個人用サウナマットってどうなの?(限定サウナコラム)
サウナハットやサウナにもっていく道具の記事のなかで、「サウナマットを自分で持ち歩くの別にいらんくね」みたいなことを書いていたのだが、このたびちょっとしたきっかけがあってサウナマットを入手したのだった。
入手したのは、そのへんの施設でもよく見る、黄色いタオル地のやつ。3枚で2400円なので、1枚800円。1枚はTCGのプレマ用、1枚はサウナにもっていく用、残りの1枚は使うあてがなくてしまってある。
これを持ってサウナにいってきて、使用感を試してみた。
結論からいうと、けっこう良い。ただ、荷物と洗濯物が多くなるのはトレードオフといったところ。
まず普通にサウナの中で尻に敷くものとして使う。サウナマットを貸し出していない施設の場合、座面がむき出しだったりタオルが敷かれていて定期的に交換されていたりするが、そこに自分だけの清潔なスペースを確保できるというのは、悪くない。
サウナ内での他の用法として、アツアツになっている座面や足元、背もたれに挟んで緩衝材として使うという方法もある。タオルが数枚あれば足りるのだが、1枚しかないこともあるし、そういうときに予備のタオルとして使えるのも良い。
外気浴でも、あったらあったで便利だ。
椅子に座る前に水をかけなくても、サウナマットを敷いておけば清潔な感じがする。
加えて、広めのスペースがあってねころべる場合に、頭や尻や背中にしいて寝心地を上げることができるのも良い。
まとめると、メリットとしては
・清潔なスペースの確保できる
・予備のタオルとして利用できる
の2点があげられるだろう。
快適さは底上げされるが、サウナハットほど、サウナ行為じたいの満足度には寄与しないので、優先順位は低そうだ。
デメリットとしては、やはり荷物が多いということに尽きる。
基本的に風呂というのは身一つで入るもので、最近のサウナ施設であればサウナハット用のフックが用意してあるところもあるが、マットは置き場に困る。
それでなくても浴室内で持ち運ぶものが増えること、忘れ物の可能性があるものが増えることは、あまりよろしくない。もしかしたら、タオルを自分で複数枚持っていけば、事足りるのかもしれない。
総合して、個人用のサウナマットは、あったらあったで快適だが、なくても別にかまわないな、という印象だった。
けっこうかさばるし、サウナハットほどサウナ行為に影響しないので、今回のように何かのついででなければ、買わなくても良いと思う。
ただし、例えば最寄りのサウナの清潔さがちょっと気になるとか、そういう事情があれば一度試してみるのもいいかもしれない。