恐竜映画ちょこちょこ
ここ一週間で恐竜映画を3本観ました。
一つ目はシン・ゴジラ、二つ目はジュラシックワールド、三つ目は名探偵ピカチュウ。ピカチュウは恐竜映画にカウントしなくていいかもしれない。
実は恐竜映画が好きなのかもしれません。恐竜、小さいころはゴツゴツしていて可愛くない色だし、牙も目も怖いので苦手でしたが、いつからか平気になりました。つらつらと感想を書きます。
○シン・ゴジラ
映画館で見るタイミングを逃しているものの、10回以上は見ている好きな映画の一つです。むしゃくしゃした時にBGM的に流します。自分の見知った建物や路線がプラレールのように壊れていく様子を見るのは嫌いではありません。私生活でそれほど恨みを持っているつもりはないけどなぁ。
映画の中で断トツに好きなのは、高橋一生さんや市川実日子さんなどの専門家たちが一切の愛想とビジネス的気遣い言葉なしで専門用語を駆使して喋りまくるシーンです。その知識量と我が道を行く感じが好き。たまらない〜〜〜〜!!そういうとこやで〜〜〜!!!
緊急事態宣言が出てからこの映画のがたまに引き合いに出されていましたが、それとこれは別だよなあ〜と思いました。ゴジラは目に見えるし、当面一匹だけだもんな。でも決断力はあった方がありがたいな。
○ジュラシックワールド
流れ作業的に働くお兄さんがいて、恐竜たちは管理されているものの危険な存在だし、いつ自由になれるか虎視眈々と生肉を食べる機会を伺っていて、危険な要素が少しづつ散らばっている。楽しい空間だけどそれがいつ崩れるのかがわからない不穏な空気が好きです。
キャリアウーマンのクレアが最後までピンヒールを脱がないのがかっこいいけど転ばないか心配になります。普段からガラス越しにしか恐竜見てなかったのでは?と思ったり、森の中の環境で全身白い服っていうのも、こんな機会を想定していなかったでしょ…と突っ込んでいます。二人の息子がいて離婚の危機に瀕しているお姉さん、キャリアウーマンの妹という反対の状況なのも味だなぁと思います。
最後の誰もいなくなったパークでボスっぽい怪獣がギャオーーーって雄叫びを上げるところもいいですなぁ。
私も安全だったら行ってみたい、ジュラシックワールド。だがしかし、絶対的な安全などこの世の中にはありはしないのだ…(合掌)
○名探偵ピカチュウ
これは恐竜映画ではなく、ポケモン映画にカウントした方がいいかもしれない。ポケモンは一つの巨大ジャンルだからね。しかもポケモンは怪獣ではない。ポケットモンスターだもん。
去年話題になったもののタイミングを逃し、先日の金曜ロードショーでやっと見れました。イケボでふさふさで、シワシワで話題になったピカチュウ、偏頭痛に悩まされているふさふさのコダック(そんな設定があったのに驚きと愛おしさ増し増し)、つるつるのフシギダネ!!ど れ も と て も かわいい!!!!
ピカチュウがイケボの理由もきちんと回収されてお話としてもまとまっているし、ポケモンと人間が当たり前に一緒に生きている優しい世界でした。共に生きよう…。
最後のエンドロールも初期のポケモンをリスペクトしている感じがしていて、とても素敵だったな。製作陣の愛を感じる作品って良いですよね…この映画がきっかけでポケモン愛が再燃された方も多いと聞き、確かにそうなるよな〜と納得した作品でした。見たことのないポケモンも増えて、時の流れも感じました。笑
ピカチュウに私の足もマッサージしてもらいたい。
これもかわいい。ほんとワンダフルワールドだよ…
あと、番組の間のDMでSwichのソフトのCMを流していたのが、タイミングが秀逸すぎて合掌しました。CM枠設定が天才すぎる。
友人と恐竜映画のことを話した時に、「恐竜映画はヒューマンドラマだよ!!」と言っていたことを思い出して、確かにそうかもと思いました。未知の物体に遭遇した時に人間はどう動くのか、どこまで汚くなれるのか。
どの作品もそんな風刺もりもりのなのかもしれないですが、難しく考えずに摂取したい今日この頃です。ギャオ〜〜〜〜(恐竜の雄叫び)(思考放棄)(ウィンドウショッピングしたい)