分かり合おうとすることから逃げてたんだと思います。相手からも自分からも。
1/26、前身バンド57picturesが活動休止して5年が経ちました。
どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます、comprehend「コンプリヘンド」というバンドのvo/gtネモトナオヤです。
今回は活動休止した前身バンドのこと、今のバンド名がなぜ『comprehend』になったのか？を話してみようと思います。
知っている方もそうでない方も、僕は現在活動してるcomprehendというバンドの前に、
57pictures（フィフティーセブンピクチャーズ）
というバンドで活動していました。
約10年間活動して2017/1/26に活動休止。
ざっくりバンドの経歴を説明します。
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茨城県出身の幼稚園からの幼なじみ
vo/gt根本、gt天野、dr鴨志田の３人を中心に結成。
前身バンドのba脱退に伴い、dr鴨志田の大学の後輩ba斎藤が加入。
2007年 『57pictures』として活動開始。
2008年 CD『wonder to myself』全国リリース。
2014年 イラストレーターとして活動中の鈴-suzu-（現comprehendアートワーク）がメンバーとして加入。
2014年 『mother nature -hydrogen-』全国への郵送プレゼント企画を開始（累計700枚配布）
2014年 『mother nature -oxygen-』リリース
2017年 1/26のライブにて活動休止。限定アルバム『portrait』リリース
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といった感じです。
2008年
初のアルバムを全国リリース
2014年
アートワーク：鈴-suzu-（根本すず/現comprehendアートワーク）
無料プレゼントCDとして全国に700枚配布
2014年
アートワーク：鈴-suzu-（根本すず/現comprehendアートワーク）
先にリリースした-hydrogen-と対になる作品。
2枚を並べると∞になるよう作ったコンセプトe.p。
2017年
アートワーク：鈴-suzu-（根本すず/現comprehendアートワーク）2017/1/26の活動休止ライブに合わせてリリースした限定アルバム。
なんとも長い期間、一緒に全力で走っていました。
特に僕を含めた同郷の3人は、57pictures名義前のバンドも含めれば15年弱、同じメンバーで活動していたことになります。
楽しいこともあれば、うまく意思疎通ができずギスギスした空気にもなり、言い争いにもなったり。。それでも良い音楽作りたい、自分達がカッコいいというものを作りたい…！と頑張っていくうちに自分達の音楽を良いと言ってくれる人が少しずつ増えてきてることが嬉しくて。
今振り返ると、特に活動休止前の4年間は必死でした。
もっともっとこのバンドを広めたい、売りたいと。
周りが見えなくなるくらい囚われすぎてたので、メンバーとの方向性や関係がズレていくことや精神状態にも気付かず。。
活動休止の理由はそれまでの積み重ねや、メンバーそれぞれの想いや考えがあるので一言では言えませんが、
個人的には、
『すれ違い』
が大きな理由なんじゃないかなと、僕は思ってます。
というか、なんとなくは分かってたけど、5年経ってだんだん鮮明になってきたという感じでしょうか。
その『すれ違い』は価値観のすれ違いであり、考え方や生き方のすれ違い。
それを分かり合うことがあの時点では出来なかったし、分かり合おうとするということさえ分からなかったんだと思います。
むしろ、分かり合おうとすることから逃げてたんだと思います。相手からも自分からも。
活動休止直後は抜け殻で、正直メンバーの顔も見たくないなと思ってた時期もありました。
多分、誰かのせいにしたかったんだと思います。
自分は悪くない、周りのせいだって思う方が楽だったんでしょうね。。
自分が傷つくのが怖いから相手や自分と向き合うことから逃げてたんだと思います。
なんて情けない。。カッコ悪い。。自分が嫌になります。。
そんな情けないカッコ悪い自分でも、バンドが止まって気づいたことがありました。
『分かり合うこと』
価値観が違っても、
生き方が違っても、
考え方が違っても、
好きなものが違っても、
それを分かろうとすること、自分と違くても分かろうと努力することが大切なんだと、
10年命を懸けて本気で続けたバンドが止まって分かりました。
今のバンド名、『comprehend（コンプリヘンド）』は、
その『分かり合う』という所からきています。
メンバーと分かり合う。
聴いてくれるお客さんと分かり合う。
そして、自分と分かり合う。
この『分かり合う』ということを僕に教えてくれるために、
そしてそれを伝えるために57picturesを活動させてくれたんじゃないかなと今は思っています。
振り返るのがツラい過去は誰にだってあります。
57picturesのことが僕にとってはその一つ。
ツラい過去も時間がたったり、見方を変えたりすると、悪いことばかりじゃない。
あの時の出来事があるから今こうしてcomprehendで活動できて聴いて観てもらえているんだなと。
あなたにはツラい過去、忘れたい過去はありますか？
もしかしたら、
どこかのタイミングで振り返れば、それはプラスの方向に転換出来ることもあるかもしれません。
1年後か、5年後か、10年後か…
いつも聴いていただきありがとうございます。
それでは、
今日も自分を生きてやりましょう。
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▶︎comprehend（コンプリヘンド）
『誰かの為だけの人生になってないか？』
『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。
激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。
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▶︎1stアルバム『axiology』
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