FIELD OF VIEW結成25周年を祝しまして…

YouTuberだのTikTokerだの、手軽かつ効率的に表現活動の出来る現代において未だ舞台でのネタ披露に腐心するというアナログな手法で世間に名を馳せようとしている自称お笑い芸人の山本マリアと申します。

この度、個人事業主の端くれとしてnoteなるものに手を出してみました。有料記事を書いても許されるほどのいっぱしのユーザーとなるのが目下最大の目標です。

さて、己の素性などについてはおいおい触れていくとして今回は筆者が軽愛してやまない90年代を代表するビーイング系バンドFIELD OF VIEWについて語らせていただきます。

FIELD OF VIEWと私

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不意に弁論大会のタイトルような小見出しを持ってきて大変恐縮でありますが、恥ずかしながら軽く自分語りをさせていただきます。

中学一年の頃だったか、友人何名かでフットサルをして遊んで休憩している折にふと誰かが

「テレビやラジオ、はたまたプロ野球選手の登場曲などでFIELD OF VIEWが流れたときって毎回新鮮な気持ちで『良い曲だな…』って思えるよね!」

と述べたのだ。

この意見が妙にその場の賛同を得て、たちまち声のボリュームとトークのBPMが1.5倍増しになったかと思うやら、浅い知識と主観にまみれたFIELD OF VIEW談義がおっ始められたのである。

すると会話の流れは「これほどまでにFIELD OF VIEWは誰もが共感するような優れた楽曲を世に放っているのに不当に地味な扱いを受けているのではないか」「FIELD OF VIEWの良さを世間はもっと認めてあげるべきではないのか」という著しく柔軟性に欠けた『べき論』を語るにまで発展し、遂には

「せめて俺たちだけでもFIELD OF VIEWは素晴らしいバンドであると主張し、時代や周囲に流されず自分の目で真贋を見極め、本当に良いものを良いと言えるような人間を目指していこう!」

などと資本主義社会で不利となりうるような極めて危険な誓いを立て始めたのであった。

…とまぁ、倒幕運動に燃える幕末の志士が決起しているかのようにヒートアップした会話もやがて何事もなかったかのように収束し、その後仲間内でFIELD OF VIEWが話題に上ることはなく、確認するまでもないが今でもこの出来事を鮮明に記憶しているのは俺だけであろう。

しかし何故だか後世になっても大切にしておきたい学生時代の思い出ベスト5に入るエピソードとして俺の心に深く刻まれている…。

そして俺は今でもFIELD OF VIEW好きを公言している。このときのある種純粋な気持ちを忘れたくなくて…

というか単純に楽曲が良いんです。雑味も無ければ変な癖も無し。聴く人を選ぶタイプの音楽性ではないからストレスフリーで楽しめる。アルバムを購入して全部聴いたけど世間的に認知されているもの以外も名曲揃い(ちなみに俺が一番好きなのは『蜃気楼』っす)

そんなFIELD OF VIEWが今年、結成25周年記念アルバムをリリースするという。となればビーイング大好き芸人を標榜する俺としては何かしらの記事をしたためずにはおれんかったわけです。

そんなこんなで当noteではFIELD OF VIEWをはじめ、自分の趣味嗜好についてつれづれなるままに綴っていく所存です(どうでもいいけど芸人さんってnoteだと真面目になりがちだよね)

兎にも角にも宜しくお願いします。


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