【デバフウララ】超長距離タイシンメタ/ウララシステム改・殿(しんがり)デバフ理論解説【#ウマ娘】
追記
⚠逃げウララとの混同に注意⚠
現在、もう一段階先へ進んでデバフウララを逃げで出走させ、超超超スローペースを狙う手法があります。このときのメタ相手は先行脚質であり、先行を潰す代わりにスタミナ消費が抑えられるので、眠れる獅子が不発になった程度ではスタミナ不足を起こさず、他のスタミナデバフも全て無意味となります。
本記事のデバフウララは差しや追込で出走し、ナリタタイシンをメタるものです。逃げウララは逆に追込のキャラを有利にするギミックとなるそうなので、くれぐれも混同に注意してください。
なお、元々ライブラ杯では差し追込が有利のため、わざわざ先行をメタるギミックいるのかな?という疑問があるので、本記事はナリタタイシンメタの作戦のまま進行させて頂きます。
追記ここまで
個別記事が必要になったときのために書いておきます。
デバフウララでTwitterを検索したところ、元々黒マックの固有を発動させやすくするギミックとして昔からあったようです。
ライブラ杯が発表されてからタイシンの眠れる獅子潰しとしてにわかに注目を浴びていたようですが、寡聞にして存じ上げず、数日前に自分で閃きました。新発明じゃなくてショックですがマイナー構築なのでまあ良いでしょう。
後世のために旧ウララシステムと合わせて記録しておきます。
⚠注意⚠
本noteでは有志により公開されている仕様の解析データや、その解析データを元にした検証結果を考察に組み込んでいます。
今や誰でも語っている固有スキルの発動条件ですら出発地点は解析ですが、解析という文字が視界に入るのもアウトというかたは今すぐブラウザバックお願いします。
拒絶反応が起こらないかたでも、実際の挙動から確かめたわけではない真偽不明の情報は鵜呑みにせず、要検証の仮説レベルのものだと考えてください。
もちろん実地検証は日々自分でも行っており今のところ正しそうだと思ったものを公開していますが、仕様が変わった場合はあてにしないでください。本noteの利用に関してどのような損害が生じても責任は負いかねます。
ウララシステムとは?
第1回チャンピオンズミーティングのタウラス杯のときに話題となった、(練習失敗を繰り返し)全ステータスを1まで下げたハルウララを入れる作戦。もちろん芝Gで距離適性も壊滅的。
先頭のキャラの速度を抑える効果があるなどと言われていたが全くの与太話であり、ウララが遥か後方に取り残されることによって画面上部にある現在位置のバーの縮尺が変わって圧縮されていただけで、実際には速度の変動は無かった。
検証班によってすぐに否定されたが、それ以降もなお使用者がごく少数存在した。
ウララシステム改・殿デバフウララとは?
旧ウララシステム同様にレース最後尾を走ってもらうが、同時にデバフを発動させるため賢さをMAXまで上げる。
他のステータスも育成をクリアするため最低限の数値まで上げて問題ない。作戦はスキル発動率に影響しないが、逃げにすると趣旨が変わるので無難に追込がオススメ。
JBCスプリント1位を取れず育成打ち切りになったウララ。もっと勝つためのスキルやスピードが必要。
中盤で後方にひとり取り残されるためには芝Gであることが非常に重要で、いくらステータスを上げても芝Gなら同じ結果になることは有馬記念で身にしみているはず。もっとも、なるべくパワーが低いに越したことは無い。
同時に距離適性がE〜Gであればさらに良い。加速力のマイナス補正が激しく、中盤で大きく遅れることができる。
適正の他に、育成の難易度など様々な観点からハルウララが現状の殿デバフ役の最適解と言える。
なお単騎逃げでこのウララを出走させると全体を超スローペース化させてしまい、ナリタタイシンへのスタミナデバフではなくスタミナバフになってしまう模様。
殿デバフ理論のキャラは追込で出走するのが無難である。
タイシンに対しての効果
タイシンの回復スキル「眠れる獅子」は中盤のランダムな位置で先頭から殿までの距離の後方75%にいなければ発動しない。
迫る影同様に順位条件が無いのは差し追込過多の環境でも輝けるメリットだが、そのせいでモブが遅い育成のレースでは特に不発が多いスキルでもある。
そこに有馬記念ウララ状態の殿デバフを入れるとこうなる。今回の作戦は追込。
モブ入りのルームマッチ菊花賞(自キャラは上記ウララとタイシンのみ)だが、中盤に入った時点でもう差し追込集団は後方75%ラインが怪しくなっている。
もちろん最後尾12番がウララである。
そこから数秒もすればもう絶望的。
明らかに75%以後にウララしかおらず、ここから先はどう転んでも眠れる獅子は発動しない。
スタミナ回復を眠れる獅子に頼っているタイシンは致命傷となる。
余談だが、終盤はもっとすごいことになるので黒マックの固有(距離比前方30%以内)が差しや追込でも発動できるようになる。
ちなみにこれをされるとカメラ外のウマ娘の挙動が確認できなくなるので、勝因・敗因分析ができないのがつらい。
必須スタミナのおさらい
距離は3000mを想定して考える。
タイシンが眠れる獅子を使いたくなる、使わざるを得ない距離でなければ殿デバフは効かないので、出番は3000mライブラ杯か3200mジェミニ杯の2回だけとなる。
※詳細は前回のライブラ杯記事を参照。
追込神モデル(スピード1200+緑◎2つ+長距離S、パワーも1200)は、眠れる獅子を使わずにマエストロ一本でいくとスタミナ1200に根性500ほど必要になる。
クールダウンや好転を積んで発動位置ギャンブルをするか、白回復スキルを大量に積むか、スタミナカンストするか。いずれの場合でもスピードステータスは一切の妥協が許されず、構築が相当難しくなる。
しかも、上記は掛かりを起こさずデバフが飛んでこない前提の話だ。
デバフウララに遭遇したらほぼ確実に追込焦り・けん制を叩き込まれる。ウララでないとしても1人のデバッファーをケアするにはスタミナ106を過剰に積む必要がある。
掛かった場合は掛かりの過剰消費に加えてトリック(後)まで飛んでくるので完全に詰む。できるだけ賢さを上げるしかない。
しかし何より困るのが「本番でデバフウララはおろかデバッファーなど影も形もなかったとき、普通に眠れる獅子を使っていてスタミナを計算ギリギリにしてパワー賢さを高めた敵タイシンに対して大きく不利である」ということだ。
環境にデバフウララやスタミナデバッファーが希少であるならば、いっそ「デバフケアしない(スタミナを過剰に盛らない)」ことが勝率を高める最適解であり、そのとき逆にデバッファーが誰に対してもクリティカルに刺さる。
デバフを使うか使わないか、ケアするかしないか、全ては貴方次第。
デバフウララ育成方法
ナリタタイシン対策に特化したデバッファーのため、最低でも追込焦り・けん制・ためらい3点セットを揃えたい。できれば新サポロブロイで回復スキルが強化された差し脚質に対しても同様に備えたい。
反対に、逃げは今回最弱のため一切ケアする必要がないだろう。先行は環境次第だが、差し追込がしっかりしていれば問題なく追い抜けると思われるので先行への対策も一旦見送る。
●構築例
差し焦り・駆け引きをタマモクロスから拾うか悩むのでそこは自由枠で。セイウンスカイは練習性能も良く、先行ためらい・駆け引き、差し駆け引きと豊富なデバフを持っていて優秀。
SSR賢ネイチャを持っていない場合、拾える確率が低い差しためらいを諦めてそこにタマモクロスでも良い。パワーは低いほうが良いので、入れるならスタミナのタマモクロスがオススメ。
●練習方法
スキルが欲しいヒントマークを最優先で拾っていく。パワーが低いほうが良いと言っても誤差なので、パワー練習にヒントがあれば踏む。
ヒントが無いときは賢さかスピードで絆上げ、または友情トレーニングができればその練習。友情トレーニングができない、できても人数が少ないときはOPでもダートのレースに出まくる。この構築では真面目に賢さを上げていると余裕でカンストする(自由枠タマモクロスだとそうでもないかも?)のでレースには出来るだけ出る。
ステータスはシニア11月前半のJBCスプリントまでは甘えて良い。桐生院から追込ためらいを貰わないといけないので、終盤ではしっかりスピードを上げたり、シナリオで勝つための速度・加速スキルを取ったりする。
金デバフを取らない都合上、スキルptがかなり余るのは助かる。
ただしRルドルフから貰える地固めはNG。せっかく芝Gで加速度を抑えているので、本番で活躍しそうなスキルは軒並み回避する。
●ヒント潰し
参考文献
ルドルフから4種のけん制をコンプしたり、ネイチャから差しためらいを貰える確率を上げるために、ヒントを得たら不要なスキルでも取得する。もちろん必要なスキルでも取得する。
取得したスキルのヒントは発生せず、未取得のスキルのヒントの確率に割り振られるので、ハズレを引いても欲しいスキルの確率が上がっていく。◎まであるスキルは◯までで良い。
デバフウララはスキルptがたくさん余るので、このようなことができる。上記の試作ウララが変なスキルを持っているのはこのため。
終わりに
走り書きしようと思ったら意外としっかり書き込んでしまいました。
ここまで書いておいてなんですが、殿デバフウララは自分で採用するかどうかは未定です。
試走させてみて、面白いぐらいタイシン相手に刺さるのであれば本採用してみたくなるかもしれません。
JBCスプリントにさえ気をつければ育成はすごく簡単なので、環境を見てから作るのでも遅くはないでしょう。
今後タイシンの性能がどれだけデバフウララ対策をしたものに変化していくかも注目したいですね。
それではまた。
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