自作キーボードデビューした
自作キーボードに昔から興味があったものの、費用の問題で敬遠し続けてました。が、ちょうど金銭に余裕ができたので、やるなら今!と思い切って作ってみることにしました。
一応言っておくと、私はド素人であり、用語や機能について詳しい訳ではないです。
事細かいことは分かりませんが、初心者の体験談として受け取っていただけると嬉しいです。
今回選定したパーツはキーキャップを除いて、遊舎工房という国内ショップにて購入しました。
真夜中にオンラインで注文しましたが、翌日起きたらもう発送されてて対応の速さにビックリしました。
秋葉原には実店舗もあり、自作キーボードが沢山販売されています。実際に触ってみたい人は是非。
とりあえず、購入したものはこちら。
ケース類:Tofu60 2.0 kit
ケースやPCB、プレートなどがセットになっているキット。
はんだ付けが不要かつ、これとスイッチ、キーキャップを買えばキーボードが作れるので、私みたいな初心者にオススメ。
スイッチ:Everglide Dark Jade Switches / Tactile
遊舎工房の実店舗で様々なスイッチを触る中で、打鍵感が特に気に入ったものを購入。
心地よいクリック感と打鍵感が癖になった。
キーキャップ:NicePBT Noel
国内流通はしていない為、CannonKeysという海外ショップから購入。
youtubeのとある自作キーボード動画を見て魅了された。
無事に届いて中身を開ける瞬間はワクワクしますね。
欠品なしで安心しました。
詳しい作り方は遊舎工房のHPに掲載されているマニュアルを参考にすべきなのですが、ド素人すぎて何が何だか状態に…
なので、幾つか動画を漁りつつ組み立てました。
個人的に、以下の動画がとても分かりやすく参考になりました。
まずはスイッチやスタビライザーに潤滑油を塗るルブという作業から始まります。
ルブをすることで打鍵感が滑らかになり、綺麗な打鍵音になるらしい。するかしないかで天と地の差があるとかないとか。
正直、私的にはルブが製作過程の中で一番しんどかった。
細々とした流れ作業を5時間くらいずーっと続けたので、精神的に疲れました。
ルブはアニメでも見ながらやるのがオススメです。
私はぼっち・ざ・ろっく!を1話から見ながらルブしましたが、ルブが終わった頃にはもう11話でした。
まさに精神修行でした。だからこそ、終わった時の達成感は尋常ではなかったです。
頑張ったご褒美に、コンビニでケーキ買ってむしゃむしゃ食べました。
ルブを終えた後は、ケース、プレート達、スイッチを合体させます。
とても端折ってますが、ここの結合作業は割とすぐに終わった気がしました。(ルブにやられまくったせいなのかな…)
一応、ここまでやればキーボードとしては機能しますが、くっつけたからといって正しく動いてくれる保証はありません。
実際、スイッチ12個位は無反応でした。
スイッチを差す向きを間違えたり、スイッチの端子が曲がってたり、ルブでスイッチを分解した時に接点のパーツを壊したり、と様々な原因がありました。
端子曲がってる位であればゴリ押しで直せばなんとかなりましたが、接点のパーツを壊した場合はどうしようもありませんでした。
結果、スイッチ10個がお亡くなりに。
多少余裕を持たせてスイッチは買っておいたので、辛うじて助かりました。
もしかしたら復活方法があるのかもしれませんが、私には分かりませんでした。
あとはキーキャップをくっつければ完成。
やったー!テンション爆上がりーー!!
出来上がった時の感動や達成感が素晴らしいです。
既製品を買うのとはまた違う感動がありますね。
打鍵感も当然ながら最高でした。
ただ、ちょっとうるさいので静音化した方がいいかも。
よかった
好みのキーボードが作れた
自作効果で愛着が増した
キーボードについてちょっと勉強できた
わるかった
とにかく高い
自作キーボード沼にハマりそう(悪いのか…?)
こんな感じです。
因みに、このnoteは自作キーボードを使って一通り書かせていただきました。
ガリガリ文字を打つのが楽しい!自作キーボード最高!
…ところで60%のUS配列なんて使ったことあったの?
そんな、まさかねぇ。