『生涯の仕事に何を選ぶか』の基準
寄せられるお悩みの中で多いものの一つに「何を仕事にすればいいのか」というものがあります。
『仕事』はあくまでも人生を豊かに幸せに生きる手段なので、こんな時はそもそも『どう生きたいのか』を見つけるセッションをお勧めしているところです。
仕事を定める時に出てくる考えとして、『好き』『得意』『お金になる』社会の役に立つ』の4項目全てを満たすもので考えろ、というものがありますね。
しかしそれは果たして、そうなのでしょうか。
先日相談にいらした方は、昔から大好きで極めていることで、お金にも社会貢献にもなる仕事をしているのですが・・・
人生半分を過ぎた段階で「これじゃなかった・・」と新たな方向を探し求めているとのことでした。
多くの方が上記4項目のどれかから仕事を選んでいると思いますが、それはどこかで「これじゃない」に突き当たる可能性があるということ。
私自身も、公務員の次を15年ほど考えていました。
眼の前の選択肢はガイドとライターでしたが、結局別の選択をしたのです。
何を仕事にするかを考える時、『今ある選択肢』から人は探そうとしがちですがそれは世の中の仕事のうちのほんの一部に過ぎません。
過去の延長線から飛び出し、違う世界に足を運ぶことで、自分の中に眠っている可能性に気づいたり、才能を開花させたり、『やるべきこと』に気づくことがあります。
眼の前の選択肢から探すことは簡単ではあるけれど、心から納得いく選択をするためには、物事を広く見ると同時に、自らを探訪することも必要。
もちろん、それは今の仕事を否定するものではありません。
仕事をする中でも、外からの刺激と中から湧き上がる違和感を頼りに、また新たな選択をすること・・それが、自分の天命につながるのだと考えています。
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人生の孤独から解放され
大切な人との真の繋がりを手に入れる
"人生革命の伴走者" 小橋川 牧
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