好きは有限

こんばんは、夢見です。しばらく自分が落ち着かなくて、この場所に来れずにいました。

今日は、好意について考えたいと思います。

私は、恋愛的な意味で一人の人間から熱烈な好意を受け取ることができません。トラウマなのです。かつて恋愛関係にあった人が豹変してしまったからです。最初は優しくて、私を傷つけるようなことは言わない人でした。だけど、次第に私が言うことを聞かないと暴言を吐くようになったのです。それでも私は彼が大好きでした。今考えると見る目がないなあ、ばかだなあって思うけど、大好きでした。どれだけ暴言を吐かれても、ごめんねって謝る彼を見れば全てを許せました。だけど、そんなのは長くは続かなかった。

何も感じなくなってしまったんです。どれだけ怒鳴られてもなんとも思わなくなったし、脅されても平気になりました。きっと心の防衛本能が壊れてしまったのです。そして、そんな私に彼は最大の脅しをかけたのです。それは、自らの命を絶つこと。幸い命に別状はありませんでしたが、彼の心にも、私の心にも、治りきらない傷ができてしまいました。

難しいですよね、好意って。

好意と狂気は紙一重。すぐに移り変わってしまう。無限の愛情なんて存在しないんです。それでも人と人とは求め合い愛し合うのです。滑稽ですね。

いつか私もこのトラウマから解放されて、そんなものを信じられたらいいな。



2021 0928

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