10年以上応援している最推しに初めて会いに行った話
⚠️限界オタクが思いの丈を綴った記録。
あくまで備忘録であり個人の感想です。
そしてクソ重感情を垂れ流しているので長いです
何でも許せる方のみお読みください。
まず初めにわたしは新垣結衣が大好きな生粋のオタクである。
新垣結衣という人を認識した頃はまだ小学生だった。それから月日が経ち彼女のオタクになりかれこれ10年以上は経っている。
気付けばわたしは社会人5年目に突入していた。
今まで幾度か映画の試写会などで推しと会う機会は設けられていたが、ことごとく落選してきた。
しかし、今回は素敵なご縁に恵まれゴーストブックおばけずかんの初日舞台挨拶に行けることになった。
まさか参戦できるとは思っておらず、19日の夜に行けることが決まった際わたしはひとり自分の部屋で大絶叫していた(※近所迷惑です)
生きているうちに一目見たいと心の底から願っていたあの新垣結衣に会える…?
生涯、推すと決めた推しに????
ウソだ????
本当に????
オタクが作り出した都合のいい夢とかではなくて?????
こわい。
戸惑いと嬉しさで頭がぐちゃぐちゃだ。
感情が大渋滞である。
スマートフォンを持つ手がとにかく震える。
何度も何度もスマートフォンの画面を見ては
「ゴーストブックおばけずかん 初日舞台挨拶」の文字列を指でなぞって反芻する。
声を上げて飛び上がるほどに嬉しかった。
ずっと一途に応援し続けてきた推しに生まれて初めて会える。いまだに夢なのではないかと思う。
数年ぶりに新幹線のチケットを購入し、長年応援してきた新垣結衣に会いにいく。
こんなにも心踊る出来事はあるだろうか。
心が弾む反面、新幹線で東京へ向かう中、心臓が波打つように大きく跳ねていた。
極度の緊張からか喉が異常に渇きペットボトルのお茶をすぐに飲み干した。
心拍数が上がり、左胸に手を当てるとドキドキと鼓動がうるさく騒ぐ。
自分の心臓の音が他の乗客たちに聞こえるのでないかと思うほど胸が張り裂けそうだった。
推しに会える喜びで胸の奥がちぎれそうなぐらい痛んだ(重度な限界オタク)
気を紛らわす為に異世界混合大舞踏会を爆音で聴いて必死に平静を装う。
駅弁を食べて車窓を眺めていると少しずつ気持ちが落ち着いてきた。ホッと胸を撫でおろす。
2時間半かけて東京に着くと、すぐに日比谷へ向かった。
日比谷駅から徒歩で歩いていくとすぐにTOHOシネマズ日比谷に着いたので方向音痴のわたしは内心ホッとした(笑)
わたしは結衣ちゃんのトートバッグを持ってきていた。映画館でパンフレットとグッズを購入し周りを見渡していると、どこもかしこも同じトートバッグを持った若い女の子たちであふれていた。
わたしにとっては新鮮で不思議な光景だった。
自分と同じように新垣結衣を応援しているファンがこんなにもたくさんいるんだなと、頬をゆるませずにはいられなかった。
身の回りに同じぐらいの熱量で新垣結衣について語り合える友人がいないので正直、この光景を見て不審者並にニヤニヤしていた(気持ち悪いぼっち参戦オタクですみません)
制服姿の子たちもいて学校帰りに一緒に来たのかな?と微笑ましく思えた。胸が熱くなった。
(わたしもそういう青春を送りたかった…!)
東京ってすごいなあって感動した(小並感)
オタク、初めて実物の推しに会う。
ゴーストブックおばけずかん上映後、始まった初日舞台挨拶。キャストたちが続々と登場する中、一段と後光がさす人がいた。新垣結衣その人である。
実物の推しを初めて見てオタクは息を飲んだ。
新垣結衣を見たその瞬間、
思わず、目を見開く。
!!!!!!!!?
空気が一変し、会場が一気にざわついた。
頭が一瞬で真っ白になる。
指先が小さく震えてしまいその震えを周りの観客たちに悟られないようにきゅっと必死に握りしめた。
ゆっくり息を吸い、パチパチと瞬きを繰り返す。熱を持った指先をじっと見つめてこれは夢ではなくて現実なんだと痛感する。
オタクは生の新垣結衣を浴びた。
とにかく全てが驚きの連続だった。
お茶の間で見ていたあの新垣結衣が目と鼻の先にいるからである。
推しが存在している。推しが生きている。
テレビの中の人がいる。
画面の前で食い入るように見ては可愛い!と悶絶していた推しがそこにいる。
その事実だけが頭の中で埋め尽くされていく。
ずっとずっと想い焦がれてきた憧れの存在である推しと同じ空間にいて、同じ空気を吸っている。
推しが肉眼で確認できる距離にいるこの景色がまず信じられなかった。
目を擦ってみるが間違いなく新垣結衣はただそこにいて、静かに佇んでいた。
彼女は誰よりもきらきら輝いて見えた。
こんなにも幸せな時間はあるだろうか。
いや、ないだろう。
身体中の細胞が喜ぶのを感じた。
顔に嬉しさを隠しきれない。
多幸感でどうにかなりそうだ。
わたしは今、奇跡の体験をしている。
もし、走馬灯を見る日が訪れたらこの瞬間は間違いなくわたしの頭の中で駆け巡るんだろうなって思った。
大好きな推しが目の前にいて正気でいられる人はいるのだろうか。
え?????
なんか推しの存在ってすごい……パワーがすごい……女優ってすごい……(語彙力の欠如)
新垣結衣、涙が出るほど可愛い。
もうその可愛さで地球が1回割れた。
はあ??????どう考えても全人類の中で新垣結衣が一番可愛いじゃん(憤怒)
あまりにも美しくて可愛い推しに鼓動がどくどくと早くなる。
呼吸が自然と浅くなって。
胸がちく、と痛み、苦しくなっていく。
ああ、どうしよう。
心臓が鷲掴みされているような気分だ。
感情が忙しい。理解が追いつかない。
脳内で情報が追いつかずぱちぱちと思考回路がショートするかのような感覚。
まるで雷に打たれたような強い衝撃だった。
幸福のキャパオーバーだと思った。
わたしは彼女の今回の役名である瑤子と書いたうちわを作成し持っていたのだが、結衣ちゃんは舞台に上がるとこちら側の席に視線を投げた。
彼女の美しい顔がほんの一瞬驚いた顔を作った。
結衣ちゃんはそのあとこちらの席側をじっ、と見つめて微笑んだ。
完全に不意打ちだった。
アア〜〜〜〜〜〜〜!!??!?!
新垣結衣、好きぃぃぃぃイイ(心の叫び)
ほんの数秒の出来事であったが目が合ったような錯覚に陥りその間息を吸うのを忘れていた。
たった、数秒。されど、数秒。
まるでスローモーションのようだった。
あまりにも突然のことに頭が沸騰しそうになる
もしかしたら都合のいいオタクの勘違いなのかもしれない。それでもなんだか通じ合えた気がして嬉しかったのだ。
(勘違いしたもん勝ちだと言い訳させてください)
普段、自分のファンに会える機会が少ないからか彼女は観客席全体を幾度も見渡していたように感じる。端の席から後ろの席まで。
本当によく見ていた。
そして自分のファンを見つけると出来るかぎり反応してニコッとあの弾ける笑顔を見せていた。
オタクたちはみんな彼女の笑顔に釘付けになっていた。みんな心を奪われていた。
気づけばもう目でずっと彼女を追ってしまっている。
オタクは結衣ちゃんが話している姿を夢中で目に焼き付けた。
結衣ちゃんのあの透き通った声が鼓膜に届く。
幸せすぎて意味が分からなかった。
もう目からも耳からも幸せが大渋滞していた。
目が離せなくなって、その眩しさに頭を抱えそうになった。
吸い込まれてしまいそうなほどに可愛い。
まさに可愛いは最強、可愛いの前では服従。全面降伏状態。(心の中のみくりさんが崖から叫んでた)
狂おしいほど好きだと思った。
かわいいがゲシュタルト崩壊しそうだった。
あの場のわたしは推しの尊さで目まぐるしく脳が活性化していたと思う。
新垣結衣は本当に美しかった。
なんといっても美しい。
ただその一言に尽きる。
顔がとにかく小さく、鼻筋がお人形さんのようにスっと通っている。
目がまんまるできゅるきゅる。指先が長くて細い。
パーツのひとつひとつが本当に綺麗でびっくりした。横顔のラインが特に美しくてまるで彫刻。
もうビジュアルが限界突破。大優勝していた。
立ち振る舞い、佇み方、仕草が自然で癒される。可愛くて仕方がない。
ついつい目が行く。
そして何より彼女はスタイルが異次元おばけだった(※めちゃくちゃ褒めてます)
腰なんて折れてしまうのではないかと心配になるぐらい細かった。(折れないけど)
テレビで見ていたのとは比にならないぐらい実物の新垣結衣は美しさと可愛らしさを兼ね合わせた気品に満ちた人だった。
彼女が衣装の裾を両手で掴みながら階段を降りている。
その姿がとても絵になっていた。
衣装やスタイリングも相まってまるでお姫さまみたいだなあと思った。
(スタイリストさんのチョイスが大天才)
特に初日舞台挨拶でわたしが印象的に感じたのは完成披露試写会時に【大好き!】とおばけずかんのことを話していた結衣ちゃんが青木アナからあらためて好きになったところを聞かれた時のことだ。
全部ですと前置きしつつ、
【いくつか挙げると、まずジズリに向かって行く時に、なぜかみんなで髪を結ぶところがありますよね。みんなが瑤子先生のヘアスタイルを真似して髪を結んでいるんですが、 サニーはここ(前髪)を結んでいるんです。あれが本当にかわいくて、すごく好きなシーンです。】
【もっとあるんですが、良いですか(笑)? 】
【今まで戦ってきたおばけたちが最後に大集合して、私たちに温かい目線を送ってくれて、一緒に(困難に)立ち向かっていくんです。いろいろと終わった後、(彼らとの)お別れの時は素直に涙が出て、すごくグッと来ました。】
【"どういう生き物か"ということは関係なく、"一緒に立ち向かった仲間"という関係は「すごくステキだ」と思いました。】
【あともう一つ、最後の最後のシーンで、みんなが海辺を走っていくシーンはちょっとノスタルジックでもあり、「これからもまだ続いていくんだな」と感じられてステキでした。】
と具体的なシーンを次々と嬉しそうに熱く結衣ちゃんが語っていたこと。
話し出したら止まらなくなるそんな結衣ちゃんに親近感がわく。
まるで観客たちに話しかけるように話す彼女に
心の底からこの映画を愛しているんだなとじーんときた。
図鑑の試練を乗り越え、無事に公開初日を迎えた子どもたちへ結衣ちゃん、神木くん、山崎監督、スタッフ一同から表彰状を受け渡すサプライズがあった。結衣ちゃんが賞状を読み上げ子どもたちへ渡す。本当に先生と生徒みたいだなと思った。
そのあと、結衣ちゃんがクランクアップ時に子役の子たちにお手紙を書いて渡していたエピソードからサプライズ返しで子役の子たちが順番に結衣ちゃんに宛てたお手紙を読んでいく。
戸惑いつつ少しばかり照れくさそうに結衣ちゃんの口もとがゆるむ。徐々に涙目になりながら子役たちを見つめる彼女の目は慈愛に満ちていた。
まるで子を見守る母のようだった。
それは今までに見たことがないぐらい柔らかい表情だった。
文香ちゃん:
新垣さんへ。
「ゴーストブック」は私にとって初めてのお仕事でした。クランクインの時、ガチガチに緊張した私を笑顔で迎えてくださいました。緊張しすぎていて、セリフを噛んでしまった私が、セリフの確認をしていた際に、私の肩に手を置き「文香はちゃんと覚えているから大丈夫」と励ましてくださいました。不安と焦りでいっぱいになっていた私は、いつも笑顔で横にいてくださる新垣さんの存在に救われていました。新垣さんは、私にとって初めての仕事の先輩です。新垣さんが、初めての先輩で本当に良かったです。この先、どんな道に進んだとしても一番大切にすべきことを教えていただきました。いてくださるだけで温かさと優しさがあり、いつもみんなを静かに見守ってくださり、時には私たちと同じ目線に立って助けてくださいました。いつか私も、現場で新垣さんのように共演者の方々を支えられるようになりたいと思います。
クランクアップの際にいただいたお手紙、今も大切にしています。一番の宝物です。手描きで添えてくださった、ニコちゃんマーク。とてもかわいくて、約二カ月にわたる長い撮影の終わり、その悲しさやさみしさを和ませてくださいました。ありがとうございました。
今日の公開でまずは一区切りなのかもしれません。終わりの悲しさとさみしさがこみ上げています。ですが、またいつか共演することができたら、それまでにもっと成長した姿を見せられるように頑張りたいです。文香。
文香ちゃんが言葉を詰まらせながら結衣ちゃんへの感謝の手紙を読んでいる姿を見て、オタクはもう限界だった。
短い撮影期間の中でも結衣ちゃんと子役の子たちの間で絆が深まっていたんだろうなと、一目見ただけで伝わってくるほどだった。
我慢していた涙腺が完全に決壊した。
『文香はちゃんと覚えているから大丈夫』
その言葉に文香ちゃんはどれだけ救われたんだろう。
映画初出演で初めての演技のお仕事。
想像をはるかに超える不安と緊張でいっぱいだったんだろうなと痛いほど伝わる。
彼女はやさしい。
どこまでも。
同じように10代の頃から第一線で活躍してきた結衣ちゃんだからこそ周りを見つめ現場をフォローし、文香ちゃんを励ますことができたんだと思う。
【山崎】湊役の吉村文香さんは、映画初出演で、演技も初めてだったんだけど、なかなか僕の要求に応えられなくて落ち込んじゃったことがあったんですね。その時に、新垣さんが「外の空気を吸いに行こうか」と彼女に声をかけて、「私の最初の頃は、もっとひどかったよ」って励ましてくれたのは、本当にありがたかったです。
【新垣】本当に私の方がひどかったから(笑)。
【山崎】新垣さんと外でしばらく話した後、戻ってきた時の湊の顔つきが明らかに変わっていました。デビューして、初めてお芝居した時はどんなだったか、そこから始まって、今がある。先に通ってきた人が言うことには、絶対的な説得力があると思うんです。新垣さんが、初めて演技をする子に寄り添っている姿、なんていいもの見れたんだ、と感激していました。
後に山崎貴監督と結衣ちゃんの対談で発覚するエピソードである。
この対談を読むと文香ちゃんの【新垣さんが、初めての先輩で本当に良かったです】の言葉にどれほどの感謝の気持ちが込められているかが容易に想像できてしまうから。
自分のことのようにうれしくて。
温かくやさしい気持ちに包まれて、目頭が熱くなる。心を動かさずにはいられない。
つんと鼻腔がくすぐられる。
今まで長年応援し続けてきた推しに初めて会えた喜びも相まってオタクはただ静かに肩を震わせて泣いていた。
嬉しかったのだ。
新垣結衣がこんなにも慕われて、尊敬されて、愛されていることに。
そんな彼女のファンである自分がどこか誇らしかったのだ。
彼女を応援してきてよかったと心の底から思えた。
結衣ちゃん「非常にぜいたくな時間でした。とてもうれしかったです。一緒にいる時間の中で他愛もなくて私自身は覚えてないようなことをみんなそれぞれが覚えていてくれて。一瞬でさっと過ぎちゃうじゃないですか。その貴重な時間の中に、一緒に私も過ごすことができて幸せだったなと思いました。ありがとうございました」と声を詰まらせながら、頭を下げた。
どうしようもなく新垣結衣が大好きだと突きつけられた瞬間だった。
ぼろぼろととめどなく溢れる涙のせいで、視界がにじんだ。
それはもう息ができないぐらい泣いた。
自分ではもうコントロールできないぐらい。
顔がぐしゃぐしゃになりながら終始泣いていた
(泣き過ぎて隣の席の人に多分引かれた)
子役の子たちからピュアな言葉を受け取り、
「ちょっと胸がいっぱいですぅ……」って微笑む結衣ちゃんは本当に美しくて(号泣)オタクは涙の大洪水だった(嗚咽)
心惹かれるとはこういうことか。
涙が出るほど、新垣結衣が好きだと改めて思った。
初日舞台挨拶の感想(総まとめ)
舞台挨拶が終わり急いで新幹線に乗った。
放心状態だった。何も手がつかず、ずっと呆然としていた。
胸がいっぱいで帰りに食べようと買っていた駅弁が全く喉を通らなかった。
この1日でわたしの脳内はアドレナリンとドーパミンが大量放出されたに違いない。
二十余年生きてきたが、人生で一番興奮し、涙し、忘れられない日になった。
間違いなく今までの人生の中で一番幸せな1日だった。
新垣結衣は自慢の推しだ。
学校や仕事でしんどくてつらい時も何度も何度も新垣結衣という人にわたしは救われてきた。
わたしの生活の中心にはいつも彼女がいた。
彼女がいてくれたから今のわたしがいる。
そう言っても過言ではない。
大袈裟だと笑う人もいるかもしれないが、それでもわたしは胸を張って言える。
新垣結衣が大好きだと。
10年以上わたしに寄り添ってくれた彼女はもはや生活の一部であり心の安定剤なのだ。
結衣ちゃんを好きになって自分のことも好きになれた。
新垣結衣は飽き性なわたしが唯一わき目も振らずにただ真っ直ぐに夢中になれた人。
ひとりの女優さんに好きという感情がこんなにも続くだなんて思いもしなかった。
心から大好きだと言える人。
新垣結衣はわたしの生きがいです。
これからも応援します。推し続けます。
また機会に恵まれたら大好きなあなたに会えますように。
初日舞台挨拶はまるで、宝物をもらったような、そんな奇跡のように尊い時間でした。
(ゴーストブックおばけずかん、最高に笑って泣ける
素晴らしい映画なので是非劇場で見て下さい!!! )