麻雀日記⑱「東空荘~令和ビンタ戦」
最近は麻雀のリーグ戦やチーム戦を開催するグループも増えましたが、以前から申し上げている通り、私は誰かから誘われない限りは参加しないスタンス。日本において競技として最も盛り上がっている野球や将棋に合わせるのは分かりますが、麻雀としての面白みは削がれてしまうと思うからです。
「濡れた毛布」の話はここから拝借しました。商業主義を理由に本来個人戦であるものが「必然性のない団体戦」となり、それ故に問題が発生する。しかも槍玉に挙げられるのは選手ばかりで根本の制度の問題に言及されることは少なく、言及する人がいてもそうした人は「濡れた毛布」として嫌われてしまう。リンク先はスキー競技の話ですが、私には他人事とは思えなかったのであります。
「東空荘」はOverEatsのリーダーであるみな豚さんも参加する原点攻防戦の友人戦ルール。みな豚さんのTLで存在を知りましたが、今回のことを縁として参加させていただくことにしました。
私も原点攻防戦に関する話を以前取り上げ、このルールがネット麻雀でも流行ることを願っていましたが、こうした形で実際に遊べる日が来るとはまさに願ったり叶ったり。やはり夢は語ってこそ叶うもの。これからも夢を語ってまいりましょう。
前置きが長くなりましたが実戦編に入ります。オーラス断トツ。普段のルールなら何やっても大差つかなそうですが、原点攻防戦なら「現状Cトップ、500-1000まではBトップ、700-1300でAトップ」につき結果に大きく影響する重要な局面。
リーチツモ平和で「700-1300」。心の中で「ピンフ!ピンフ!ピンフ!」と念じてましたが手変わり牌を引けず西家が和了してBトップ終了。西家の立場であっても普段のルールなら断ラスで出来ることが限られますが、このルールなら1人沈みを回避できただけでも御の字です。
次戦もオーラストップ目。普段のルールなら打6mダマの他ありませんが…
そう、南家から出てもCトップ止まりに対して、ツモなら1300-2600でもAトップなので、オーラスであることも9m切っていることも忘れたようなこんなリーチが正当化されるのです!リーチした瞬間は47s山2、369m山3。ラス牌の9mをツモってきたら拍手喝采です。
本当にツモ筋に9mがあったようですが王牌に阻まれてまたしてもBトップ。しかしこれだけでも原点攻防戦の面白さが存分に伝わったのではないでしょうか。今後も機を計らって参加していきましょう。それではまた次回。
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