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麻雀日記⑲「256人の麻雀グランプリ」

全員参加トーナメント戦のすすめ

トーナメントの都合上連荘無し
素点を稼ぐ利点を残す為に点数の一部を次ラウンドに持ち越し

 麻雀一番街の大会戦にグランプリが追加されました。個人的にも大会戦はトーナメント戦形式が望ましいと考えているので朗報。トーナメント戦の利点は色々ありますが、その一つが、「どんな相手とも同卓する可能性がある」ということ。私のトーナメント戦初デビューはmfc3で、いきなり大黄龍(当時は総合ランキング全国100位以内)2人と同卓して驚いたものです。

 麻雀の対戦形式としてトーナメント戦がこれまで流行らなかったのは、時間の都合で連荘無し、あるいは何分で打ち切りのような、現行の日本麻雀において主流でないルールを採用する必要があるうえに、連荘無しの場合は目無し問題が発生しやすく、打ち切りを採用する場合は遅延行為のような対局マナーに反する行動が戦略上有効になってしまうためです。

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 個人的にやってみたいのは、勝っても負けても全員の総合順位が確定するまで続くトーナメント戦。連荘無し東風戦。2戦目以降はそれまでの得点が高い順に東南西北家スタート。総合順位は(n戦目までの平均順位)>(n-1戦目までの平均順位)>…(1戦目の平均順位)とします。この方式なら勝ち抜き形式の大会戦で生じる「捨て試合(負けても結果に反映されない対戦)」が発生しません。

ツモ切り暗転表示機能について

 ツモ切り暗転表示が一般的でないのは、オンライン麻雀の主流が常にそうだった為。麻雀一番街もてっきりそうだと思い込んでいたのですが…

 何と選べる仕様になってました。早速切り替えましたが、あえて暗転無しを選ぶ理由が暗転無し卓で打ち慣れる為くらいなのでデフォルトで有りにした方がよかったと思います。

 謎の理由は途中で追加されたためだったようです。

一姫現麻では牌への興味を惹きやすいように牌を人格で喩えました

 私は手出しツモ切りを覚えるのは苦手ですが、着目するのを手出しだけに留め、手牌構成を読みやすい河手順を知識として押さえることで対処しています。逆に言えばこの方法だとツモ切りであることが重要な情報(ツモ切りリーチなど)が抜け落ちがち。こうやって文章化すると自分の弱点にも気付きやすくなります。

今回のハイライト

 ノーチャンスかつ1枚切れだからと1sをツモ切って12000放銃。都合よく手が進んだところで下家に589p3s辺りを切るに見合う手にほとんどならないので確実に通る牌を切るべきでした。

 跳満ツモでトップまである1シャンテンにも関わらず、前図でのミスもありラスだけは勘弁と4sチーしてしまう私。麻雀一番街の順位点ではなおのこと温い選択でした。

 打点は4倍。アガリ率もドラ単騎とはいえ半分くらいはありそうなものですが、トップ目で3メンチャンに受けずに単騎にした記憶が無いのもあってか3メンチャンに切り替え。

 山に残っていた1p2枚はいずれも自分のツモ筋にありました。

 一般論としてはカンチャン聴牌とリャンメン受け7種1シャンテンの和了率が同程度。よってリャンメン変化のためだけに手変わりを待つことはそうそうあるものではないのですが、こうした基準は場に見えてない牌を等確率でツモることを前提にした基準であることと、その基準下においても、リャンメン7種が3~4種になっても和了率は半分にならない(精々3/4程度)であることも押さえておいた方がよいでしょう。

 4巡目にして下家対門が5s(しかも対門は赤)を切るイレギュラー。5sにくっついたらいかにもアガれそうですし、相対的にカン5mはいかにもアガりにくい。流石に聴牌を外した方がアガリやすいと判断しました。

 結果的にはいずれにせよアガれなかったのですが、細かく基準を突き詰めても、肝心の牌組がリャンメン(良形)かカンチャン(悪形)かのような大雑把な分類ではあまり実用的ではないと改めて痛感した次第。

 これなんかもそうですね。片アガリ聴牌については通常悪形よりややアガリ率が低い程度と想定しましたが、「読みの死角に入るのでむしろ通常悪形よりアガりやすい」「ほぼ待ちを特定されるのでフリテン悪形並みにアガりにくい」こともあるでしょう。平面と立体。従来の麻雀講座形式だとどちらかに偏りがちだった内容を、上手く融合させたいものです。

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