私を愛させてあげる、という女王様マインドが必要なわけ。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「子ども時代に子どもができなかった自立系武闘派女子が女王様マインドを獲得する秘訣とは?」
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どうも、こんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで寒日が続いておりますけど、皆さんお住まいの地域はいかがでございましょうか。
大阪も雪はさすがに降ってないんですけども、けっこうな冷え切った感じ。
今日はちょっとマシかなっていう感じですけども。
すごい雪が降ってるところもありますので、冬だなっていう感じがしております。
ということで、そんな話とは関係ないネタを今日もおしゃべりするわけですけども。
今日は「女王様マインド」、これは前回のお話とも続きというか絡みがあるというか、そういう感じで聞いていただくのもありかなと思いますけども。
子供時代に子供ができなかった、そういう話がよくあります。
そんな方にとって女王様マインドっていうのを獲得するっていうのは1つの目的になりますよね、なんていうお話を今日はさせていただきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
子供時代に子供がちゃんとできなかったっていう場合は、さまざまなパターンがありまして、こちらでもちょくちょくお話してますけども。
親がすごく厳しかったとか、あるいは両親のどちらか、もしくは両方がすごく弱くて自分が助けなきゃいけなかったとか、両親ともに放任主義で早く自立して大人にならなきゃいけなかったとか。
兄弟にちょっと弱い立場の人がいて、自分がしっかりしなきゃいけなかったみたいな感じで、「子供時代に子どもができない」っていうような、そういう表現っていうのをちょこちょこしています。
具体的に言うと、甘えられないとか、なんでも1人でやっちゃうとか、それから手のかからないいい子になってしまうとか、それから大人びた感じで早く自立するとか。
それからあんまりこれはお話しないんですけど、性的な目覚めがすごく早かった方なんていうのもこのパターンに当てはまることが多いかなと思うんですが。
そういった環境の中で、早くに自立して大人になっちゃったっていう部分もメリットっていうのはめちゃくちゃたくさんあって。
周りの人から信頼されるとか、それから自分でなんでもできるとか、すごくチャレンジ精神旺盛だとか、自立的に振る舞うので仕事だったりとかでは成功しやすいみたいなメリットっていうのもたくさんあるんですけども。
一方で、パートナーシップだったりとか、それからリーダーシップっていうところでもけっこう問題が出てくることがあって。
なんでも1人で抱え込み過ぎて、頑張り過ぎてしまうので、周りの人が頼れないだったりとか、それから信頼ができなかったりとかっていうふうな問題になることが多いんですね。
今回のお話させていただく元ネタさんの場合も、そんなふうに自立して頑張ってやってきたんだけども、結局私はもっと守られたいんだと。
もっと甘えられるような恋がしたいとか、それから自分がもっと要するに気楽に自然体でもっと素直に自分を出したいんだなっていうような、そういったリクエストをいただきまして。
そっちの方をどう扱ったらいいの?っていうテーマでございました。
で、今日これを聞いてくださってる方の中にも、大いに当てはまるよっていう方は少なくないと思うんですが。
これはいわゆる「自立」っていう問題なんですけども。
自立から甘えるとか、頼るっていうのはちょっと微妙な表現なんですけども、甘えるっていう意識の方とか、あと守ってもらうっていう、愛してもらう側っていう、これは受け身表現ですから、依存側の方にフォーカスをしていくと、けっこう経験ある方も多いと思いますけどめんどくさい自分がめちゃくちゃ出てくるんですね。
で、こういうのを「ニーズ」って言うんですけど、この受け身的な、「〇〇してほしい」とかっていうやつね。
わかってほしいとか、愛してほしい、守ってほしい、なんちゃらかんちゃらほしいってやつですね。
で、こういうニーズっていうのが出てくると、これって際限がないんですね。
実はたとえば普通にっていう言い方はあれですけども、すごく親がちゃんと甘やかしてくれる場合でも、やっぱりどこかで甘えてばっかりいるわけにはいられないので、自立しなきゃいけない時期ってやっぱり出てくるわけですよね。
それで学校に行くだとか、それから習い事をするとか、人間関係がだんだん家庭内から外に向かっていくっていうところで自立をしていくんですけど。
その場合もやっぱり「甘えたいけどもう甘えちゃいけないよね」みたいなかたちの時代っていうのが、早ければ2、3歳ぐらいからやってくるんですね。
で、大人になってもやっぱり甘えたいとか守られたいっていう気持ちってあるし、とくに女子であれば強くなっちゃった女子ほど、実は甘えたい、頼りたい、誰かにもたれかかりたいっていう欲求・ニーズっていうのが強く出てくるんですね。
そういったニーズを満たしていく方向にいくと、これね、思ってたのとはちょっとちゃうなっていう結果になることが多くて。
というのも、このニーズっていうのはもう際限がないわけですね。
どれだけ甘えさせてもらっても、もう十分っていうことはないんですよ。
その時は満たされたとしても、次の瞬間にまた欲しくなってしまうみたいな感じね。
1週間ぐらいは持つんだけど、もう1週間経ったらもっと甘えたくなってくるみたいな感じですね。
つまりニーズっていうのは、わかりやすく言うと食欲とか睡眠欲と同じようなもので。
お昼ご飯食べたんだけど、夜にはまたお腹が空いてくるみたいな感じ。
昨日の晩もよく眠ったんだけども、また夜になったら眠たくなっちゃったみたいな感じで、これは際限がないんですね。
で、その中でたとえば甘えたいとか、それから守られたいっていう欲求をそうやって満たそうとすると、一時的には満たされるんだけどもまた欲しくなってしまう、また求めたくなってくる。
で、1回2回3回って味わっていけばいくほど、今度はそれが執着になっていって、どんどんどんどんそこから離れられなくなって、場合によっては依存症的な、そういった場面に出会うっていうこともよくあるんですよね。
なので、たしかに甘えるとか守ってもらうっていう感覚を自分にインストールするっていうことも大事なんですけども、そのために意識をちょっと変えて、受け身側ではなくて与える側、自立側の意識のまま甘えたいとか愛されたいとか守られたいっていう気持ちを扱っていくということが実はすごく重要かなって思っています。
つまり自立から相互依存に行く。
自立から依存に落ちるんじゃなくて、相互依存側に行くっていうことなんですね。
で、その時の意識の持ち方っていうのが、いわゆる受け取るというかニーズっていう表現ではなく、それを与えるっていう意識に変える。
これが「愛させてあげる」とか、「自分を守らせてあげる」とか、そういった「〇〇してあげる」っていう与える表現に切り替える。
こうすると自立的な人も、実は甘えていいよなんていうふうに自立的な人に言ってもようわからんわけですよ。
やったこともないし、やっていい許可も降りないですし、すごく抵抗もあるしぎこちないし、よくわかんないので実際うまいこといかないことが多いんですね。
でも与えることはもともと得意だし普段からやってるので、そこで愛させてあげるっていうふうな意識を持ちはじめると、よくわからないんだけども言葉のすわりとしてはまだこっちの方が合うんですね。
なので愛させてあげよう。
もうちょっと具体的に言うと、手伝わせてあげようという部分だったりとか、それからなんとかしてもらおうという、〇〇してもらうっていう依存的な表現ではなくて、「〇〇させてあげる」っていう表現に切り替えていくと、そうすると与える側の意識で受け取ることができるようになるよっていうのが秘訣で。
で、この「女王様マインド」ってよく表現するんですけど、女王様マインドっていうのは本当にまさしくその通りで「私を愛してごらんなさい」っていう。
これは言い方によればもう本当に高飛車な言い方になるんですけども、そうではなくて、私を愛させてあげる。
これは自分の価値とか魅力とか存在っていうものを承認しないと言えない言葉で、だからこそ僕はこの「愛させてあげる」っていう表現というのをすごくすすめるんです。
それはなぜかというと、今言ったように自己価値というか、自分の魅力とか長所とか強みとかっていうものを受け取る。
そしてもちろんネガティブの部分は許してあげる。
自己肯定感を上げていくっていうあり方なんです、実はね。
だから女王様っていうのはみんなに愛させてあげる。
みんなにどんどんどんどん助けさせてあげるっていうポジションですから、そのマインドっていうのを意識する。
これは上から目線で言ってるわけじゃないんですよ。
聞こえ方、しゃべり方によってはそうなっちゃうんですけども(笑)
そうじゃなくて、愛させてあげようっていう、もう1回助けさせてあげてはどうですか?みたいな表現にもなるんですけど。
この意識っていうことを持つだけで、だいぶ見方っていうのが変わっていくんですね。
で、そうすると自分も助けるということがその相手の喜びになってるっていうことに気付ける。
これめちゃくちゃでかいんですけども。
それによって、相手の喜びになっていくことに気づくと同時に、その行為に対して「感謝」っていうことができるようになる。
この感謝ができるというのが、女王様マインドのもう1つの特徴でございまして。
本当に苦しゅうないぞと。
私のために尽くしてくれてありがとうなっていうふうな感じでの感謝ですね。
そうするとすごく多分生きやすくて、頼りやすくなっていくんじゃないかなというふうに思ってるっていうお話でございました。
ということで、今日はこの辺で失礼します。