見出し画像

ねむ×国連 IGF京都2023「メタバース住人との対話」アーカイブ&資料公開【Nem x Mila】

バーチャル美少女だけど国連登壇してみた!

インターネットの課題を議論する国際連合の国際会議「インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023(IGF京都2023)」が10月8日、京都市で開幕しました。この会議が日本で開催されるのは初で、岸田文雄首相、河野太郎デジタル相、鈴木淳司総務相も登壇しました。

なんと私・バーチャル美少女ねむと相方のミラもDay0イベント「メタバース住人との対話――新たなアイデンティティとダイバーシティ」と題して英語で1時間の講演をさせて頂きました! 私はメタバースからアバターの姿で会場の巨大スクリーンに登場する「メタバース登壇」を行いました。

さすがにこれほどの大舞台での英語プレゼンは緊張しましたが、メタバース生活のリアルや課題、アイデンティティやダイバーシティにもたらす革命性について解説しました。「女性型アバターが多い理由はなぜか?」「物理現実とメタバースの二重生活で脳は混乱しないのか?」「ビックテックの脅威は?」などたくさんの質問頂いて盛り上がりました。これから大きく広がっていくメタバースの世界について、世界的な議論が始まるきっかけになればと思います。

動画アーカイブと登壇に使ったスライド資料を公開したので、ぜひ御覧ください。また、この記事ではみんなの感想もまとめました。たくさんの応援ありがとうございました!


アーカイブ公開

1時間の国連登壇アーカイブをYouTubeで全編公開しました。全編英語ですが、YouTubeの【設定 > 字幕 > 自動翻訳 > 日本語】で日本語字幕が出ます。

国連でメタバース登壇「メタバース住人との対話――新たなアイデンティティとダイバーシティ」【IGF京都2023】 

※この動画は国連「Internet Governance Forum (IGF)」の公式YouTubeチャンネルでアーカイブ公開されているものを再編集したものです:IGF 2023 - Day 0 - Workshop 4 (8:52:50~)

登壇スライド公開

登壇に使ったスライド資料も全ページ公開しました。こちらも全て英語です。

▶▶▶ 登壇スライドはこちら ◀◀◀

インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023(IGF京都2023)

IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)は、インターネットに関するあらゆる課題について、国連主催のもと、多様な関係者が対等な立場で対話を行うインターネット政策の分野で最も重要な会議の1つです。2006年の第1回会合以降毎年開催されており、第18回目となる本会合が京都で開催されます。今回の会合では、“Internet We Want – Empowering All People -”(私たちの望むインターネット~あらゆる人を後押しするためのインターネット~)という全体テーマのもと、多様なステークホルダーが主催する約300のセッションが開催され、あらゆるインターネットの諸課題について議論を実施します。

●開催期間:2023年10月8日(日)~12日(木)
●会場:国立京都国際会館(京都市)
●主催:国際連合
●テーマ:“Internet We Want – Empowering All People -”(私たちの望むインターネット~あらゆる人を後押しするためのインターネット~)

※出典:インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023- https://www.soumu.go.jp/igfkyoto2023/

国連IGF2023 Day0 イベント「メタバース住人との対話――新たなアイデンティティとダイバーシティ」

国連IGF2023 Day0 イベント
「メタバース住人との対話――新たなアイデンティティとダイバーシティ」

本セッションは、メタバース住人のリアルを解き明かすことを目的としています。バーチャル美少女ねむ氏は世界最古の個人系バーチャルYouTuberであり、仮想世界メタバース上でのアバター人格としてメディア出演や書籍・記事の執筆などで活躍しています。ねむ氏はメタバースの世界から会場に設置されたスクリーンに登場し、オンラインで本セッションに登壇します。ねむ氏によるメタバース生活のデモンストレーションでメタバース住人の生活を理解し、「人生を送ることのできるインターネット」であるメタバースとは果たして何なのか、メタバースで生まれる新しいアイデンティティ・経済・多様性の可能性、ハラスメントの問題、新たなジェンダー規範について議論します。

●日時:10月8日(日)18:00~19:00 
●場所:Workshop Room 4
●スピーカー:
 ・バーチャル美少女ねむ(メタバース文化エバンジェリスト)※オンライン登壇
 ・リュドミラ・ブレディキナ(マルタ大学、人類学者)※オンライン登壇
 ・前村昌紀(JPNIC)
●形式:プレゼンテーションと質疑応答
●言語:英語

※出典(日本語訳:バーチャル美少女ねむ):IGF 2023 Day 0 Event #134 Talk with Metaverse residents – a new identity and diversity | Internet Governance Forum - https://intgovforum.org/en/content/igf-2023-day-0-event-134-talk-with-metaverse-residents-–-a-new-identity-and-diversity

みんなの実況

みんなの感想

おまけ:国連で大失敗した件

メディア掲載歴

JPNIC(公式レポート)

JPNIC (日本ネットワークインフォメーションセンター) 公式によるレポートで紹介頂きました。

株式会社ブイノス(プレスリリース)

KAI-YOU / Yahoo!ニュース

GAMEMO

バーチャルライフマガジン

TECHPICKs

METAPICKs / THE OWNER

BITTIMES

VTuber labo

VTuber post

アリミリの気になるニュースチャンネル

参考:研究ユニット「Nem x Mila」

研究ユニット「Nem x Mila」

「Nem x Mila(ねむみら)」はリュドミラ・ブレディキナとバーチャル美少女ねむがVTuberやメタバースが人類に与える影響を調査するために結成した研究ユニットである。

●リュドミラ・ブレディキナ

マルタ大学社会福祉学部ジェンダー&セクシャリティ学科で博士課程在籍。2022年に「バ美肉」「VTuber」に関する修士論文でジュネーブ大学のジェンダー分野の学術賞「プリ・ジャンル」を受賞。
・Twitter : https://twitter.com/BredikhinaL
・研究ポータル(マルタ大学) : https://malta.academia.edu/LiudmilaBredikhina
・参考:ミラ「バ美肉」論文で学術賞「プリ・ジャンル」受賞 https://note.com/nemchan_nel/n/ne05416248557

●バーチャル美少女ねむ

日本のVTuber/作家で、メタバース文化エバンジェリスト。HTC公式VIVEアンバサダー。2022年に解説書『メタバース進化論(技術評論社)』を出版。「ITエンジニア本大賞2023」ビジネス書部門で大賞を受賞。
・Twitter : https://twitter.com/nemchan_nel
・研究ポータル(researchmap):https://researchmap.jp/nemchan_nel
・参考:『メタバース進化論(技術評論社)』特設サイトhttps://note.com/nemchan_nel/n/n464c528e9b7a

いいなと思ったら応援しよう!

バーチャル美少女ねむ/Nem⚡メタバース文化エバンジェリスト
note / Twitter / YouTubeでメタバースの興味深い文化について発信していますので、ぜひ「フォロー」や記事の「いいね」をお願いします。頂いたサポートはメタバースでの生活費や取材費として活用させて頂きます。