短くしようと思ったのに長くなったよ いつもそうね
私の人生はわたしが動かしていくべきものだとは思うけど、昔からわたしはすごく影響されやすい。最近はそれでもいいやと思っている。思考をとにかくたくさん回して、ずれていても不足していても自分なりに回して取捨選択したものは、もう私のものだと思うようにしている。それでいいよね
推しが、推しというとなんかふわついて違う気もするけどとにかく好きな人が タトゥーをいれた。
タトゥーをいれるという話はずっと聞いていた。メンバーが配信で言っていたので。どういうのにしようかと話していて、微笑ましかった。どうやら皆いれたらしいということも耳に入っていた。
でも、お揃いでいれたメンバー達が続々公開していく中でもあの人は頑なにどこにいれたかひた隠した。色々考えることもあったんだと思う。全てを見せるタイプではないように映っていたし、それでいいと思っていた。元々、一度高度を下げるにあたって繋がっていることを誓っていれようかというものなので我々オタクにわざわざ見せる必要も無いものだし。ただただ自分の好きなひとたちがタトゥーを入れるほどに互いを大切にしていることに感謝していた。いつかは見せてくれるかな、とも思っていたし。見せてくれなくてもそれでよかった。けど
思っていたより早く、見せてくれた。
位置を知って、ああそうだよなと思ったし、そこしかないと思った。でもそこにいれた重みにしばらくクラクラした。重すぎる。元々友情タトゥーってそういうものだし、重すぎるも何もないですが、なんかもうそれに込められた一生背負っていくという覚悟をその時ありえない濃度で理解してしまって、衝撃だった。
そのタトゥーを公開した翌日にはもう、暫しの別れが発表されたそうだった。私は知らなかった。逃げていたから。好きの気持ちには上下がつきもので、離れれば平穏で楽だった。
きっとこの日程はもう決まっていて、だからこそ最後に会える機会のあのタイミングで、お披露目したんだろう その後の短い配信では散々見せてとねだられてうんざりしていたようだったけど。ここだよここここ!と言いながら、もう見せないからねと苦笑いしていたのが可愛らしかった。最終公演の最後の最後まで温めて大絶叫を浴びておきながら、大したものじゃないと言う姿がおかしかった。大したものだとは思いますよ
冗長なこの文章の本筋は、私もタトゥーいれるということ。元々、場所が公開されたらいれようかと考えていた。公開されなかったらいれない。
公開された。推しの重い覚悟を目の当たりにしてやっぱりわたしもなにか一生背負うものを形で表したくなった。常に離さず刻めるタトゥーは手法として、好きな気がする。彫っちゃえばなくさないしな。
どうか、場所を揃えることを許してほしい。
これは別に誰に許可を取るものでもないけど、言い訳したい。大切な人が大層な意味を持っていれたもので、土足で踏み込みたくない。重ねてきた人生と苦労があってこその位置なのはわかっている。でも私は、これから踏ん張るための支柱として、あの人の強さ柔らかさ勇気にあやかってその位置にいれたい。自分の中の十字架兼お守りになってくれないだろうか。
一生背負いたいもの、なんだろうな〜〜
本当に凄いと思っている。海を越えた矮小な1オタクは何も知らないし分かっていないんだろうけど、尊敬している。頑張る源はそれこそ色々あるけど、考えを回して変わっていきたいと思う時、7人によってそう思うことが多かった。ただ、その風潮や毎日起きる論争、常に思考を回さなくてはいけない義務感に苦しくなって離れた。7人はずっとすき。いまならまた、知れるでしょうか。お恥ずかしながら推しは色々いますが、肌に刻んで精神の支えにしてもいいと思えるのは、この7人かもしれない。あの人たちほど常に変化し続けるものを知らない。
25年までに、また色々知りたくなった。戻ってきた7人を、今度は逃げずに好きでいられますように。