なぜ人は美少女になるのか? 女性型アバターが優位な理由考察【バ美肉】
なぜ人は美少女になるのか? 性別・年齢はおろか、ロボット・人外、自由な姿になれるVの世界。なぜ敢えて「美少女」の姿になるのが流行っているのか? 美少女ならではの利点とは何なのか? 私の考えとみんなのコメントをまとめました!
ソーシャルVRでは7割以上が女性アバターを利用
ソーシャルVRのユーザーは男女問わず7割以上が女性アバターを利用する傾向があります。
これは日本だけでなく、世界的な傾向のようです。
逆の性別のアバターを使う理由としては、「単に好みだから」「自分を表現しやすいから」と言った比較的カジュアルな理由がトップでした。「心身の性別の不一致を感じているため」という理由も。この記事では「美少女アバターならではの理由」がなんなのか、実際のユーザーの声と合わせて、より深く考察していきます。
※ソース:ソーシャルVR国勢調査2021
理由①感情表現ツールとしての「美少女」
なぜ人は美少女になるのか? 最も大きい点は「美少女だと感情表現がしやすい」感情表現をしても、威圧感を与えずらい事だと思っています。
大人、特に男性だと感情表現を抑制する社会的バイアスが強く、その反動がバ美肉を促進していると思います。
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理由②ガチ恋距離コミュニケーションインターフェースとしての「美少女」
加えて、美少女同士だと物理的な距離が近づきやすく、結果的に心理的な関係が縮まりやすい事が、VR世界におけるコミュニケーションインターフェースとして選ばれる要因だと思います。
視覚的な性別年齢は距離感に大きな影響を与えます。
図の引用元:
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理由③魂の器としての「美少女」
さらに私は「美少女」は現実世界の年齢や性別がどうこうと言うよりは、2次元世界(アニメ・漫画つまりファンタジー)における理想化されたシンボル(アイドル)的な存在と捉えています。
だからこそ、心の中の「理想的な人格」を引き出す「器」として機能しているのではないか、というのが私の仮説です。
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参考:「バ美肉」(=バーチャル美少女受肉)
VTuberの世界でも、美少女キャラクターとして配信する「バ美肉」(=バーチャル美少女受肉)は一大ジャンルとなっています。