麻雀界でも夢を語れ⑦「地球規模で考えろ」
私がnoteを始めてから3年以上が経ちます。ここまで続けてこられたのは、麻雀を通じて文字通り地球規模での交流があったからです。「勝つための現代麻雀技術論」出版以前から、海外の麻雀愛好家と何度かお話することがありましたが、雀愉に所属してからは国際試合に出場させていただくようになりました。
初の国際試合でロシアVSアルゼンチンVS日本。麻雀がアジア圏や欧米圏でも親しまれているという話は聞きますが、それより更にグローバルな麻雀対決。麻雀対局で特に実績を残したわけでもなければ、表舞台で活動しているわけでもない私が招待されたのは、「現代麻雀技術論」の作者という形で海外の麻雀愛好家に名が知れていたからに他なりません。
先述の国際試合を機に、より大きな規模の国際大会が開催されました。日本からの参加者だけ見ても名うての強豪雀士ばかりというのも驚かされますが、諸事情で参加を辞退せざるを得なくなったプレイヤーが出て急遽新しく参加者を募ることになった際に、天鳳高段位かつ熱心な麻雀活動家という条件に当てはまる打ち手として、私が長らく付き合いのあるRPG麻雀の開発者を推薦したところ、主催者のShimmer氏が彼のファンだと知らされ更に驚きました。
昨今の世情を受け、昨年8月に開催された第4回を最後に本大会は休止中。またしても「本物の熱狂的な麻雀愛好家」と疎遠になってしまいました。
「今の麻雀界は盛り上がっているか?」。国内だけに目を向ければ概ねそうかもしれませんが、地球規模で考えた場合は肯けないというのが正直な感想です。noteを始めた初期にあった、日本のリーチ麻雀が世界の主流になり、麻雀を通じて世界中の人が繋がり合える世界が来るのではないかという期待感が、今となってはすっかり失せてしまったからです。
無論この話は麻雀界の内部では如何ともしがたい問題ですから、誰の責任というわけでもないですが、麻雀界で夢を語るなら地球規模で考えろ。そう自分に言い聞かせ、私は私の為すことをいたしましょう。
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