わたしの旅行記~夜行バス旅~
昨日の睡眠は9時間23分でした。ねむねむ こあらです。
(ソファでだらだらしてたのがカウントされたようで、平日だけど長め)
旅行として多かった観戦目的の遠征
アラサーになってからの一時、大阪にサッカーとアメフトを見るための遠征を数年していました。
最初は大阪に行くのは東京から新幹線一択だと思っていて、一緒に遠征する人と駅弁を買って楽しく行き、初めての時は宿泊もくっつけて京都に行っちゃったりしました。
金銭面と疲労度の不安
でも数回やってるとさすがに毎回泊まるのもお金がもったいないかなぁ。
しかも試合終わると疲れてご飯以外大阪の観光もしていないし…。
しかし試合が終わってから帰るのも夜遅いよなぁ…。
と思うようになっていました。
新幹線以外の選択肢発見!
そんなとき大阪から東京に遠征に来る人が「私はいつも飛行機だよ?」とおっしゃっていて衝撃でした。
飛行機って空飛ぶ飛行機!?
飛行機って海を越えるときに使うんじゃないの?!
となぜか思い込んでいたんですよね。
それからは飛行機もシーズンじゃない&早く予約できれば意外と安いぞ、と使うようになりました。
しかし1回だけ、試合が決まるのが遅く、しかも連休に絡んでしまって飛行機が高く、新幹線も座れないかもなーと悩んだことがありました。
新幹線以外の選択肢、その2を選んだきっかけ
その時うんうん悩んだ結果、夜行バスで帰ったことがあります。
1回だけなのですがこの経験が忘れられないんです。
きっかけはこちらの本↓↓ 小川かりんさんの「夜行バスで出かけましょう」(著者がnoteにも試し読み公開されてました)
小川さんはお一人での旅行も多く、旅行前後の時間を有効活用できるとして夜行バスを利用して東京に来る様子が書かれています。一緒に旅行する先輩に、夜行バスを提案するべく夜行バスの魅力や快適に過ごす方法を詳しくプレゼンしています。
たまたま当時のTwitterで読んで、夜の静かなサービスエリアの自販機でココアを買って夜空を見上げながら飲む時間が好き、と書いてあるのがとてもうらやましく感じました。
そうと決まればいざ行かん!と早速チケットをネットで買いました。
そして当日、私は初めての夜行バスで、”モータープール”という聞き慣れない場所で、集合の仕方もわからず、本当に予約が取れているかの不安もあってドキドキしながら待ちました。
(※モータープールはほぼ関西弁扱いされている広場のような駐車場の意味です。)
始まる夜行バスの旅
乗務員さんに名前を伝えて席を言われて乗り込むと、予想以上の広さと、きちんと区切られたスペースにうれしくなりました。秘密基地みたいなおこもり感のあるスペースってなんであんなにわくわくするのでしょう。
早速準備していた着圧ソックス(暖かい時期だったのでつま先のないタイプ)を着用し、おやつ・水分・携帯の充電器・イヤホン・小銭・アイマスク・上着・これらをまとめる小さいエコバッグを残して、リュックをしまいました。
後ろの席に座った女性にも声をかけてシートを倒し、前の席からはフットレストを出して、靴を脱ぎ足を乗せました。もう、寝る気満々です。
どうせ外を見ても暗くて見えないので、高速バスより夜行バスのほうが潔く寝れると知りました。
その後は車酔いすることもなく、携帯をいじるでもなく応援の疲れからかぐっすりと寝て、サービスエリアにつきました。
念願のココアは…?
ようし、ここでココアを!と勢いよく外に出てみたものの、暖かい季節だったためホットココアを飲むのも…でも冷たいココアでおなかを壊したら…と結局飲めませんでした。(こあらだけど、チキンハートです)
でも夜空と、静かな外でストレッチする気持ちよさは格別でした。
ちょっと修学旅行でこっそり抜け出した時のような悪いことしている感じもありました。
そのあとは再びぐっすりと寝ついて、朝の東京駅に到着。まだ6時台で人も少なく、目当てにしていたモーニングのお店まで時間があったので皇居周りを散歩しました。
夜中と一緒で、人がおらず静かすぎて…不審者に思われないかドキドキして逆に怪しい動きをしていたかもしれません。
いつもの喫茶店の、初めてのモーニング
好きな喫茶店の開店時間を迎えたので、初めて朝一番に入店し、いつもはランチを食べに来るのがモーニングを頼んだことでマスターと店員さんには珍しがられました。
大阪に行ってきた帰りなんです。というと驚きつつ笑ってくれて、すごく幸せな時間を満喫しました。
観戦目的の旅行とは、別の旅行のような感覚。
大阪には観戦目的の旅行でしたが、このときの夜行バスの帰路は、帰路だけで私にとって一つの旅行として成立した思い出です。
いまでは観戦で大阪に行くことも減り、先日久しぶりに高速バスは利用しましたが夜行バスの一人でのドキドキ感にはかなわないなと思いながらセンチメンタルジャーニーしたので、この時のことを改めて書けて嬉しいです。
また、どこかに一人で行くときは夜行バス、探してみようと思います。
余談)続編出てます↓
小川さんがバス会社に潜入したり、見学会でバス座席の進化に感動したりしています。単純に社会見学にご一緒しているみたいで面白かったです。