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⑧円安に抗う女のウズベキスタン旅のしおり / ソウル編

乗り継ぎのために寄った韓国。渡韓は2回目だけど初ソウル!下調べを何もせず、ノープランで降り立ってしまったので反省も含めて書き留めます。

年始のせいか、なんと金浦(仁川よりもソウルに近い空港)から羽田まで片道4万円・・・!たっか〜
無知で来てしまったけど、まあウズベキスタンよりかはどうにかなるよね?と安易な気持ちで空港からソウルまでの行き方を検索します。まずはそこから。



仁川空港からソウルまで

電車で1時間程度で着くようです。電車に乗るにはT-money cardというプリペイド式のカードを購入する必要があるのですが、その自販機は現金オンリー!韓国ってクレカメインだと聞いていたのに、ここだけは現金なのね・・。
仕方なくクレカのキャッシングでおろすためにATMを探し、結局空港まで戻るも、持っていたカード(楽天・EPOS)が2枚とも機能せず。

そういえば、現地の友達に会いに初渡韓の際もカードがほとんど使えなかった記憶。ウズベキスタンでは問題なく使えたのに!
仕方なく、出発ゲートの両替所で$100とエクスチェンジ。

地方に行くと韓国国内のクレカ決済のみOKというパターンも多いのですが、事前に利用制限を解除していけば大抵のところは使えました。楽天もEPOSもどの国でも使えたのに、韓国は解除なしでは高確率で使えませんでした。

空港から出るのに無駄に時間がかかってしまいました。


ネットが使えない問題

ウズベキスタンでは現地simカードで快適に過ごしていたのですが、韓国は1泊なのでauのe-sim(海外スマホ利用サービス)を事前に予約していきました。しかし、なぜかさっぱり繋がらない。あれ、やり方あってるよね?わたしちゃんと予約できてた??

【解決案】この時現地の通信事業者のネットワーク回線選択がAUTOになっていてうまく繋がらなかったようです。iPhoneでは設定で選択できます。

【自分用メモ】わたしのiPhoneはApple Storeで購入したデュアルsimのため、設定→モバイル通信→sim→データローミングをonにする。キャリアsimの場合はモバイル通信開くとすぐ出てくる。とにかくデータローミングon!

【後日談】数ヶ月後3回目の渡韓では回線を選択したら4Gになりましたが、Google Mapsを見たり写真の送信などは重すぎてまったくできず。。カカオ(チャット)がかろうじてできるくらい。
直前に出張で行ったバングラデシュでは問題なく繋がったのに、なぜか韓国では激重。渡韓の際は今後他のe-simにしようと思いました。みんな何使ってるんだろう・・

空港のフリーWi-FiでBooking.comの宿のページを開き、電車に飛び乗りどうにか最寄駅まで辿り着きました。しかし住所は表示されても宿の場所がわからない!
道路の番号と照らし合わせながら歩いてみるものの、そもそも外観もわからない。
ああ、どうしてMapのスクショを用意していなかったのかしら。


コンビニでのカムサハムニダストーリー

氷点下近いソウルシティの空の下、でっかいリュックを背負って行ったり来たり。いやわからん!無理!寒いしお腹減ったよー
近くのコンビニの店員のお姉さんにDuolingoとEテレで学んだ韓国語で尋ねてみます。

「ワイパイがおぷそよー(涙)よぎえそかごしっぽよー(涙)」
訳:Wi-Fiがありません。ここへ行きたいです。(住所を見せる)

すると店員さん、事務所のWi-Fiルーターをひっくり返し、これ使っていいよとパスワードを見せてくれたのです。えええ、優しすぎない??

ありがたくネットに繋がせてもらうと、見事に宿とは反対方向に歩いていました。方向音痴の極みよ。
ありがとう店員さん。チョンマルコマウォヨ。韓国語勉強しててよかった。まあ英語でも通じたかもだけど。


格安宿で出会ったクールなスペイン人お姉さんとお出かけ

宿は女性限定で無人経営のゲストハウス。韓国の格安宿は無人が多いみたい。無人チェックイン、初めてだったのでおどおどしてたら共有スペースにいたアジア系のお姉さんが丁寧に説明してくれました。

彼女は台湾系スペイン人で、会社を辞めてアジアを長期間周遊しているらしい。

「働くばかりの人生なんてばからしい!ずっとアジアを旅したくてお金を貯めてたの!夢を叶えるためにボスにグッパイしてきたのよ!」

なんと前職は誰もが知る超有名ハイブランドのバルセロナオフィス。か、かっけ〜〜〜!!!

すでに夕方でしたが、彼女と一緒に少しだけ観光しました。韓国語と同時にスペイン語も勉強していたけど、会話は全く経験なくて全く話せず。。Duolingoooo

なんか地元民で行列をなしていた麺屋さんに入りました。人と喋りながらのごはんはおいしい、おいしい。。ずずっ

彼女はヴィーガンだったので、並んでいたうしろの若者に肉が入っているか尋ねていた。


急に露天でスーツケースを買おうとしていた彼女。これまで東南アジアを周遊してきた彼女の値切りスキルはすごかった。わたしはここまでねばれない。
全てを見習いたいと強く思いました。

凍える都会のハトたち

昨夜の飛行機であまり眠れなかったので、かなり早い時間に就寝。翌日は一人で少し散策しました。雪は降らなかったけど、ウズベキスタンよりもはるかに寒かった。。

午後に金浦空港から出国し、無事に帰宅しました。これにて円安に抗う女の旅は終わりです。

・・・が、実はおうちに招待してくれた現地人とちょっとしたいざこざがあったのでそれも後で共有します。これを機に少しだけマインドが変わりました。お楽しみに。



円安に抗う女のインスタ
旅に出た時だけ更新しています。
https://www.instagram.com/biyonse_nmt/

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