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48.引っ越し夢

2017.8.2
会社の事務所が手狭になり、もうひとつオフィスを借りることになった。
今までの事務所は大きなビルディングの1階にあるのだが、同じ建物の最上階にもうひとつ部屋を借りて倉庫兼接客スペースとして使うことに。

新しいオフィスへの引っ越し作業をする日、私は他の仕事があって手伝うことが出来なかった。
後から合流しようとしたのだけれど古くて大きな建物の中で迷いそうに。

最上階だけど直通エレベーターがなくて、途中でエレベーターを乗り換え、乗り換えに失敗すると、長い長い階段を登って行かねばならない。
ようようたどり着くと既に引っ越しは完了しており、荷物も片付いて、居心地の良さそうな応接室が出来上がっていた。

コーヒーとジュースのサーバーまである!
二人いる社員さんたちが頑張ってくれたらしい。

二人とも男性で、一人は俳優の古舘寛治をもっさりさせたみたいな背の高い人。
もう一人は背が低くてよくしゃべるお調子者的な人。

「ありがとう~お手伝い出来なくてごめんねー」「いいっすよ~」などと談笑。
引っ越し作業の手伝いは出来なかったけど、明日からオフィス2つ、掃除しなきゃだな~、と思う。

いつしか20年の時が経った。
好青年だった古舘寛治似の男はすっかり古舘寛治そのもの的な中年男性になった。
よく飲み、よく遊ぶ。チャラい中年。
同僚女性とは20年来つきあっているのかつきあっていないのか、よく分からない…という関係で、古くから彼らを知る人は、「えっ、まだ二人は結婚してないの?」と言う。

(ここら辺で、これが、夢内ストーリーだと気づく私。)

古舘寛治似の男も同僚女性も、きっかけがなかっただけでお互い結婚してもよいと思っている。
会社では最近本来の業務以外に輸入化粧品の配送の仕事を始めた。
しかし、正規の代理店ではないのでおおっぴらにすると罰されてしまう。
うまく行くと短期間で大きな利益が出る。
利益が出たら彼女に結婚を申し込もうと思う古舘寛治似の男。

目が覚めそうになる。

この二人の仲がどうなるのかそれだけ知りたいのに~!と思っているうちに完全に目が覚めました。



鱧鍋。
先月、実家近くの神社の祭りの時に、大きなハモを実家からおすそわけしてもらった。祭りと言えば、ハモ。

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