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chiyoizmo
最近の若い子は、ということば
今年で社会人5年目になる。
広告代理店に新卒で就職し、それなりに仕事を覚え、そつなくこなすことができる年次になった。
そんな今日、ふたつ上の先輩から仕事中にチャットが届いた。開いてみるとそこには2年目の子とその先輩とのやりとりの一部が切り取られた画像だった。ふたつ上の先輩の指示を2年目の子がやんわり断っているやりとりが、そこには記載されていた。
「いやー最近の若い子は意思が強いというのか、僕が2年目の頃は5つ上の先輩の指示を断るなんて出来なかったよ」というメッセージと共にそのチャットは送られてきた。
私は大学時代は体育会という上下関係のもと育ってきたこともあり、この先輩の気持ちも少しは理解できる。大学時代の私にとって先輩の言うことは絶対だったし、それに対して疑問に思うこともなかった。
けれど社会に出て思うのは、必ずしも上司や先輩という存在が尊敬に値する人ではないということだ。何を基準に尊敬に値する/しないを決めるのは人それぞれだが、むしろ尊敬に値する人を見つけることの方が正直難しい。
決して私はこの会社の先輩のことを嫌いなわけではない。けれどそんな若い子を部下としてコントロールすることさえできない己を省みる必要もあるのでは、と感じた。
言い方は悪いが「なんでこんな人に」と相手を少し下に見て文句を言う時は、「いや、こんな人でさえ上手く関係を築けない自分って」という心持ちで
今後は過ごしていきたい。