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【夢日記】354.N党夢

iPodを盗まれた。

iPodにはバッテリーは内蔵されていないので、プラグをコンセントに挿して使う。
その日、私は、カウンターにコンセントが並んでいて自由に充電したり音楽を聞いたりが出来るようになっているお店にいた。
帰ろうとしてiPodのプラグをコンセントから抜いた。
が、乱暴に抜いたので、iPodが店の外まで飛んでいってしまった。

すぐに追いかけたいが、お金を払わないと店から出られない。
外から「盗まれたー!」と大きな声。
急いで精算を済ませて外に出ると
「あっち!あっちへ走って行った!」

店から飛び出して来た私のiPodを誰かがキャッチして逃げて行った、その一部始終は大勢の人が目撃していた。
泥棒はまだそんなに遠くまで逃げているまいと思って教えられた方向へ、走って追いかける。
「◯◯◯◯人やで!」

私は走って外国人を探すがそれらしき人物は見当たらない。

元の場所まで戻ると、路上のテーブルでノートパソコンを操作していた女性が、○○○○人が集まっている地区があるので私のiPodはおそらくそこにあるだろうと、地図を印刷してくれた。

直線距離だとすぐ近くだった。
すぐ近くではあったけれど、その地区は、全く日本ではないようだった。
街並みもまるで違っていて歩いているのは外国人ばかり。
キョロキョロしながら歩く私は、逆に不審そうにジロジロと見られた。

煉瓦造りの観光案内所みたいなところに入る。
中は市役所っぽい殺風景なオフィスだった。
乱雑に並んだスチール机のひとつの棚の上に、私のiPodがあった。
こんなに太いコードがついているiPodなんて他にない、私のものに違いない。
が、私が手に取ろうとすると、外国人女性がやって来て、iPodを持ってどこかに行ってしまった。
あいつが泥棒か。
女性だとは思わなかった。

泥棒を追いかけようとすると、N党党首の立花孝志が現れて、話をつけてやると言う。
胡散臭いが仕方ない。

立花孝志に続いて廊下に出て、また別の部屋を通り抜けようとしていた時、突然、前を歩いていた立花孝志が体を折り曲げ苦しみ出した。

バタリと倒れた立花孝志の口から、ズルズルと半透明の内臓のような芋虫のようなものが出て来て立花孝志自身の体は縮んで行く。

やがて立花孝志は一匹の巨大な毒虫になった。

あっけに取られていると、立花孝志は人間に戻っていた。

いや、なんというか、真人間になっていた。
それまでの立花孝志の、何とも言えない胡散臭さが無くなって、信頼出来そうな人になっていた。

それはもう立花孝志ではなかった。

一体、何が起こったのだろう。

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