チキチキ⁈躁鬱東北旅!①
どうも。
水曜日担当、永田でございます。
先日、永田が躁状態のまま旅に出たという投稿をした。
こちら、ダダン!
はいー。これです。
これの全行程を書いていこうかと思います。
衝動
午前7時半起床。
手に入れた18きっぷを期間内に使わねば、と旅に出ることを決意。
行き先は、「18きっぷを東海道本線以外で使いたい」「最近行けてない」という理由で東北。
永田、東北出身。誰に何を言われようが、東北出身。
生まれたのは宮城県。育ちが岩手県。
「めんこいね」(方言:かわいいね)と言われて育ち、北上川の橋の上が凍結して移動によく困り、宮澤賢治をバイブルとする、生粋の東北出身。
はい!出ました。宮澤賢治。小さい時に宮澤賢治記念館行ったなぁ、また行きたいな、と思い続けて15年。
そうだ
花巻、行こう。
この時、私が知人に送った、LINEを再現してみる。
7:23 (おはよう)>
7:23 (花巻行ってこようかな)>
7:24 (今日)>
因みに私が今暮らしている場所は、「行ってこようかな」とか「ちょっとそこまで」の範囲内には花巻はない。
今、自分もLINEを振り返ってみて戦慄した。何が「行ってこようかな」だ。まったく。衝動は怖い。
準備
「花巻 宿 今日」で検索。
素敵で比較的安価な宿は逡巡しているうちに予約が埋まってしまった。
残念。
色々調べる。高そうなホテルがヒット。
普段の永田だったら絶対に取らないが、この時の永田が普段の永田とは訳が違う。躁状態防備でガチガチなのだ。
宿泊予約プッシュしちゃえ〜!わー!
予約、、、は完了だぁ!!完了!完了めぇええええる!!YES!!!
さて宿も取れたことですし、リュックに荷物を詰めます。
今回は小さめリュックで行きました。
この時は
「多分、一泊二日で行きに18きっぷ一回、帰りにもう一回で2回分使える」
と考えた。そう、この時は。
18きっぷでの行き方は、Yahoo!乗換案内で検索。
鈍行だけの行き方を検索するのにめちゃくちゃ便利。
「設定を変更」で「手段」のチェックボックスをあらかた解除する。
経路が出たので、時間はあまり考えずとりあえず花巻に向かってみる。
道行
一回、都会に出て、もみくちゃにされた後、北上。
銀行に寄って、所持金3,000円だったのを回避。
宇都宮線。ここから人がだんだん減っていく。そしてドアが押しボタン式になる。
自分は、いわゆるライトめの乗り鉄っぽい感じの人なので、長時間ゴトゴトしていて、もうこの時点で楽しい。ハピネス。
しかしここで、衝撃の事実が判明。
宿到着予定時間が、チェックイン時間を過ぎている。
宿によっては、時間過ぎるとお金が取られてしまう。
しかし躁状態フル装備の永田は「これはやばいな」と思いながら
「ま、乗り換えでまけるっしょ」
素敵な言い方で言えば、楽観的。
ちゃんとした言い方だと、安直、アホ。
そんな中、第一難関が迫るのです。
第一関門:黒磯
乗り換え駅、黒磯駅に到着。
黒磯とは、栃木県那須塩原市にある地域である。
次の乗り換え電車まであと十数分だなー、と暖房の効いた待合室の隅っこでぼんやりしていたが、なかなか人も来なければ電車が来る様子もない。
おかしいなーと電光掲示板を見ると、時間を一時間ほど間違えていた。
あたしゃびっくりしちゃった。
「時間巻けば大丈夫ダヨー」とか思ってた自分!何やってんだ!こりゃ無理だよ!巻くとか!!
ホテルに電話をかける。
「今日予約してた者なのですが、HP記載のチェックイン時間に遅れそうなのですが……」
「チェックイン時間過ぎても案内の者や警備員がいるので大丈夫ですよ」
多くの人がホテルに泊まるわけだ。
値段に見合って、ホスピタリティがすごい。
自分は民泊やホステルなど人によるサービスを省いた、安価な宿泊施設をよく利用するので、今回なんだか感動してしまった。
さて、約一時間。どうしよう。
駅のホームから見ると、チェーン店は無さそうで、ただただ美味しい空気があるのみ。
ここで18きっぷが効いてくるんですな。
改札通りたい放題なので、駅員さんにきっぷを見せて駅を出る。
するとホームからは見えなかった街並みが広がる。
新しい建物(どうやら公共施設)があった。
そういえば、ここはただの田舎ではない。
高級観光地、那須塩原市の一角だった!
街にジャラジャラお金が落ちるんだ!(嫌な言い方だなぁ)
その新しそうな公共施設は
那須塩原市図書館 みるる
めちゃくちゃ素敵な図書館でした。
多摩美の八王子図書館も素敵だけど同じぐらい素敵。
ただ図書館というだけでなく、イベントスペースやカフェがあったり。
館内歩いてるだけでワクワクした。
興奮しすぎて全然写真を撮ってなかった。
そして外に出る。
遠くに懐かしい雰囲気のする配色の建物があったので、それがなんなのか近づいて調べてみた。
スポーツ用品店だった。シューズや衣類、ボール。
そしてこの土地ならではだなと思ったのがウィンタースポーツの用品が置いてあったこと。
店内も少し懐かしいような感じの雰囲気だった。
特に買うものもなかったので、ただ冷やかしに行ってしまったが、なんだか好きな雰囲気であった。
村上スポーツさん
駅に戻る途中にスーパーがあった。
ヨークベニマル。
ヨークベニマル区域です。
もうこの時点で電車の時間が迫っていたが、もう少し時間に余裕があれば、地のもの(この地域でしかなかなか置いてないもの)を探せたなぁ。残念。
まだ旅も序盤ですが、更新が遅れてしまうので取り急ぎあげます。
遂に到着、花巻!だけど、準備不足で来たツケが払われる?!さてどう楽しむ、永田⁈!
次回、チキチキ⁈躁鬱東北旅!②
再来週もサービスサービス☺️
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