麻雀日記①「皇帝の配牌」
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久々に麻雀一番街に復帰してみると、「オートカン機能」(2004年リリースの「麻雀格闘倶楽部3」が初出だが、意外にも他のオンライン麻雀での実装例を見ない)が実装されていて、せっかくだから「オート北抜き機能」も実装されればいいのにと思っていたらそれからすぐに実装されました。何気ない変化でもこういうのが嬉しいですね。
打9s 「23331」配牌でいきなりくっつき一向聴。「一姫現麻」では「皇帝」の配牌と呼ぶことにしました。絶対に和了したいし、和了するにしてもなるべく高い手にしたい。基本的には和了に近い手ほど使いにくい字牌から切り飛ばすのが基本だけど 配牌でここまでいい手なら役無しペンチャンカンチャンは聴牌に取らずに手変わりを待つから例外的に字牌重なりに期待。
打発 ツモ5sが最も良い聴牌につき6sは残す。白から切りましたが、「白はポンされる可能性がある分だけ発が裏ドラになりにくい」ので一応発から。こんなものは微差中の微差なので普段は気にしなくていいですが、皇帝なら細かい作法も完璧に仕上げたいものです。
打1s リャンメンにするだけ、打点を上げるだけのために手変わりを待つことは少ないですが、両者が合わさると手変わりを待つことがそれなりに増えます。ツモ3sは打赤5pリーチとするので打1s。
打4s リーチしてほぼ3飜以上なのでリャンメン聴牌優先の打1pと迷いますが、同じ巡目の「カンチャンリーチ」でも待ちの種類や状況によって和了率は様々。
赤5pを切ってカン2pやペン3p待ちになった場合のアガリやすさも込みで打4sとしてみました。
打6p されど面倒臭いツモは無駄ヅモに勝るので、喜びこそすれ悲しむことはありません。面倒臭いツモをも歓迎できるようになれば、それだけで牌一枚強くなること受け合いです。
中膨れを含むシャンポン待ちの和了率についてはリンク先の表を用いても概算できないのでいずれ補完記事を出したいですが、いずれにせよ即リーチが聴牌外しよりアガリ率で大きく勝ることはないとみて、より高打点が狙える打6p。
打1p 今度は「リャンメンリーチで4飜以上」につきリャンメン聴牌優先の打1p。さっき切ったばかりの牌が今度は必要になる。初めて知った時はまるで魔法を見るようでした。
麻雀には有効牌と不要牌がありますが、本当なら「手牌に残す牌」「河に並べる牌」と言い換えたいですね。必要か不要かという発想だと、こうした手順の妙に気付きづらくなりそうなので。
結果的には字牌から切っていれば3900オール(7800)の手が3倍以上に。たった1局でもこれだけ多くの学びがあることに改めて気付かされます。これだから麻雀は面白い。この喜びを今後とも皆様と共有していきたいですね。
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