど
まあ無事ミルドまでたどり着いた。
ミルド1はスラなしでよくあるドラ杖でお供を処理する戦法。
ビアンカでルカナン2枚も入れて、ポコポコ殴る。
ミルド2は往路に続き、またも強。準備しといてよかったねの流れ。
まあ復路は通常RTAのスラなしなので天剣ルカナンあるし勝率は十分。
主人公とビアンカもしっかり使ってスムーズに回せたので満足。
THE END 5:40:47
○チャート上のいくつかのポイント
・仲間集め
復路で使用した仲間はブラウン、ピエール、ビアンカ、サンチョ、娘の
5人。
ブラウン、青年期最初期に仲間にできるモンスターで、確率も高く、ある
程度経験値を入れれば耐久力もそれなりにある。同時に道具欄の確保として
も利便性が高い。早めに仲間になると火山や滝、登山での耐久力としても
それなりに活躍が見込める。
ピエール、通常RTAでおなじみの最強仲間モンスター。最初から最後まで
しっかり活躍してくれる。あえて言う必要があるだろうか。
ビアンカ、ピエールとは対照的に通常RTAでは青年期以降はあまりお世話
にならないことも多い。フローラと比較すると、青年期前半でもコマンドで
命令でき、レベルアップに必要な経験値が少なく目標レベルが低ければ運用
もしやすい。
サンチョ、通常RTAでやっぱりおなじみかもしれない仲間。チャートの
名前に入ってくるくらいには重要な役割を果たしているっぽい。HPが高く、
装備が強く、その耐久力をもってして攻撃とサポートを担う。
娘、これまた通常RTAでおなじみの仲間。チャートの名前に敢えて入れる
必要がないくらい、多分ピエールとほぼ同等くらい永遠に使われてる。往路
で使った息子と同様に、ある程度経験値を入れるとかなり使えるキャラに
まで育ち、攻撃の要であるバイキルトを使って大活躍する。
ビアンカをフローラに挿げ替えると完全にただのスラカット通常RTAやん
みたいな編成になっている。
・中後サンタの採用
中後サンタとかいうそれどのタイミングだっけ?何を以てそのタイミング
なの?とどこかから聞こえてきそうなルートの採用。
今回のルート上においては結構気に入ってるんだけどね。理由は色々。
①レベルがあるほうが登山が安心
フローラのいない登山が不安であるということはわかりやすい理由として
もちろんある。いつかは天剣を拾いにいくつもりなので毒針役を確保できた
タイミングでメタルを狩りにいくのも悪くない。
金策もルドマンに2000Gもらえるので滝の残りとビアンカの不要な装備で
十分確保でき、問題はない。
②ブラウンの加入
青年期前半~浮上くらいまでを事前に2回ほどやってみたのだが、2回とも
ブラウンが太后までに来ず、火山もピエ主2人みたいな流れを辿った。
道具欄の都合が悪いので(無理やり詰め込んだらいけるかもしれない
し、一旦預かり所送りにする手もあるけども)やっぱりもう1体仲間がいた
ほうがありがたい。
他の仲間モンスターがいれば問題にはならないが、袋役がいない=壁役が1人少ないということなので、登山においても少し影響する。
そこで道具欄が窮屈になるバニア区間前にブラウン(またはスミス)の
加入を狙えるタイミングを改めて作ることができる。
③ビアンカの経験値はどうせ必要
ミルド1、2のいずれにおいてもビアンカを使う予定にしており、レベル16
まで上げる場合はエビルのダクシャ2、ヘルバト2を除いて5000程度の経験値
が必要になる。(これ自体は木の実の割り振りなどでも変えられる。)
魔界で狩りをしてもそれほど大きなコストではないことも多いが、多少
エンカを選ばないといけなかったり、メガンテ役が育ったりする上に、他の
キャラの育成については完成しているのであまり価値がない。
それなら先に行ってビアンカと共にピエと主人公に経験値を入れる選択も
あるだろう。
④リレミトが近い、かも
今回は往路にせよ復路にせよメタル運がよすぎて計画していたタイミング
で入る理由がこの点ではかなり薄まった。まあいわゆる先サンタより経験値
を得られるタイミングは当然増えているし、リングによる雑魚処理も優秀で
経験値は入れやすい。メタル1匹程度でもリレミトが入るという可能性は
上がっているだろう。
まあサンタ入る前の主人公の経験値と相談するかもとは思ってた。9500~
10000以下ならリレミトちょっと厳しいかも?くらいのイメージ。
⑤それほど時間はかからない
ビアンカは安らぎヴェール装備でかなりダメージが抑えられるので回復の
手間はほとんどいらない。炎のリングがあるので狩り速度も割と早い。
通常RTAでの後々サンタが5分前後(4分半~6分程度)、今回はオラクル
から歩いて洞窟内ほぼ全狩りして7分半で済んだ。デスルになる可能性も
ないわけではないが、他の要素との兼ね合いでこの7分半ならいいかなと。
まとめると、耐久力の確保、仲間の確保、ビアンカの育成、リレミトと
いくらかの要素を詰め込んた形の中後サンタ。下振れ回避の側面が強く、
実際の復路では既にブラウンもいたしリレミトもあったし…みたいな感じに
なってはいた。
(新ビアンカのサンタタイミングとしても可能性あるかも?)
・ミルド戦ビアンカ起用
ビアンカはミルド1、弱、強は確定後攻、ミルド中は確定先制。
まずいずれのミルドに対してもルカナン役として使うつもりであり、その
分、娘の経験値は軽視できるのでボブルや神殿の狩り、あるいはブオーン戦
での手間はかからない。
ミルド1は娘がドラ杖役になるので合間でバイキルトが必要なタイミング
でも後行し使いやすい。皮ドレス+山彦帽子で打撃は確定耐え。
ミルド弱は波動に対して後攻バイキルト、炎ターンには娘がサンチョへ
バイキルトを入れる形で攻撃力を確保する。主人公のベホイミを痛恨に
対して置くことで攻撃は維持しやすくなる。
ミルド中はまあ娘が動かしにくければ後ろからバイキルトを打つかも
くらい。ルカナンも反射できるし一番恩恵がないかもしれない(?)。
ミルド強は波動ターンでの後攻バイキルトで1手早く補助を入れることで
娘を杖や攻撃の選択をさせやすくなるのと同時に、娘のMP切れもかなり
遅らせることができる。今回はエルフ持ってたけど飲んでない。まあ必須
ではないけど使えるなら楽な部分もそれなりにある。
○往復まとめと感想
タイム的にはまあそこそこ満足。
往路は6:16:02、使用キャラはスラリン、ボロンゴ、マーリン、フローラ、
息子、ピピンの6人。
復路は5:40:47、使用キャラはブラウン、ピエール、ビアンカ、サンチョ、
娘の5人。
往復の合計は11:56:49となった。
プレイ中の感触ではどっちも後5分ずつくらいはそれほど無理なく取れる
チャートかなと思ったんだけど、まあ道中の練度も足りなかったし事故も
あったしミルドも強だったし、1回のお通しとしてはこんなものかなぁと
いったところ。
特に、往路も復路も想定外のメタル運に逆に振り回されて活かしきれ
なかった感じがあり、もう少し柔らかくできればなあと思わされる内容
だった。
チャート自体の柔らかさの問題もあるけど、準備したものは無理なく
通せる形になっていたのは満足。
どっちも最後に強引いたのがある意味よかった(?)。
イレギュラーな仲間モンスターが誰も来なかったので、それでチャートの
どこかを臨機応変に変えられたら楽しいだろうなあとは思うものの、人間
キャラを中心に今起用してるメンバーがやっぱり既に強いし、運用に必要な
経験値がそんなに高くないのでそう言ったキャラがサポートや二番手から
抜け切るのは難しいかも?
ピエあり側がほぼ魔神サンチョ進行ができるキャラで固まっているので、
ピエなし側をどんな形で完成させるか、という点が一番準備やプレイをして
いて楽しかったかな~。
今回も楽しく遊べました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
往路と復路の2周分のキャラをどう考えながら分けていったのかについて
最後にもう1つ書こうかと思っています。
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