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オーバーフロッシャーでガチエリアをひたすら塗り続ける戦法について【泡撒きマン】

2時間ZRボタンを連打し続ける覚悟はあるか?
スプラトゥーンの話、してぇ〜~~~~~~!!!!!というわけで、スプラトゥーンの話をします。
有利なステージのガチエリアにオーバーフロッシャーを持ち込んでひたすらエリアを塗りまくる人の話です。当記事では「泡撒きマン」と呼ぶことにします。
(解説記事っぽいですが、ウデマエS+下層とかその程度なので、ただスプラトゥーンの話がしたいだけの人だと思ってください。)

ぶっちゃけ強いの?

噛み合えば強いです。有利なステージでこの戦法を当てればいいのでウデマエを上げたい場合におすすめできます。順当に上手くなりたい人には向かないかもしれません。
強みのポイントとしては、自分の仕事が明確で考えることが少ない点にあると思います。その代わり、「味方負担」と言われないように1.5〜2人分はその仕事をやり抜かなければいけません。
敵編成や対策によっては自分ではどうすることもできないまま負けます。(真のうま男なら戦法を切り替えてどうにかできるのかもしれませんが。)特にキルに関しては味方依存度が高いです。
最悪負けても塗りポイントとエリア塗りと味方のジャンプ先と注目された時間とアシスト数とインク消費量とアメフラシあたりで表彰が狙えます。セコくポイントを稼いでいきましょう。

使う側のポイント

ギア

インターネット泡撒きマン

自分はこんな感じです。追加ギアパワーはもっと詰められると思います。
サーマルインクはメインかスペシャル等何かしらダメージを敵に与えるとヒト状態の姿が地形越しでも透けて見えるようになります。オーバーフロッシャーと一番相性がいいです。
インク回復とメイン効率はとにかく泡をバラ撒き続けるためにつけています。
他はお好みでスペ増とかあればいいと思います。

ポイント&やってはいけないこと

・泡は無駄なく継続的に撒く
泡を連打するときは毎回少しずつ左右にずらしましょう。同じところに泡を撒くのはインクの無駄です。
泡を撒く位置は、塗れていないところ、味方が戦っているところ、サーマルインクで敵が見えているところ、をちゃんと狙った方がいいです。遠くから塗れるってだけで塗り性能自体は高くないので、無駄に撒いていると塗り負けます。
だいぶ塗れていて敵も落ちているタイミングではインク回復を意識して次の泡撒きまくりタイムに備えておきましょう。
遠くを塗る時はジャンプ撃ちや少し上めに振るといいです。
また、味方に泡撒きマンがもう一人いる場合は立ち位置が被らないようにしましょう。塗り効率が落ちるし同時にボムで死んだら損失が大きいです。

・死なない
極力裏取りや攻め込みを許さず、死なないようにしましょう。死ぬと塗りパワーで負けて前衛も挟み撃ちにされるのですぐエリアを取られます。打開が弱いのでなんとか死ぬ前に返り討ちにしたいです。
味方が落ちてエリアが取られそうな時もなんとか死なずに塗り続けて妨害しつつジャンプ先として機能したい。

・サブスペはメインの塗り補助
サブのスプリンクラーは暇なときにエリアの塗れる位置(メインで塗らずにまかせる位置)か敵の邪魔になるちょっと高い位置に置いておきます。スプリンクラーは自分が死ぬと消えるので、その点でもやっぱり死なないことが大事です。
スペシャルのアメフラシは敵(特に長射程)を強ポジションから退かすときに使いたいですが、塗り続けが重要なタイミングではインク回復用に雑にエリアに吐いちゃっていいと思います。ローな敵が何人かエリアにいる時にトドメ用に吐くのも強いです。

・むやみに高台から降りない
基本後衛でエリアを塗り続けるのが仕事なので、同じぐらい後ろにいるのであれば高台から降りる必要はない場合が多いです。ステージや状況によっては前に出た方がいい場面もあるかとは思いますが、それはやっていく中で学べばいいでしょう。

負ける要因

泡撒きマン中心に考えた負け筋としては攻め込まれ負けと塗り負けがあります。

・攻め込まれ負け
カーボンローラーやスシ、スパッタリー、52ガロンなど突進力のあるブキに後衛の高台まで攻め込まれたり、裏取りされたりして自分が落ちてしまうとその後がだいぶ不利になります。
まず攻め込まれにくいステージを選んで、その上でステージごとにどこから敵が攻めて来やすいのか把握して警戒しておきましょう。短射程が入ってきても一応こっちも一振りで全弾当てれば返り討ちにできるので、攻め込みを察知して地形を活かしつつなんとかそれを通したいです。
攻め込まれ以外にもスクスロやプライム等に下から撃たれたりチャージャーやボムやトーピードやスペシャルで遠くからやられたりするので相手の編成をよく見て何が飛んでくるかアタリをつけて立ち位置に気をつけましょう。
万が一落ちてしまった場合はおそらく打開の展開になるので、「やられた」「カモン」を押して味方と一緒に行きたいです。

・塗り負け
オーバーフロッシャーは遠くを安全に塗ることができるものの、塗りパワーとしてはいわゆる"塗りが強い"と言われるようなわかばやプロモデラー等にはもちろん負けるし、丁寧に塗ってるシューターとも大差ないです。エリアの外から延々と塗り返され続けると分が悪い。なので、塗りで戦うときはシビアに無駄なく泡を撒き続けることが重要になります。
また、相手にも泡撒きマンがいると戦法上でのアドバンテージが打ち消されてしまいます。1対1では泡撒きマンが落ちなかった側が有利です。1対2だとふつうに泡撒きマンしてるだけではどうにもならないので味方か自分でなんとかする必要があります。(が、自分でなんとかするのは難しい。)

・ルール切り替わり終盤
あと、これはやや盤外戦ですが、バンカラマッチ(チャレンジ)の場合ルールの切り替わりの2時間のうち終盤になるほど泡撒きマンが通りにくくなる印象があります。相手にも泡撒きマンが増えること、泡撒きマンを放置せず対策をきっちりしてくる人が増えること、が原因だと思います。なんかぜんぜん通らなくね?って思ったらやめ時かも。

おすすめステージ(私見)

自分だったら泡撒きマンで潜りたいと思うステージを紹介します。ステージは2種類抱き合わせになるので、許容できる組み合わせの時間に泡を撒きに行きます。
後衛の高台があること、安地からエリアが塗りやすい(障害物がない)こと、裏取りや攻め込みをされにくいこと、安地が狙撃されにくいこと、が条件になってくると思います。

ナメロウ金属

塗りやすさ◎、攻め込まれにくさ◎

高台からエリアがまっすぐ塗れて正面の金網からしか攻め込みがないので条件がいいです。ただ、まっすぐ塗れるとチャージャーも塗りでかなり強くなってきます。
金網は攻め込まれにくいですが泡が貫通するので歩いてこられると面倒。フデもすばやく入ってこられるので注意です。台の上は狭いのでマルミサやボムは余裕をもって避けたいです。
左のトラックの上はトラックの頭にバウンドさせるように撒くとちょっかいを出せます。
高台から降りてしまった場合は台の左にあるスポンジを塗ると戻って来れます。
暇なときは中央金網にスプリンクラーを置いてます。
WIPEOUTなどで抑えに入る場合は右前に出て敵高台に泡を乗せるのも強いかもしれません。(抜かれてエリアを取られないように。)

キンメダイ美術館

塗りやすさ○、攻め込まれにくさ◎

エリアが横に広く回転台の向こうがやや塗りにくいですが、高台が強いです。攻め込みが回転台から真っ直ぐ飛び移ってくるルートになるので、タイミングがわかっていれば泡4発フルヒットで返り討ちにできます。ただし、しつこくトライされてやられてしまうとセンプクされて一気に状況が悪くなります。
エリアの左から降りてくる敵も見やすいです。
台の下に投げ込まれて膨らんでくるナイスダマが確認しにくいので溜めモーションを見たら警戒しましょう。

ゴンズイ地区

塗りやすさ○、攻め込まれにくさ○

高台が優秀です。遮蔽となる壁もあるので台上を横に動きながらエリアを塗りましょう。高台の上に乗れない時は橋の下からエリアに泡を流し込みます。台への攻め込みは下を潜ってスロープを上って後ろからくるので、抜けてきていないか常に警戒しましょう。
高台から死角や遮蔽物が多いので思ったよりエリアが塗りにくくてシューターに塗り負けやすいです。塗れていないところを丁寧に狙う必要があります。
スプリンクラーは敵高台の側面や下が壊されにくくオススメ。
対岸の高台に長射程がいると厄介なのでアメフラシで退かしたいです。
抑えに入るときはエリアの前まで出ちゃってもいいと思います。(抜かれないように。)

ヒラメが丘団地

塗りやすさ○、攻め込まれにくさ△

諸説あると思いますが個人的にはけっこうオススメです。自陣側エリアから相手側エリアを見ると縦長なので塗りやすい部類に入ると思います。自陣側が取れたら自陣側少し前めに出て敵陣側に泡を放り込みつつ味方に攻め込んでもらう感じです。攻め込まれて自陣側を塗る時は段差の上まで下がって戦います。左右幅が狭いので比較的戦える方だと思います。もちろん塗りもやるのですが、キルの飛沫で塗るのを意識するぐらいには戦闘もします。サーマルインクをつけていると逃げて飛び降りた敵を追撃しやすいです。
攻め込まれる時は敵陣から渡ってくるか下から飛び出してくるかですが、左からの飛び出しは上から塗り状況を見ていれば誰か来ているかわかるので、暇なときに下に泡を撒いてルートを潰しておくとよいでしょう。(ルートがまた塗られていたら左からの飛び出しを警戒できる。)
スプリンクラーは敵陣か左側の壁とかがいいです。
アメフラシがめちゃめちゃ強くて、エリアで縦に通すと逃げ場がほぼないです。
敵陣に下から攻め込む時は泡を4発エリアに乗せて自分は下に消えるのが強いです。敵陣奥の段差の上まで入って自陣の時と同様に籠城して味方に挟み撃ちにしてもらうこともあります。

なくはない他ステージ

抱き合わせならまあ妥協することもあるステージ。(あんまり経験がないのでテキトー言ってるかもです。)泡撒きマンの要素が薄くなるところもあります。
クサヤ温泉:ここで泡撒きはやったことないけど、脳内イメージでは悪くなさそうな雰囲気あります。
マテガイ放水路:エリアが狭いので泡の制圧力はまあまああります。攻め込まれやすいです。透明屋根(?)の側面にスプリンクラーつけたい。
マサバ海峡大橋:高台はあるけど微妙だし塗りにくいです。
チョウザメ造船:エリアに泡を横向きに走らせるのは強いと思います。高台からだと横に広いのは☓。打開がキツい。
海女美術大学:一応後衛高台があります。エリアは塗りにくい。むしろ中央高台から敵陣に泡流し込むのが強いかもです。
ユノハナ大渓谷:塗りにくい。高台はあるけどフデやローラーが突っ込んでくるのであまりやりたくないです。

泡撒きマンとマッチした時の取説

味方に泡撒きマンがいる場合

まず編成を見ます。
塗りパワーで勝っていそうな場合、泡撒きマンはかなり頼りになります。ある程度塗りは任せて、泡の届かない箇所を優先的に塗って補助すれば容易にエリアが取れます。積極的なキルは期待できませんが、泡の届く位置で交戦しているとアシストしてくれるハズです。
塗りパワー負けてそうな場合は塗りブキをキルして人数有利を取りたいです。エリアの塗りも任せっきりにせず状況を見て手伝ってあげた方がいいです。
また、相手に突進力の高いブキがいる場合は少しだけ攻め込みに気を配ってあげると安定感が高まります。とはいえ何度かは一人で返り討ちにしてもらいたいものですが……
泡撒きマンの「やられた」が見えたら自陣が壊滅しているので挟み撃ちに注意しましょう。
泡撒きマンにどうしても前に出てほしい場合はカモンで呼んでください。

相手に泡撒きマンがいる場合

負け筋のところで挙げた「攻め込まれ負け」「塗り負け」のどちらかを突いて負かしましょう。
短射程で攻め込む場合にはこっちを見てなさそうな時に一気にいくといいです。対面はまっすぐ突っ込むと泡4発食らって即死するので横移動を意識すれば死ににくいです。(偏差撃ちできるマンは例外。)
塗り勝てそうな場合はエリアの外の泡を受けにくい位置からエリアを塗り返すと良いです。泡撒きマン側としてはエリアに泡を撒いてもエリア外の敵に泡を撒いてもエリアが取られる状況になるので非常に苦しい。
どちらにしても泡撒きマンを放置せずにトーピードやボムなどでちょっかいをかけ続けると相手の塗りパワーを1.5〜2人分削れます。

おわりに

泡撒きマンに潜む、マキマ。
チェンソーマンアニメおもしれ〜~~。

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