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観劇記録「ふくすけ2024」

8月12日、ロームシアター京都で「ふくすけ2024 歌舞伎町黙示録」を観てきました。

13時からなので、早めに京都に行って、先にお昼ご飯。
実は、四条にあるお粥屋さんに行こうと思っていたのでした。
行ったことないけど、美味しいよ~という話を聞いて。
が。
「本日お粥完売のため休業します」
との張り紙。
がーん。

気を取り直して。そこから少し歩いたところにあるラーメン屋さんに行ってみました。
以前、通りかかった時に「ラーメン屋さんや~めっちゃ並んでるなぁ、美味しいのかなぁ」と思って見てたのでした。
この日はまだお昼前だったからか、並ばず入れました。

味玉付ラーメン。豚と鶏の2種のチャーシューがのってた

美味しかった♥
このお店、食券制でホールは外国人のお姉さんがひとりで回してました。
カウンター席だったので厨房よく見えたけど、厨房回してるのも二人いるうち一人は外国人女性で、お客も外国人観光客ぽい人が多かった。

前日行ったなんばウォークのてんぷら屋さんのコピペかw
夏休み文楽特別公演「生写朝顔日記」|ねむ子 (note.com)
てんぷら屋さんのお姉さんは色白で中国系に見えたけど中国人じゃないようなのでミャンマーの人かな?と思ったんですが、このラーメン屋さんの店員さんは小柄で色が黒くて彫りの深い顔立ちでした。

昼食を済ませたらちょうど良い時間。
四条河原町からバスに乗ってロームシアター京都へ。

あらすじ
とある病院の怪しい警備員コオロギ(阿部サダヲ)は盲目の妻サカエ(黒木 華)に歪んだ愛情を抱き、サカエはコオロギを献身的に愛していた。そんなある日、コオロギの勤める病院に、薬剤被害で身体障がい児として生まれ、長い間監禁されていたフクスケ(岸井ゆきの)が保護される。彼を監禁していた製薬会社の御曹司ミスミミツヒコ(松尾スズキ)は逃走し行方不明。

エスダヒデイチ(荒川良々)は、精神のバランスを崩してある日行方不明になった妻マス(秋山菜津子)を、14年も探し続けている。知人からマスは歌舞伎町にいるらしい、と情報を得たヒデイチは上京し、歌舞伎町で出会ったホテトル嬢のフタバ(松本穂香)と自称ルポライターのタムラタモツ(皆川猿時)の協力のもと、マスの行方を追う。

裏社会で暗躍するコズマ三姉妹(伊勢志摩・猫背 椿・宍戸美和公)は、食うや食わずの境遇から歌舞伎町の風俗産業で一発当てて、飛ぶ鳥を落とす勢い。ひょんなきっかけでマスと出会い、生み出した<一度死んで生まれなおすゲーム>輪廻転生プレイが大ヒット。裏社会に影響力を持ち、政界にまで進出しようと企んでいる。

彼らの渦巻く情念は、やがて多くの人々と歌舞伎町自体を巻き込み、とんでもない方向に動き出す…

松尾スズキの戯曲はどれもそうなのだけど、毒がキツい。
誰にでもお勧め出来るというわけではないです。
不適切にもほどがある。
バッドエンドだし。

でも私は凄いなーと圧倒されて、前のバージョンのも見たかったな、と思いました。
松本穂香ちゃん、可愛かったな♡(ホストに貢いで借金を作って売春してる女の子)
岸井ゆきのちゃん、凄かったな(タイトルロールの障害児・フクスケ)
黒木華ちゃん、生で見られて嬉しかった~大河ドラマの倫子さま!さすがです(盲目の女)

ホールを出る時、最後列の車いす席に、車いすに乗って酸素吸入器をつけた重度障害者の方が観劇してらしたことに気づきました。
フクスケと同時期に生まれた障害児のうち、フクスケ以外の子供たちはホルマリン漬けにされてしまった。フクスケだけが頭が大きすぎてガラス瓶に入らなかったために生き延びたというこの物語を、どんな気持ちでご覧になったのか。

あー、書き忘れてた、三味線がめっちゃ良かった!
前日は人形浄瑠璃で、2日続けて三味線にウットリでありました。
三味線はこの方!↓


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