仕事への情熱がなくなっちゃったんだけどどうしたら元に戻ります?(何かきっかけがあった場合)
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「以前のように仕事に情熱を感じられなくなっちゃったのですが、どうしたら元に戻れるでしょうか?」v
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は東京・神奈川のセミナールームの方に来ております。
大変蒸し暑い気候でございますけども、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は、「仕事に情熱がなくなっちゃった系」のお話をお届けしたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、チャンネル登録・フォローも、よかったらよろしくお願いします。
今日も、ブログの方に書かせていただいたお話を元にvoicy、そしてYouTubeの方を収録させてもらってるんですけども。
すごい頑張って仕事をしていて、情熱を燃やしていたのに、事件が起きたり、なんらかのきっかけによって、仕事への情熱が感じられなくなってしまったというお話に答えさせていただいておりますので、よかったらまたブログの方もチェックしてみてください。
そういう時に、カウンセラーっていうのはけっこう登場するものでございまして。
私もそういうご相談っていうのを、いろんなパターンをお聞かせいただいて、今日まで至っているわけでございます。
なので、本当にケースバイケースなので、一概には言えないんですけども。
ある出来事がきっかけになった場合もあれば、とくにそういった思い当たるところはないんだけど、気が付けばモチベーションが下がっちゃったみたいなこともあって。
それだけでも全然違うんですけども。
今日は、「出来事がきっかけで」という話をベースに進めていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いでございます。
「なんでそもそもそれだけ情熱を燃やしてたんだろう?」っていうところに、やはりちょっとフォーカスしたいなということで。
今回のネタ元さんは、「26歳まではそうだったけども」と。
じゃあ、26歳までなんでそんなに仕事頑張れたんだろう?
なんで仕事にそれだけ情熱を燃やしてできたんだろう?
っていうところを、ちょっと振り返ってみたいなと。
それが今の参考になるかならないかっていうのは、ちょっと聞いてみなきゃわからないんですけども。
たとえば、すごく表彰されるとかね、活躍する、誰かの役に立つ、承認欲求とかもあったりとか、自己顕示欲もあったのかもしれないんですけども。
そういう刺激的で、すごく仕事が楽しかったとか、いろんな事情があって成長したかったとか、欲しいものがあって、そのためにお金を稼ぎたかったとかっていう事情で頑張ってましたと。
それが、あるきっかけが続いて、その後は仕事に情熱を感じなくなっちゃったんですけど。
「そのビフォーアフターでなにが変わったんだろうな?」っていうふうに注目をしていくんですよね。
一番わかりやすいのは、「価値観が変化してしまった」っていうことなんですよ。
以前っていうのは、なんでもいいですけど、たとえば承認欲求っていうもので、「認められること、褒められること、表彰されること」っていうのが欲しくて頑張ってたとするじゃないですか。
それが、あるきっかけで「承認欲求ってあんまり欲しくないな」とか、「別に意味ないな」っていうふうに価値観が変わったと。
そうすると、それをもとにして頑張ってたとするならば、頑張ってたもともとの種というものがなくなっちゃうわけですから、芽は出ないわけですよね。
つまり、頑張れなくなってしまうと。
ビフォーアフターでなにが変わってしまったのか?
ここに着目するっていうことは、けっこうすごく重要なことでして。
今は承認欲求という体でやりましたけども、そうじゃなくても、誰かに役に立つことっていうのがすごく良かったのに、でも今は自分のことでいっぱいいっぱいになっちゃったっていうようなこともあるかもしれません。
要は、前と変わっちゃったっていうことは、「なにかしら価値観っていうものが変化している」っていうふうに捉えているわけですよね。
そうすると、実際に自分が以前とは違うものを重視しているとか、大事にしているということであれば、変わっちゃいますよねっていうふうに言えます。
それから、ビフォーアフターっていうふうな見方で出てくることも多いんですけども、その間にあったきっかけというか、事件というか、出来事というか、これがあまりにも衝撃すぎて、そこから立ち直れてないみたいなことっていうのも、やっぱりカウンセラーとしては想定するので、「その時なにがあったの?」っていうのは、非常に興味の対象になるわけですね。
なにかしらトラウマになっているものがあるとか、あるいは怖れ。
同じっちゃ同じなんですけど、怖れが強くなっちゃった、ショックから立ち直れてないとか、執着が残っているとか。
なにかしら「出来事」っていうものが、非常にメンタルの中で大きなダメージとして残っていて。
いわば、挫折みたいなものでございますよね。
そうすると、情熱っていうのは感じられなくなってしまった。
そういうふうに、ビフォーアフターの中に出てくることもありますけど、「トラウマの大きさ」っていうことも、やはり無視できない。
「じゃあ、そのトラウマを癒していきましょう」ということになっていくわけでございますね。
じゃあ、どうしたら情熱って取り戻していけるんだろうか?
これも難しいテーマに見えて、個別論に結局はなるんですけども。
かつての自分の情熱を燃やしていた理由がわかると、多少取り戻せるということもあります。
それから、トラウマを癒していくと、情熱が戻ってくるということもあります。
価値観が変わってしまった場合は、新しい価値観の自分を受け入れると、そこでまたポイントとなるような目指すものが見つかってきたりとか、モチベーションをまた立て直すということができるかもしれない。
一つ言えることは、「過去と、今とを、きちっと分けて考える」ということですね。
きちっとそこを線引きしたいよねと。
過去の栄光にしがみついているみたいな、「あの頃はよかった」みたいな思いというのがあると、過去の自分というのは承認しているし、肯定しているんだけど、今の自分というのは否定しているんじゃない?っていうふうに、どうしても見えてしまいますよね。
つまり、「自己否定がそこに出てきている」っていうふうに見るわけです。
過去の自分はOKだけど、今の自分はNGって。
そうすると、やっぱりそう思うことによって、モチベーションを下げてしまうということもあります。
それから、やっぱり一般的にはあまり良くないというふうに言われることもあるんですけど、「欲」ってすごい大事なんですよ、「欲」って。
チヤホヤされたいとかね、モテたいとか、さっき承認欲求ってちょっと言いましたけど、承認欲求だって、どっちかっていうと大事なものだったりとかします。
悪いものとは限らないわけですね。
で、そういった自分の中のその「欲」っていうものを、「今の自分が求める欲」っていうものにフォーカスしていく。
ここもすごい大事なプロセスになるわけですね。
で、そうやって「欲」っていうものを活性化させるために、「じゃあ自分はなにが欲しい?なにが好きなの?今の自分はなにに興奮するの?」っていうところを見ていくということも、すごく大切なプロセスになるかと思うわけですね。
で、さっきもちらっと言いましたけど、やっぱり過去にしがみついているというのは、ちょっと苦しい状態でございまして。
過去の自分にしがみついている分だけ、やっぱり今を肯定できなくなる。
そうすると、昔は良くて今はダメだとすると、時代的には右肩下がりの状態になりますよね。
だとすると、先に見えるのはダークストーリーしか見えないわけで、全然元気になるとか、良くなるヴィジョンが見えないわけですよ。
ってことは、やはり「今の自分」、「今の価値観」であったりとか、「今の自分の状態」であるということを、改めて見る。
過去は過去、今は今として、自分の状態を見ていく。
そして、「今の自分にできることってなにかな?」と。
ここをコツコツやっていくということも、すごく大切なことなんですね。
昔はできたのに今はできないことだって、当然あるわけですけども、昔はできなかったことが今はできることだって、当然あるはずですし。
たとえば、一般的に年齢を経ていくと、視野が広がったりとか、出来事とか事件というのはショックなことだったかもしれませんけど、そこで学んで成長した自分もいるはずだし、そこで知ったこと、出会った人、世界がやっぱり広がっている部分ってきっとあると思うんですよね。
だから、そういった今の自分がどんな状態であったとしても、やっぱり自己肯定感ってよく言われますけど、その自分を肯定していくことっていうのはすごく大事でございまして。
そうやって自分を受け入れていく。
そして、今の自分っていうのは、どんな特徴を持って、なにに興奮して、どうしたいんだっていうことがわかってくると、そこからまた自分の新たなやりたいことであったり、ヴィジョンであったり、モチベーションだったりっていうのを回復していくことができると思うんですね。
「今の自分を知り、受け入れること」、そこがまずやはり重要なんじゃないかなと思っております。
ということで、最後までありがとうございました。