見出し画像

【自己紹介を兼ねて自分を整理】


初めまして。ねむ子です。


保育業界7年目(初心忘れなさすぎて成長できてるのか不明)の私が、「保育士」としてではなく「保育士をしている私」として見える子どもの世界、等身大の思想、書けたらと思います。


私は社会に出るまで、置かれた環境に恵まれていた事もあり、自分自身に不自由さを感じずに過ごしてきました。新しい環境に慣れる事に時間がかかる事人と話すことに人より緊張する事は感じてはいましたが、人間関係に何か障害があるわけでもなく過ごしてきました。


尚且つ、中学、高校では吹奏楽部で部長を務めたり、グループや班活動ではまとめ役に自分から手をあげたりと、自分に対してなぜか自信があった私。

自分の武器は、人の表情や声色、言葉、雰囲気から、その人が何を考えているのか読み取る力が人よりきっと、長けている事。だから、他に人がやるなら自分がやった方がいいと、そういった立場に立ち続けたのだと思います。


そんな特性は武器だと思える時もあれば、周りの「人」というものから発信される非言語的なコミュニケーションが、自分の中に入り込んできすぎてそこから枝分かれするように、ああかな、こうだったかな・・・と、何個もの予想が広がって絡まっていく。そして、悩みの種となっていくことの方が多く。涙 


今は大人となり、保育士をしながら人の特性について、かじり、かじりではありますがほんの少しだけ知識として自分の中にあります。知識という名の感覚というか。今思うと私は、工夫が必要な子どもだったのかもしれません。


だからこそ、私、自分がそうだった分、子どもの気持ちも人より察しやすい気がしています。街中で、「あのこ、きっとこう思ってるのになぁ」と思うこともしばしば。自分がいろんな気持ちを抱きながら、グネグネと回り道をして大きくなった事で、ふがふがしている子どもの気持ちが何となーく予想できるのです。


そんな私から見える子どもの姿、世の中の見え方を発信して、いろんなことを考えている方達と共感しあえたら嬉しいなと思っています。・・・そして、私のような特性をお持ちの方も、ぜひ、うんうんあるある。と、暖かく見守ってください。。


幼少期こそが大人になるまで変わらぬ素の姿(ねむ子の場合)


自我が芽生えた頃より、とにかく泣く、泣く、泣く。
母が話を聞こうとしてくれても火に油。途方に暮れてじー・・・っと私の事を見つめていると

「みーーーなーーーいーーーでぇぇぇええ!!!!!」

とさらに大泣きで、そっと開けていた窓を閉めたそう。笑

幼稚園も年少〜年長まで毎朝行き渋り号泣。行くけど。泣いて、目を腫らせて、でもそれで泣いたことがバレるのが嫌で

私「目、腫れてない・・・??」
母「ぜーんぜん腫れてないよ!(めちゃくちゃ腫れてるけど)」

このやりとりがお決まり。

社会に出ることの緊張、1日の見通しのつかなさ、友達が来るか来ないか不明確であること。この不安の感覚は今でも鮮明です。

幼稚園という社会に出てしまえば、いわゆる先生に気に入られるような割と何でもできちゃう子で、運動会の体操の代表とか、音楽会の最後の言葉の代表とか、何だか色々やった。なぜかそういう子に見られる。でも、本当はかなりエネルギーを使っていた事だったのかな、と。この自覚はあまりないけれど。

年長のお泊まり保育では、とにかくお泊まりに対してのハードルがエベレスト級。夕方からドキドキソワソワ止まらず。いよいよ、友達と布団を敷いて寝るとなったとき、タオルケットから家の匂いがして、この日のために準備してくれた母の顔が浮かぶ。涙が・・・

泣いて、泣いて、友達と一緒の部屋では寝かせられなかったのでしょう。私は職員室で1人、先生と一緒に眠りに付きましたとさ。



子どもに携わっている方ならご理解いただけると思いますが、これらの姿は、緊張、不安、完璧主義であること、などから生まれる姿だと思います。大人になった今でも、基本的にこの幼少期に持っていた特性はくっきりと残っています。


人はそんな簡単には変われないのですよね。良くも悪くも。


近頃ようやく、どんな自分でもよしとしよう、あの人はあんな事いっていたけど、これは自分にとってはどうでもいいことだ、と選択できるようになってきました。


これができると本当に楽で、いつも22時までには力尽きてしまっていた私。しかし、只今23時。心の元気が残っている!!と自分で感動。明日に対してのプレッシャーも多くありません。


もちろん、もっと出来なきゃダメなんだ。と基本的には思ってしまうタイプで時には苦しくなることもしばしばですが、今はこれでいいと、言い聞かせて元気でいることを最優先しています。


・・・ということなのでした!
どうか、よろしくお願いいたします(^^)

※社会人で適応障害になりかけた(多分なってた)話は、「そんな時もあった現27歳」をお読みください。






この記事が参加している募集

私の文章で、なにか響いたものがありましたらぜひサポートをよろしくお願いいたします。