見出し画像

#1.東京下町のこと(22.04から今まで)

はじめに

お久しぶりです。
みんな、元気してますか。私は何とかやってます。
基本的にこのnoteは備忘録として置いていきます。
何となしに、不定期で、振り返りたいことを残せればと、、
このためだけにAdobeが切れてからろくに開いていないMacbookを引きずり出したんです。えらい。仕事で使ってるWindowsとの仕様の違いに、ここまで書いた時点で体力が無くなりそうです。
(スマホでも作れるけど、パソコンでやるのとはどういう訳かニュアンス変わってきますよね、なんでだろう。)
とにかく、ほどよくがんばります。

東京の「街と町」

近況を。
上京して2年と半年少々経った。上司が決めてくれた本所吾妻橋のアパートに住んで、東京の東っ側、下町エリアの雰囲気にどっぷりになった。
オフィスのある港区エリアは上京前から思い描いていたTHE・TOKYOな、歩くのが速くて、呼吸が荒くて、眼の焦点が微妙に合ってなくて、そんな感じの忙しなさがあった。(たぶん仕事で行ってるから、というのもある)

▲都会(イメージ)。通勤ラッシュ、未だに慣れない。

対して我らが下町はどうだ。知らないおばあちゃんはあいさつしてくれる、みんなで飼ってるねこがいる、近所の惣菜やさん(そもそもそんなお店があるところも下町)は時々おまけしてくれる、and so onだ。
たまに行く銭湯ではお風呂から出た背中に天女様の刺青と目が合うこともあるけど、彼らも優しい、と思う。

そんな下町をもっとエンジョイするために、浅草に生活拠点を移すことにした。あの、浅草だ。
住めないことはない、厳密に言うと住めるエリアもあると気付いたのは上京して1年くらい経ってからだった。
本所の家から浅草寺まで、大体徒歩10分かそこらで行けたのがきっかけだった。
あの浅草寺が徒歩10分?!と、それは初めての東京に鼻息を荒くして、くる日もくる日も散歩に勤しんだ。初めは仲見世とか、商店街とか、煌びやかなところに目が行きがちだったが、さすがに1年もぐるぐるしてるとその周りにも目が行くようになった。浅草寺に飽きるとまでは言わないが、贅沢な話よ、、

浅草寺エリアは本当にお寺を中心にぶわっと繁華街が広がっている。
かの有名な仲見世通りから細道に至るまで、ありとあらゆる観光的な店が立ち並ぶ。
私が好きなのは「マジックバー」「ブラシ専門店」「WAGYU RESTAURANT」あたり。何が言いたいかというと、伝統的な店からインバウンド向けの店、ワンチャンを狙う謎コンセプトの店がランダムに混ざっている。
正直、そういう表側の通りはカオスさがあってちょっと疲れる。
観光に来るのであればまたとないスポットだと思うのでおすすめしたい。
ただ、やっぱり住む分には毎日観光客との温度差を感じてなかなか、というのはある。楽しいけどね。

閑話休題、この浅草の繁華街エリアを北に抜けると何があるか。
そう、ただの住宅街なんです。そりゃそうか、というあなたは世界をフラットに捉えられる聡明な頭脳の持ち主でしょう。私は浅草!って言われたら無限に広がってるもんだとばっかり思ってた。
ちなみにもっと奥に行くとこれまた有名な吉原。噂にはかねがね、だが行ったことはない。すぐ近くにある銭湯「湯どんぶり栄湯」には繁く通っている。色々言われているがサウナはすごく好き。

▲湯どんぶり栄湯
なぜかコラボしてた、メルカリ仕様。

ってことで、1年の散歩から見つけた浅草の北エリアに住んでいる。
こんな風に書くとさぞ入念にリサーチしてそこにしたんだろう、と思われるかもしれないがそんなことは全くない。実は大まかに蔵前〜浅草エリアでぼんやりと探していて、予定調和でそこになった。要は「ツイてた」。

下町に住むこと

早いもので浅草に住んでから3ヶ月くらいが経った。
(本当はこのノートを書き始めたのは引っ越してすぐ、だからここから先は当初の予定になかった。習慣になっていないことは腰が重め…)
思い描いてた側面を生活の中で感じる傍ら、想定外のこと、そこまで考えていなかったことも色々あった。まだ3ヶ月だけど。主観120%だが、少し書き出そうと思う。

▲待乳山聖天
近所その1。昼は野菜売ってるみたい。

〇よい
・基本閑静。ただ周りに新築のマンションが多く建つせいか、たまに家に居る平日の昼とかは賑やか。(私もそういう業界の端っこに関わっているので悪くは思わないし、言えない。むしろ感謝。)
・おじいちゃんおばあちゃんがたまに話しかけてくれる。十中八九、天気を教えてくれる。普段見てるYahoo天気と若干違う雨の予報を当てたおばあちゃん、アレには驚いた。人はそうやって色んなものに頼り過ぎて感覚が鈍くなっているのだろう、と。
・下町特有の「まとまっていない店舗」、要はパン屋さん、八百屋さん、電気屋さんなど。パン屋さんは近いのもあってよく行く。パンを選んでお金を払うだけの行為だけど、おばちゃんにはいつも元気をもらえる。現金オンリーなのがまた、お釣りのあれこれで会話をするからよい。そういうところがキャッシュレスだと味気ないのだ。
・いたるところでタバコ、お酒を握りしめたおじいちゃん。パッと見怖いが陽気。もっと楽でいていいんだと気付かされる。
・本当にピンポイントだが、お気に入りのらーめん屋さんができた。引越してもここ無しでは生きていけないのではないかとすら思わされるが、思い返せば学生時代の京都一乗寺のらーめんもそうだった。また行きたいなあ。脂が平気であればおすすめです、「らーめん弁慶」。

▲らーめん弁慶
近所その2。階段の滑りやすさ、世界一。

〇よくはない
・夜中、粗大ゴミが持っていかれた。業者さんから回収予定のゴミが置いていないと電話があって判明したが、この地域は多いらしい。とはいえ、彼らの生きるためのものになったのであればリユースかもと思ってしまう。良いこととは言えないのだけど。
・単に立地のせいだが、便利なお店は少ない。南に行くと"ASAKUSA"なので、物価が高め。こういうときには逆にチェーン店に助けられた。
・これは100自分のせい、駅まで遠い。週5日は必ず、土日も結局ほぼほぼ使っててそこに掛かってる時間は週で、、とは考えないが、ちょっと遠い。ちなみに営業職ということもあり、こっちに来てから一日平均で10キロ弱歩いてる。おかしい。学生時代が6キロ程度、それでも歩いてた方だと思うが、最近は歩き疲れが多い。

おわりに

(最後に、という言葉が好きじゃない。自分の三日坊主癖もあり、もう続かないことを感じさせてしまうからだ。だからあまり変わらないがおわりに、とする。)

どうしてnoteを始めたのか、正直自分でもよく分かっていない。なんとなく、書くことが好きで、仕事ではその側面はあまり使わなくて、腐りかけていることを直感的に悟ったのか、とは思う。
仕事に対しての焦りは大きい。3年経っても上手くはできず、最終的にやりたいこととはかけ離れていて、でもその仕事に忙殺されてやりたいことまで気力が持たない。最近それに気づいて、とりかく気力・体力を底上げするべく色々している。ランニングとか、資格勉強とか。
とはいえ、そこまで抱え込まない(抱え込めない)性格なので楽に続けたいと思う。まだ書きたいことが沢山あるので。

はじめに書いた通り、自分の備忘とするのはもちろん、せっかくなのでここに置いていったものが誰かのほんの気づきになればそれはもう、この上なく嬉しいです。はじめてしっかりめに文章を書いているような気がするので、SNSの延長みたいな不思議な言葉づかいになったけど、お許しを。
また書きます。また。

▲近所その3。はと。最近人間味を強く感じる。

いいなと思ったら応援しよう!