日記 0301-0320
3/1 金
恋人ととんかつ屋で映画の話をする。苦手な映画、すきな映画のことなど。
今年は一緒に古い日本の映画をたくさん観ようねと言った。
ナーズのクッションファンデ買ってみた。
サンプルいっぱいもらってホクホクする。
3/2 土
ダイソーでスリッパ入れにできそうなものを買って取り付けてみたのだけどうまくいかない。吸盤がくっつきそうでくっつかない、くそう。
恋人の髪を切った。
ちょっと韓国アイドル風になった。
寅さんを途中までみる。地道に働こうとしている寅さんって珍しい。
Q10メガ割が始まっているー!
3/3 日
近所の中華屋へ。美魔女が働いていた。その年齢でその美貌、という方の美魔女じゃなくて、ほんとうに美しい魔女ってかんじの方だった。
食べ終わったあと彼が「ぜったい家族経営だよね、あそこ」と言うので、なんで?と聞くと、「あのポニーテールの女の子とその兄くらいの男の子、自分はいま働いてるんだっていう意識がなかった」と言うので、ほうほうと頷く。
働いてるっていう意識にならずに働くってどんなかんじだろう?ちょっと羨ましい。
3/6 水
ちょっとわたし、図太くなってるのを感じる。いいのか悪いのか。着実に前の自分ではない思考になりつつある。
さみしさ半分、生きやすさ半分。
3/9 金
「七分の粋と三分の野暮」
向田邦子がある落語家をこう評していた。いい配分。
新幹線から富士山をみた。天気が良かったからよく見えた。「富士日記」読んでみたくなった。
友人の結婚式のため、京都に来た。雪が降ったりやんだりしている。結婚式は明日なので今日はひとりで街をぶらついた。
三密堂書店へ。
2階は多分家になっていて、女の子たちのキャッキャという声がする。
石川啄木の「ローマ字日記」を買う。
前に京都旅行で来たときに買わずに後悔した品。まだあった!!嬉しい!
行ってみたかったフランソア喫茶
3/10 日
結婚式。
ここぞというときのためのHYKEの黒いワンピースがやっと着れた!背筋が伸びる。
ともだち、すごく綺麗だったな。
ひさしぶりのひとにも会って、懐かしくて、たのしかった。駅のイノダコーヒーのあたりでまたいつか、と言って別れた。
3/16 土
あったかいから村上春樹読んでる。
春の陽気にぴったり。
3/17 日
夜、人生ではじめて天下一品たべた。
どろどろなのにするする胃に入る。
なぜか夜中におなかが空いた。
3/18 月
朝眠くて、ちょっと気持ち悪いまま満員電車乗ったらキリンの広告のめめの笑顔が眩しくて、目が覚めた。ほんとうにキラキラの笑顔!
「すべてに興味を失うということは、すなわちすべてから失われるということだ」
ローマ字日記よんでる。
読んでいいのかなあという気持になるくらい赤裸々で、ちょっと後ろめたさを感じながら読む。若さが、生が、くるしい。わたしはこんなにもわたしに向き合えない。
3/19 火
仕事終わりに「海がきこえる」を映画館でみた。なんてすてきな題名なんだろう。
主題歌は「海になれたら」
3/20 水
なんか失敗しちゃったかなって思ってぐるぐる考えてしまったけれど、すべてはいつか思い出した時のためにある、とおもったら、良いことにも悪いことにもあまり違いがないじゃない。
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