ナイトスクープ
今朝のNHK「あさイチ」の特集は「パートナー間の精神的DV」でした。
「長時間 無視される」で思い出すのは「探偵!ナイトスクープ」で名作とされている、「10年以上口をきいていない父と母」。
2013年に放送されたこの回、リアルタイムで見ていましたが。…ドンびきでした。
子供が生まれて妻が自分にかまってくれないからって理由で23年間も口をきかないとかある!?
23年間も口をきいてないのに、18歳の息子がいるってどういうことよ。
信じられへん。
口をきくのもイヤなのに子作りはするわけ?
奥さんの気持ちは想像出来なくもない。
「そうじゃないか(かまってもらえなくなってスネてひっこみがつかなくなったんじゃないか)と思っていた」
諦めてたのだと思う。
家にお金だけ運んでくれたら御の字だと思っていたのかな。
子供が傷ついているとは思わなかったのかな。
ナイトスクープの局長・西田敏行がしょうむない依頼でも涙ぐむのは通常運転だったけれど、この依頼で号泣しているのにはひいた。
のちにこの回は「神回」とされて、先月の西田敏行追悼回でも再放送されたそう。
※「レイテ島からの手紙」は掛け値なしに泣ける名作
関西人が「探偵!ナイトスクープ」という番組をどれくらい愛しているかというのは説明が難しい。
「"関西人"とは主語が大き過ぎ」と思われるかもしれないけれど、体感では「関西人で阪神タイガースが好きな人」よりも「関西人で探偵!ナイトスクープが好きな人」の方が多いと思う。
週間視聴率ランキングでも深夜ローカル番組ながら上位に来ることが多かった。
私も1991年に放送枠が現行の金曜23時台になってから20年以上、毎週楽しみに見ていました。
今でもすぐに思い出せる名作が何本もあるし、日常生活のなんかの拍子に「これナイトスクープで見たやつ」と思い出すこともある。
でも「10年以上口をきいていない父と母」が放送されたあたりから見逃すことが多くなり、いつの間にか全く見なくなり。
局長が松本人志に替わってからは絶対見ないことにした。
構成作家として百田尚樹がずっとクレジットされているのもイヤだった。
今、確認したら百田氏は去年政治活動に専念するため(ゲェーッ!)ナイトスクープを引退したらしい。
あさイチを見て、変な記憶の扉が空いてしまったw
今朝の「あさイチ」では、精神的DVに遭った人は、とにかく誰かに相談するのが大切とのこと。
誰に相談したら良いかという話もしてたようなので詳しくはNHK+をご覧になって。
相談された方は「すぐに離婚しろ」とか「なんで離婚しないの」などと言うと2度と相談してくれなくなることもあるから注意が必要らしい。
でも近しい人からDVの相談受けたら「離婚!」て言ってしまうなぁ…。