麻雀補完計画①「天地人札」
トランプ(カード):52種52枚(ジョーカー除く)
麻雀牌:34種136枚(花牌除く)
麻雀牌の枚数はトランプより多いですが、種類はトランプより少ない。そのためトランプで麻雀を遊ぶことは出来ませんし、麻雀でトランプのゲームを遊ぶことも出来ません。
そこで、麻雀もトランプも両方遊べるカードを考えました。その名も「天地人札」です。
「天」は「一萬」の「萬」、「♡のA」の「♡」に相当。天を四属性とすることで麻雀にもトランプにも対応させました。「空日月星」は「天」、つまり宇宙全体の象徴です。
「地」は「赤五萬」の「赤」に相当。「木」が「空」、「火」が「日」、「金」が「月」、「水」が「星」に対応。四属性に「土」を加えて五属性とすることで、「数牌に対する字牌」「数札に対する絵札」「花牌やジョーカーのような特殊札」のような違う性質を持つ札の区別もつけられます。「木火土金水」は「地」、つまり地上全体の象徴です。
「人」は「九筒」の「九」に相当。「一二三四五六七八九」は「人」、麻雀において一は「幺(幼)」で九は「老」。赤子から老人まで、つまり人類全体の象徴です。
天地人札は4天5地9人の180種180枚。現在確認されている世界で最も枚数が多い麻雀牌は一組172枚なので、天地人札一つで世界中のカードゲームを遊ぶことが可能になります。
そして、全ての札を「天」「地」「人」の三才に分けたことで、遊び方の幅も更に拡がります。現在考案中の「馬将」は、「赤」「五」「筒」の「赤」に相当する三つ目の要素を活用した麻雀(ラミー系)ゲームですが、計画が一段落したらラミー系以外でも新しいゲームを考えたいですね。ただの札だけで生涯暇潰しに困らない。まさに究極の娯楽活動です。
本計画の目的の一つは、幼少期の知育の一環として麻雀ないし麻雀に類するゲームを定着させることです。そのため用語についても小学校で習う教育漢字のみで表記することにしました。「麻雀」はいずれも教育漢字外。漢字も当て字なので特に意味はないのですが、「馬将」なら馬(駒)を将める(進める)で、将棋や囲碁(棋も碁も同じ漢字でいずれも駒の意味)同様名が体を表すゲームとなります。
また、麻雀の「萬筒索」もいずれも教育漢字外で、全て金銭にまつわるもの。そもそも麻雀は賭博の道具として使われることを想定したデザイン。私は賭博としての麻雀を否定するつもりはありませんが、麻雀の発展のために子供への普及を目指すのであれば、用具から一新する発想も必要だと思った次第。「天地人札」には、天の時、地の利、人の和によって事の成功を目指すという意図も込められています。
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