175.本の夢
2019.8.7
SNSや新聞雑誌の書評で評判になっている本を買って読んだ。
公募小説作品のアンソロジーで、老若男女のアマチュア作家の作品集。
特に面白いのが、標題作で、ある男子校の高校生の作品。
朝、登校してからチャイムが鳴って、教室に担任教師が入ってくるまでの短い時間をいきいきと描写したもの。
帰省していた息子に読ませてやろうと、分厚い本をパラパラめくってその作品を探すのだけれど見つからない。
めくっていると、ああこれも面白かった、これはまだ読んでないけどすごく面白そう、なんとカットが大島弓子先生、章タイトルページにすごく綺麗な山の写真、といろんな作品が次から次に出てくるのだけど、肝心の息子に読ませたい小説が見つからない。
なんでかなぁ。