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麻雀日記⑦「麻雀打ちと時間」

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 最近また対局者の遅延行為が問題になることが増えたように見受けますが、理由として挙げられるのは以下の通り。

①リアル麻雀人口に対するネット麻雀人口の増加(元々麻雀を打ち慣れていない人の割合が増えたので打牌時間が長くなりがち)

②オンライン麻雀最大手の雀魂の段位戦の持ち時間が「5+20秒」。過去に主流だったオンライン麻雀と比べても持ち時間が長いので、プレイヤーが早く打つ習慣が身に付きにくい。(私が20年前にオンライン麻雀デビューした際の「麻雀格闘倶楽部」は「5+0秒(但し一局毎に一回長考可能で+10秒)」だったので、否が応でも早く打つことが求められた。)

③ ①②に伴うコミュニティの変遷(私がオンライン麻雀デビューした当時は、リアルにせよネットにせよ「さくさく」打つことを推奨する文化が少なからずあり、私もデビュー当初は急かされる側でした。)

 このことに関する私の見解はこちら。早く打とうとして失敗することを恐れる人も少なくないですが、失敗することもまた雀力を伸ばす糧となります。

対門の方が6巡目からずっとツモ切り

 今回の件を受けてふと思い出した友人戦の一コマ。段位戦ならオールツモ切りの相手が出ても自分の勝率が高まったと喜んでおけばいいですが、友人戦となると興醒め。やむを得ない事情で離脱しなければならなかったのであれば仕方がありませんが、この時は悪質な対局妨害の可能性を疑ってしまいました。

次局はオールツモ切り

 鈍感な私は次局が始まってようやく、牛歩ではなくツモ切り状態だと気づく始末。最初のうちは「5+20秒」の5秒が毎巡消費されるのですが、雀魂は一定時間入力が無いとオートツモ切りになる仕様。対門がオートツモ切りになったのを受けて、悪質な対局妨害ではないと気付き胸をなで下ろしました。

アガると対門トビ終了

 アガれば2位確定。対門がアガることがない以上、見逃した場合の平均順位は2位より良くなると期待されるので、勝利にこだわるなら見逃すところですが…

時間効率

 自分自身のことはもちろん、対局者の「時間効率」を踏まえて、次の対局をやるのが望ましいと判断してアガリを選択しました。

 私自身、最近は対局中にイライラすることも増えました。昔は「麻雀が打てるだけで楽しい」「他に予定が無いまとまった時間が取れる時に打つ」スタンスでしたが、今となっては「他にやりたいことがあったら麻雀より優先」「予定の合間に打つことが増えたので対局時間が長引き過ぎると困ってしまう」ようになった為です。麻雀が打てる環境にあり、しかも勝つための方法論を身に着ける機会に人より恵まれたが故に、些細なことにもイライラしてしまう。麻雀に限ったことではないかもしれませんね。改めて肝に銘じたいものです。

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