第十期天鳳名人戦開幕!
本日より第十期天鳳名人戦が開幕。今期も闘牌の内容を麻雀ウォッチ「天鳳名人戦牌譜検討」内で連載させていただきます。
天鳳にあまり詳しくない方は、記事内の成績表の「安定段位」が何を示しているのかが分からないという方もいらっしゃるかもしれません。上記の記事にある通り、1ラスごとに何pt稼げているかを表す指標。天鳳段位戦はラスにのみマイナスポイントがつくので、この指標が実力の目安となります。
もちろん麻雀は運の要素が強く、実力伯仲な打ち手が戦えばなおのことその傾向が高まるので、安定段位がそのまま厳密な実力を表しているとは言えない側面もありますが、指標としてはこれほど分かりやすく参考になるものもありません。「短期間の結果で実力を測りたがるカジュアル勢」と、「(厳密な実力評価を求めるがあまり)長期間の結果でも実力は測り難いとするガチ勢」ばかりが増え、こうした指標があまり話題に上らなくなってしまったのは少し残念です。
天鳳名人戦の参加者を安定段位で評価するなら、やはり天鳳位を二度達成した太くないお(藤井聡太)氏と、おかもと(右折するひつじ)氏の両者が優勝候補。強いて言うなら、前回大量にリードした福地氏を、あわや逆転というところまで追い詰めたおかもと氏が本命でしょうか。
両者とも二度目の天鳳位で、一度目より安定段位を大幅に上げているのが恐るべきところ。元から最強クラスだった打ち手が更に実力を伸ばしているということは、まだまだ麻雀は誰にとっても「伸びしろ」が十分過ぎるほどあるということ。真の実力者の強さの秘訣は一体どこにあるのか。そのことを皆様に十分にお伝えできる牌譜検討記事にしたいものですね。
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