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ミュージカル「ケインとアベル」
大阪上本町の新歌舞伎座にて、ミュージカル「ケインとアベル」を観てきました。
めっっちゃ良かった!
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ミュージカルにはとんと疎いんですが観劇は好き。noteでJanet.Kさんの絶賛記事を拝見。
実は松竹座で歌舞伎を見に行って幕間の時間に開けたスマホで読んだ記事でした。
「わぁ見たい!」
観劇中という高揚した気分なこともあり、その勢いで大阪公演を検索して。
振替休日夜の立見席がまだ「販売中」になってる!ナマで見られる!と、迷わず買っちゃったw
松下洸平さんがそこまで好き?と聞かれたらまぁ普通に好きです。
朝ドラ「スカーレット」見ていたもんで😅
ハチの「キスは、いつするんやろ?」の破壊力。
同じく朝ドラ「カーネーション」での
綾野剛「おいも 好いとった」(通称・おいも砲)に匹敵すると思います。
が、「スカーレット」のハチ以外は、去年の大河ドラマ「光る君へ」の周明くらいしか知らない。
その程度の好き度。でも舞台の松下洸平、歌って踊る松下洸平を見てみたい!
会場について入場列に並んでたら
「私、松下洸平が出てるて言う以外、何にも知らんねん」
「私も」と話している人の声が聞こえて来た。
良かった。私だけじゃなかった😅
Janet.Kさんの記事を読んだ以外、予習無しに見に行ったんでプログラムを買ってあらすじくらいは押さえておかなくちゃ⋯と思ったんですが、物販コーナーは長蛇の列!早々に購入断念。
プログラムだけ別売場で売ってほしいもんです😔
席を確認して、これから3時間の立ちっぱに備えてベンチに座って膝を温存。
座っている間にウィキペディアでジェフリー・アーチャーによる原作小説のあらすじをチェック。
ふむふむ。
この大河小説をどんな風に脚色?
舞台のレビューも読んでみよう〜と検索してnoteで詳細な観劇記を見つけて読んでみる。
原作との対比とか各場の見どころとかも書かれていて読み応えある記事でしたが半分も読まないうちに時間切れ。続きは幕間にまたベンチに座って読みました。
読んでて良かったー。
原作小説やそれを脚色した舞台構成を少しでも知っておくことでより楽しめました。時間があって原作読み込んでいたらもっと楽しめたと思います。
が。
全く矛盾するようですが、仮に予備知識ゼロで見に行ったら楽しめなかったかというと、そんなことは無かったはず。
物語自体は、偶然にも地球の反対側(アメリカとポーランド)で同じ日に生まれた2人の男性が数奇な運命で巡り合い憎み合い一生を終えるという、ドロドロした話なのですが。
ミュージカル!
数々のナンバーと歌と踊りが素晴らしい。
ダンスのナンバーでは会場全体で手拍子で大盛り上がり。
ミュージカル俳優の皆さんの歌は本当に凄くて胸を打つし、本業がミュージカル俳優ではないはずの主演のW松下(松下洸平さん&松下優也さん)の歌も素晴らしかった。松下優也さん、朝ドラ「べっぴんさん」の不憫なアイビー男のイメージしかなかった😅 歌手でいらしたのね。
心配だった立見席での観劇ですが。
座って見るより集中出来た気がする😉
舞台装置もプロジェクションマッピングも、客席も、全体を俯瞰で見られたのは良かったです。
オペラグラスで見てる時間は長かったですけどねw
拍手したり手拍子したりも、立ってする方がノリノリで出来た気がします。
ただ、カーテンコールで着席していた人たちも総立ちになってしまうと全く舞台は見えなくなりました。なのでカーテンコールは舞台上で何が起こっているのかさっぱり分からず雰囲気だけwww
危惧していた膝は大丈夫でした😊
でも昨日は帰宅してすぐにお風呂に入ってゆっくり温まって早く寝ました。
立見、行ける!という自信がつきました。