本にまつわる
いま読みたいもの、異国日記、52ヘルツのくじらたち、角田光代諸々、山本文緒、あとは色々積んである本たち、
短編より長編の気分で、1冊大きめのハードカバーが読みたい。なにも起こらないやつ。
先週あたり、3月は珍しく書店でガッと本を買った。外で読みたいことが多かったのと、とにかく寄りかかりたかったんだと思う。
本棚を全く活用せず家中てんでばらばらに本が置いてある癖に、わたしは自分が持つ本を選別する節がある。まず読んでから買う。読んで面白かった本はたくさんあるけど、本棚に並べる本となるともう一段飛び越えないといけない。割と節操なく色々読むけど手元にある本は存外少ない。3、4回読んでいるけど持ってはいない本とかある。
手元に置きたい基準は何なんだろう。買ってから開かない本もまあまああるし、読み返したいからではないと思う。うっかり残穢を借りてきちゃった時の嫌さったら半端じゃなかったな 家に置いているのが怖くて一刻も早く返したかった
基本的に外で読まないので本を持ち運ばない。いま読みたい!ってなると本屋さんに駆け込んでえいやで買うしかない。題名を見てあらすじを読んで表紙を眺めて、その時の気分にあったらそれにする。本を選ぶ瞬間とひとりでいま食べたいものを考える瞬間はよく似てると思う。からだにいれたいものを探る感じ。料理中の味見も6割くらい同じ。足したい味を探す感覚。
読みたい本のリストはずっとつけていて増えていくけどそこから読まないので一向に減らない。たまにリストを見返すともう読んでいるのがあったりするのでそれを消すだけ。死ぬまでに絶対読み終わらないと思う。
うう、旅行に行きたい。どれかの短編で主人公がゆったりと温泉旅行に行っていたのがすごくよかった。たしか松茸の季節だったはず。本を持って行って特に観光はせず宿でご飯とお風呂と空間を楽しむやつやりたい。どうしてもはしゃいであれもこれもって観光しちゃうので実行できずにいます。伊香保はいいよって聞いているので、ずっと機会を伺っている。
お金を稼いでひとりで暮らしてたまにおいしいものを食べつつ、やりたいことをふらっとできる大人になりたいな つよくありたい