152.米倉涼子夢

2018.10.23
私は米倉涼子さんの部下で、パラリーガル役の若手女優でした。

撮影が終わって帰ろうとすると、米倉さんを取材しようと待ち構えていたレポーターに捕まって、米倉さんのことをいろいろ聞かれた。

なんとか逃れて米倉さんと待ち合わせていた店に行く。
ワインの美味しい店だった。
米倉さんは、ビールとワインのカクテルを豪快にぐいぐい飲んでいる。
私はシャンパンを飲みながら、バーテンダーが出してくれた美味しい料理を食べていた。
照明が暗くて何の料理かよく分からないのだけど、なんか魚卵ぽいものと、野菜を和えたお料理。
キャビア? たらこ?
赤ワインを注文しようかと思うけれど、もうすぐ鶴瓶さんが米倉涼子さんに会いに来られるらしい。
すごく良いワインを持って来てくださるらしい。

いつの間にか朝になっていた。
真っ暗だった店内はびっくりするほど真っ白に。
明るくなった、というのではなく、色が抜けたような白。

「撤収! 撤収!」大きな声が聞こえる。
今までいた店はスタジオ内のセットで速やかに全て運び出してがらんどうにして撤収しなければならないらしい。
私の隣の米倉涼子さんは、ぐっすり眠っている。
揺すっても起きない。

私は正体なく眠り込んでいる米倉涼子を肩に担ぎ、スタッフたちと大急ぎで貨物運搬用の大きなエレベーターに乗り込む。(そこは地階だった)

地上に出ると、外はやはり色が抜けたような真っ白な昼間だった。
米倉涼子を肩に担いだまま、歩き出す。
彼女は私よりずっと背は高いけれど、重くはなかった。





デジタルリマスター版「遊星からの物体X」を夫と三男といっしょに見に行って、帰りになんばパークスの博多もつ鍋のお店に行きましたー。モツがぷりぷりしていて超美味しかった
ステーキも~
馬刺しも~

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