弐寺成長日記 #6 アシストイージーを使い始めた話

 どうも、こずです。今日も鍵盤シバいてますか?

 今回は題名にもある通り、アシストイージーゲージについてのお話です。

アシストイージーゲージ、いいですね。

 なんですか突然、みたいなこと思った方も多いと思いますが、とりあえず聞いてください。

1.アシストゲージを使い始める経緯

 僕は元々「アシストは甘え!漢ならイージーで勝負!」みたいな変に硬派というか謎の拘りというか、そういう考えを持った人間でした。そのため、レベル10挑戦段階では基本的にイージーゲージを使い、アシストは一回やった曲にランダムかける時の補助的な使い方をしていました。

 もちろんラス殺しで100%から79%でクリア失敗みたいな、もうそれはそれは悔しい思いをしたことは数え切れないくらいあります。それでも何とか気を落とさずにやっていけたのは「別に他の譜面はきっと出来るしOK!!」みたいな前向きな気持ちで挑戦し続けることができたからな様な気がします。

 ただしこの男、レベル11で折れ始めます。

 レベル10→11の壁というのは、以前どこかの記事でも書いたように、レベル9→10の壁以上に厚いものです。譜面製作陣が人の目は10000個あると勘違いしているとしか思えないバカの同時押し譜面、何とか必死に食らいついてる所にバカスカやってくる空気の読めない皿君、本当に何も見えない乱打、更には「絶対ゲージ刈り取るマン」ことクソエグラス殺しが当たり前のように降ってきます。
 この辺になってくると譜面製作者の慈悲が感じられなくなる事が多いです。それでもノーツの密度が明確に下がったと感じる箇所はちょくちょくあるのでまだ優しい方なのかも……これ12になったらどうなっちゃうんだ……?

 というようにイージーゲージだと皿絡みでボコされ、同時押しでボコされ、ラス殺しで撃沈という悲しい状態が続きます。こうなるとだんだん気分も下がってきて、もう僕は上手くなれないのかなぁ……というようなマイナス思考に陥り始めます。

 そんな時に気づきます。「これ、地力上げよりもランプ付けが目的になってないか?」と。

 恐らくこの文章を読んだ人の9割は「いや、クリア埋めと地力上げは同義だろwww何言ってんだこいつwww」と思うかもしれません。確かにクリアランプというのは自分の地力の向上を示す1つの指標になります。それは紛れもない事実です。
 しかし、マイナス思考に陥っていた自分は、クリアランプに囚われすぎていたのです。要するに目的(地力向上)と手段(イージークリア)が入れ替わった状態だったんですね(正しい表現か分かんないんだけど、使ってみたくなっちゃった)。イージークリアに拘り続け、ラス殺しや皿絡みでゲージを溶かしたと思えば「またこれだよ、苦しい……」って言ってるだけで地力が上がるほど簡単なゲームじゃないんですよね……きっと。

 そうして考えた結果、アシストイージーを使うことに決めたわけです。今はクリアレート順にソートして高いものからどんどんプレイしています(仮想空間の旅人たち(A)はクリアレートの割にやたらと難しいので真似する方は注意してください)。

2.アシストイージーの利点

①モチベ維持に良い

 アシストゲージはゲージを60%以上に乗せるとクリアになります。そのため、イージーよりもちょっと、というよりだいぶ優しいです。また、失点時の減少量や回復量はイージーゲージと同じです。そのため、80%超えたら実質イージークリアということになります。嬉しい!!

②心理的に特攻しやすくなる

 イージーが付かない期間が続くと、「どうせやっても出来ないしなぁ……」という思いから、11への食指が伸びにくくなります。11は11をやらないと上手くならないのに。
 11が出来ない理由にラス殺しはもちろんありますが、それよりも重要なのは密度に目が慣れていないということです。そのため尚更ガンガン触れていって目を慣らしていかなきゃいけないのに、「クリア出来ないし……」という感情が邪魔をしてしまうのです。
 そのため、アシストイージーを使うことで、前向きな気分で11に向き合うことができるようになるのです。

3.アシストイージーの欠点

①ゲージが80%を超えると実質イージークリアなので効率が悪い

 たしかにそれはそうなんですけど、上手くなってからまた付ければ良いだけの話なので無問題です。

②クリアラインが60%なので、押しすぎても何とかなってしまう

 実はアシストイージーを使う気になれなかった一番の理由はこれです。先程「何とかなるから心理的にやりやすくなる」と言ったのですが、「何とかなるからこその欠点」がアシストにはあると思っていたので避けていました。

 そのため、「11に慣れる練習」と同時に「しっかり譜面を認識してノーツを丁寧に捌く練習」も同じくらい必要だと感じました。

 そうしてやり始めたのは、「レベル10ハード狙い」です。

 ハードゲージって面白いのが、自分がしっかり押せていると思っていても案外ゴリゴリゲージが減っていくことなんですよ。普段ならイージーも余裕な曲も、結構ガッツリ削られる箇所が出てくるんだからスリル満点です。
 ハードゲージは「自分が何が苦手なのか」がゲージ推移に如実に反映されます。つまりリザルトのグラフに崖が出来ている箇所が自分の弱点を表してるという訳です。ちなみに僕は皿絡みが苦手です。

 こうして11アシストと10ハードによって、俗に言う上限地力・下限地力を伸ばしていこうと決めたわけです。

 自分の練習の方向性が定まったおかげか、下火になりかけた弐寺へのモチベもどんどん上がってきています。この調子で頑張るぞ!!!

 それでは!!!

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