【記録】就活日記 いち
「就活」のイメージ
就職活動。
私より先に姉が経験していたので、ああいつか自分もこんなふうに動いていくんだ、みたいな脳内シミュレーションはされていた。
でも、姉はコロナ禍の就活で、買い手市場。つまり企業側が採用人数を減らすことが多く、私から見ると(というか多分社会的に見ても)相当優秀な姉はとても、辛そうだった。精神的に追い詰められているさまが、隣の部屋で過ごすだけでよくわかった。まだコロナ禍だったから、息抜きもそうできなかったのだろうと振り返れば思う。そんな姉も、今では大変そうだが働きやすそうな職場でお仕事をしている。
ここから私が感じたことは、自分や就職活動そのものを外から客観視することがこの上なく重要だということ。
情報戦であり、警戒していても他の就活生の状況なんていくらでも流れてくる。そのなかで、自分は大丈夫だとどれだけ思えるかが大切なのだと悟っていた。
就活のスタート
私の就活のスタートは曖昧だけれど、初めてインターンシップに参加したのは2年生の7月。25卒は就活が早まると煽られあまりにも不安だったので、あさがくナビやマイナビなどのアプリは2年生の頃から使っていた。
参加したインターンシップはオンラインで、よくあるグループ活動。1・2年生でも参加歓迎と書いてあったけれど、参加したときのピリピリした雰囲気からして、他にはあまりいなかったみたい。ディスカッションをして、発表して。今考えればお決まりの流れだし、企業もそこまで詰めてくるわけではないから構えなくてもよかった。けれど、まだ不慣れだった私は「これを上手く回すの...?!」と不安に駆られた。ちょっと輪を乱しがちな参加者がいたから。
同じ企業のインターンシップ第2弾のお知らせをもらい、9月にも別テーマで同じような活動をした。時間配分とか役割分担とか、慣れだと思う点が多くて、でもそこそこうまくやっている自信はあったので、入り口にはよかったんじゃないかと思っている。
ちなみにその企業のインターンシップ第3弾から対面になるらしかったので、そこで参加をやめた。対面は逃げられないし...(?!) と、謎の考えではあったけれどまぁ、総じて面白い経験だった。
就活のスタート2
そこからぱったりと就活に関わらなくなり迎えた大学2年生3月末。1つ上の先輩が4年生になる前に就活を終わらせたことを知り、私もそういう風に終わらせたい!と思った。
3月のうちに就活用のメールアドレスを作り、それまで使っていなかったアプリにも登録し、私の代のものに切り替わるのを待った。情報を登録していき、試しに企業検索を使ってみると山のように企業が出てきて少し狼狽えた。スカウトも来るようになり、意味もわからないまま、CMではないが「こんなところからスカウト?!」とか思ったりしていた。
ところが今度は大学が忙しくなり、4月5月は就活お預けになっていた。SPIの対策本を購入したのはこの頃だろうか。時間が取れずほとんど進めていなかったが、4月の時点で準備だけは万端だった。
つづく
moca