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モーツァルト!2024/9/28他 帝劇

モーツァルトが「魔笛」を完成させたこの日、お友達に連れていっていただき観劇が叶いました。
この日が帝劇最後だったのだけど舞台感想はあとで書くとして、この日まで旧知のお友達から初めてのお友達に劇場であって同じ時間を過ごしたり、劇場外で会って感想に花咲かせたりと、お祭りみたいでとても楽しかった。
実はこの日以来梅田に向けて、YouTubeにあがってるモーツァルト!ナンバーを聴くことを絶っています…梅田の1回→博多千穐楽配信でわたしの2024M!は終わりなので、感動を慣れたものにしたくなくてね。

さて最終週と28日M!の感想というか覚え書き。
言うてもこれまでも色々書き留めたのでそこから漏れたものを自分のために置いておきます。

この日初の葉奈アマデは表情豊かなんだね〜ヴォルフの中の才能と好奇心の塊のように舞台の上で弾んでいた。
魔笛を書くことになった時の本当に嬉しそうなやる気満々笑顔がかわいい。

"何処だモーツァルト!"からの2人の対決、最後の決めポーズの前のコートの翻り方が綺麗、大我くんの身のこなしのひとつひとつの美しさはこれまでのキャリアで培われた貴重な武器だと思う。

確かレポで読んだ27日?もシカネーダーの拍手がなかったらしいけど、この日シカネーダーの拍手はやり直しなしの1回。公演時間伸びちゃうね、とかなったのかな?

パパから「借金は…1500グルテン」と聞き顔をそらし「ははは…」、「しかも日増しに増え続けている!」で再度「ははは…」と顔そらし…が最高に可愛かった!笑

そしてやっぱりヴァルトシュテッテン男爵夫人のWキャストの違いがわたしは大好き。
Xにも書いたけど香寿さん夫人は気品溢れる政治家でまさに御伽話の語り部、
涼風さん夫人はキラキラお姫様おっかさんって感じがした。涼風さんの目元がキラキラだったのが素敵だった〜
そしてわたしは"ここはウィーン"の「背中にナイフ突き刺し手にはキスをする」を歌い演じたい…好き…

28日プラター公園はヘビ
ヴォルフ「(両手でくねくね)」
コンス「なに?何がくるの?!」
ヴォルフ「(片手くねくね)…シャーっ!」
コンス「へび?あははっ」
色んな動物に出会ったよね、サル、ウサギ、ゾウ、ひよこ、へび…(他にもあったと思います!)
これを経て「ほんとにほんとにほんとにほんとに最高だ〜 好きすぎちゃってどーうしよう?可愛くってーどーうしよう? きょも〜ヴォルフガーング!」という替え歌を作ったわたしです。

あと、「ご主人は?」「死んだわ。新しい主人よ」に対し結構大きめな声で「えっ!」って言ってて周りもクスクスしてたw
この後を知ってからのプラター公演でのふざけあい、"このままのあなた"に涙が止まらなくなる。

東京公演も大詰めで少し声枯れしてきていたと思うんだけど、僕はウィーンに残るー!の"のこ"ががなり気味でそれがまたよかった!

28日の影逃はすごかった。
前半は自分の未来を見つめる目に野望が輝いてるのに「…どうすれば」で表情がサッと変わるのがいつもゾクっとくる。

コンスの「ダンスはやめられない」、序盤に観た時と比べ「暗い」が台詞になったのに続き、28日「生きて愛し夢に溶ける」の歌い方アレンジ入って情感が溢れ叫び出していて震えて双眼鏡持てなくなった、きいちゃん最高だよ。

フィガロの結婚の成功をお祝いするため待っていたコンスのもとへ帰るヴォルフ。
蝋燭を消す時、きょもヴォは「ふぅ〜」と舞うよう消してそっとコンスを抱きしめるディズニーの王子のようだし、ゆんヴォは「ふっ!」と消し荒々しくシャツを脱ぎ覆い被さる男なのがまた…どちらもいいよね。

父逝去の知らせの後の発狂、"並の男じゃない"のリプライズなのが意味深で皮肉。
28日「外の空気吸ってくる」の演技、この日まで観た回は呆然としてアマデに引きまわされているかのごとくふらっと去る感じだったのに、
28日はシニカルに笑いながらアマデに数回小さく頷いてて「わかったよ、お前がその気なら地獄まで一緒に行ってやるよ」って感じで、京本大我が好きな理由が詰まっていた。

レクイエムのシーンは、書く前にアマデに向かって片頬で笑った「書いてやるよ、お前なしで」という顔に見えた。
1枚書き上げ「ほら書けたじゃないか」という顔をするけれど、見返すうちに笑みが消える。
殴り書き、破り、自分のおでこを叩き、書き、破り…
微笑んで安寧を迎えたように感じた回もあったけれど、28日の最期は安寧というより、絶望の死に見えた。

初めて観るモーツァルト!、その楽曲の強さ、Wヴォルフの異なる魅力、キャスト組合せによる変化や回ごとの変化、回を重ねたり他の年の広報映像を観たり関連書籍を読むことによる自分の中の見る目の変化、様々な学びもあって狂騒(お金、仕事色々見てみぬふりしたのでね笑)と歓喜の日々でした。
東京公演が終わってしまってまださみしい気持ちを抱えているけれど、わたしは他の方々の魅力に胸を打たれて、それでもなお他でもない大我くんが好きなんだなあと再認識できたしこの自分だけの気持ちの手応えを忘れたくない。

梅田と博多での演目の成長がますます楽しみだし、ウィーン版もWOWOWで観られちゃうなんて。
まだまだM! を味わい尽くす所存です!

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