見出し画像

『サウナラボ神田』は彼女と行くならこのサウナ(サウナレポ)

『サウナラボ神田』に行ってきた。

主に名古屋にあるサウナ系列『ウェルビー』がオシャレサウナとしてオープンした『サウナラボ』、その東京初進出店舗が『サウナラボ神田』。

開店直後は全く予約が取れなかったのだが、今回たまたま予約が取れたのでGO…

神田といっても最寄駅は神保町なので、カレーを食べてから歩いていく。
会社的なビルが立ち並ぶビル街(集英社とかも近くにある)を進んでいくと、突然何かしらオシャレなビルがある。ここに『サウナラボ神田』が入っている。

受付に至るまでにはサウナマーケットなる物販コーナーがあり、明らかに家では使えないけどめちゃくちゃほしくなるロウリュ用の柄杓とかが売っている。他にもサウナハットなんかもたくさん。


喫茶コーナーの近くでは巨大サウナハットも出迎えてくれる。

受付を済ませ中に入ると、ロッカーでタオル類と貸し出しのサウナハット、そしてポンチョを受け取る。ポンチョは、男女共用の休憩スペースで使う。サウナハットがレンタルできるのはなかなかない要素でうれしい。

今回男性側はOKEサウナという方だった。サウナのあるエリアに入ると、サウナで使うロウリュ桶のような形のサウナ室と、その他二つのサウナがある。
全体的に薄暗く、ディズニーシーのマーメイドラグーンをおとなしくしたような印象。

サウナの作りは素晴らしく、ひとつひとつの室が小さいのでロウリュをすると室内外一気に暑くなる。ストーブからの距離も近いので蒸気の熱とストーブからの輻射熱がダイレクトにきてすぐに蒸し上がるというわけだ。
もちろんセルフロウリュはし放題。これだけでもたいへん得難いもので、静かなので貴重なロウリュ音を存分に聴くことができる。
もう一つ素晴らしいのは、基本的にサウナストーブが足元にくるようなつく日になっていることだ。これは上昇した熱い空気をむだなく人間にあてられる構造で、非常に良い。

水風呂はないが、かわりにアイスサウナという部屋がある。つまりめっちゃ寒い部屋だ。中は霜が降りるほど低音のエアコンがごうごう吹き付け、壁のヴィヒタのたばが凍りついた氷が雪のように落ちてきたりする。しばらく入っていると、総立ちになった産毛に結露がおこって水滴がついてなんともファンタジーなかんじだ。
水風呂に比べるとパンチの面では劣るが、他で味わえない体験だ。

外気浴スペースは、サウナのある部屋に椅子があるのと、男女共用のエリアにこんなものがある。

ヴィヒタ・マウンテン……。
ここで前述のポンチョをきて、休憩することができる。「サ」「ウ」「ナ」の文字がご覧いただけるだろうか。なんという自己主張か。

値段は、90分程で2700円。正直お高い。水風呂がなく、ばっちりサウナをキメるのを期待していくと肩透かしを喰らうかもしれない。
しかし、清潔さ、オシャレさ、静かさ、サウナの原点に立ち返るセルフロウリュが味わえるため、「ラグジュアリーを求めよう!」という気持ちの時はおすすめだ。
また、オシャレでかつ男女が休憩スペースを同時に利用できるというのは大きい。水風呂がないというのは逆説的にいえば水風呂に入らなくても楽しめるということだし、借りられるポンチョもかわいらしいし、サウナハットなんかもオシャレなので、アトラクションやアクティビティ的な意味で彼女や女の子を安心して連れて行ける貴重な枠だ。
なお、休憩スペースは料金外のため、僕(筆者)のように2枠連続で取らなくても十分楽しめる。

間違いなくオシャレさという意味では最先端をいく『サウナラボ神田』、近くにきた折には訪れてはいかがだろうか。

いいなと思ったら応援しよう!

獅子吼れお
サウナに行きたいです!