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『人生の登場人物が少ないと…』人が極端な行動に走るメカニズムとは? (229万インプレッション)

『人生の登場人物が少ないと出会った人に「絶対悪」「救世主」など過剰なキャスティングをして極端な行為に走ってしまう』

人が極端な行動に走ってしまうメカニズムについてのa2seeさんの見事な言語化をXで紹介したところ「1.9万いいね、229万インプレッション」の大反響がありました!

この記事ではこのメカニズムについて解説し、Xでのみなさんの反応を紹介します。


『人生の登場人物が少ないと出会った人に過剰なキャスティングをしてしまう』

『人生の登場人物が少ないと出会った人に「絶対悪」「救世主」など過剰なキャスティングをして極端な行為に走ってしまう』

このメカニズムの言語化は見事ですね。人間は弱い生き物なので、分かりやすい物語を求めてしまう

自分の物語を「群像劇」として保つための考え方

常に①人生の登場人物を新陳代謝させて②多様な価値観を取り入れる。つまり、自分の物語を「群像劇」として保っておくことが大事ですね。それを怠ると勧善懲悪の物語になって、周囲を悪役に仕立て上げてしまう。人間は弱い生き物だから

周りの人を無闇に「モブ化」しない

月並みですが、現実でもネットでも、周りの人をだれでもかれでも「モブ化」して受け流さないで、意味のある人間関係をきちんと作っていくことが大事かもしれませんね。まったく受け流さなくても消耗してしまうので、見極め難しいですけど

投資ポートフォリオのように人間関係ポートフォリオも定期的なメンテナンスが必要

なるほど…!!! そういう思考なんですね。一人に責めを追わせすぎると破綻するので、投資と一緒で人間関係のポートフォリオを広く分散して時には入れ替えてメンテナンスした方がリスク管理としてはいいかもですね

そんなに神経質にならず、もう少しマイルドに、投資ポートフォリオの調整くらいのノリでやるといいのかも (一点集中投資は危険なので誰もやらないが、人間関係ではやってしまいがち)

大切だった相手を突然「敵」「悪人」に極端に反転させてしまう現象(反転アンチ)もこの理論で説明できる?

「恩人」「恋人」など大切だった相手を突然「敵」「悪人」に極端に反転させてしまう現象もこの理論である程度説明できそうですね。人生の登場人物が少ないと、数少ないロールを無理に目の前の相手に割り振ろうとする圧力が発生する

色んなコンテンツを楽しむことは自分の人生の登場人物を増やす訓練にもなる

相手に感情移入するスキルがないとせっかく周りに人がいてもみんな「モブ」に見えてしまうので、本やアニメ、色んなコンテンツを楽しむことは「色んな立場の一人称の視点で考える」訓練としても大事そうですね。人生を群像劇として捉えるための

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総務省学術雑誌『情報通信政策研究』や四季報でも引用されたほか、アバター文化を広めた功績により一般社団法人VRMコンソーシアム「アバターアワード2022 特別功労賞」を受賞。2023年2月には「ITエンジニア本大賞2023」でビジネス書部門"大賞"に選出されている。

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