ラーメンの旅with18切符(1日目)
8月17日
盆明けから18切符でラーメン巡りしていました。予告通り他に食べた物も含めて書き連ねていきます。ちなみに18切符を利用するのは2019年以来5年振り。2020年からは567の影響ですっかり遠ざかっていました。
今回のラーメンの旅で最初に訪れたのが、激辛界隈で今最も熱いお店と言っても過言ではない「鯱輪」。宮崎辛麺には「桝元」と「輪」の二大チェーンがあり、「鯱輪」はその「輪」から独立して出来た店舗。名古屋発祥の辛いラーメン「台湾ラーメン」と合わせたラーメンを提供しているので、名古屋を象徴する「鯱」をつけて「鯱輪」を名乗っているそうです。
①台湾ラーメンと宮崎辛麺の良いとこどり→激辛麺企画以前から宮崎辛麺にハマリ気味な私にとって激辛関係なく是非とも食べたい!
②最寄りが熊本市役所→佐賀から日帰りするのに丁度よい
③挑戦権を得る為に一つ前の辛さを完食完飲する必要がある→18切符なら1日1回でも5回挑戦可能
18切符を利用するのにこれ以上無い程の好条件。しかも熊本なら他のラーメンネタに欠きません。久々の遠征でテンション爆上がり。やっぱりワクワクすることが人生には必要なのです。
まずは「爆鯱」の挑戦権を得るべく5辛に挑戦。鯱輪のラーメンは無料で背脂と刻みニンニク(抜くことも可能)が乗るという二郎系をも想起させるスタイルですが、そこに更に大判な炙り豚とモヤシを乗せた「辛麺二郎」なるメニューもあります。台湾ラーメンと宮崎辛麺の良いとこどりの更に良いとこどり。美味いもの+美味いもの=もっと美味いものという単純計算が成り立つ程甘くないのがラーメン界隈ですが、こういうアレンジはどんどんやって欲しいですね。
初見で選べる辛さなので難なく完食しましたが、それでも桝元の30辛よりも辛く感じました。
爆鯱からは通常の唐辛子に加えてカプサイシンソースが追加。これまで何度となくカプサイシンソース入りのラーメンに挑んで来ましたが、確実にお腹を痛めてくる強敵なので油断なりません。
とはいえ爆鯱くらいまでは何とかなるだろうと、腹ごなしをしてから2杯目に挑むべくお店の閉店時刻15時(夜は営業なし)前に再訪するも、ラストオーダーが14時45分だったので注文できず。閉店時刻丁度に訪問しても注文可能な夢を語れグループの回し者になっていたので、ラストオーダーなる概念を完全に失念してしまっていたのでありました。
しかしそこは博多に匹敵するラーメン王国である熊本。代替案はすぐ見つかります。予定変更して向かった先は、以前はデカ盛りでお世話になった「熊本油大学」。
激辛企画を始める以前は普通の油そばでも辛く感じたので、地獄の名を冠するHELLそばはとても無理、ましてや更に辛いものは食べられるはずがないと思っていたのですが、激辛事情に少しばかり詳しくなった今となっては、一番辛いものでも据え置き価格な時点で特別に辛い唐辛子が入ってないから楽勝と判断できます。
とはいえ辛さレインボーブリッジは食べてる最中に口が痛くなり、食後にお腹が痛くなる程度には辛かったので油断大敵。しかしながらそれ以上に麺とタレが激ウマ。私の好きなものが全て込められた至高の一杯でした。
帰り際に熊本駅構内の桂花ラーメンで〆の一杯。マー油と豚の角煮はラーメンのトッピングとしてもっと広まるべき。桂花ラーメンは学生時代渋谷で食べたきり20年振りで、ある時「日本発の飲食店で海外店舗数日本一」は吉野家でもモスバーガーでもなく桂花ラーメンと聞いた時はその事実に驚くと同時に、その割にはそれ以来食べる機会が無いことを疑問に思っていたのですが、現時点では国内で12店舗。しかも熊本と東京のみ。全国47都道府県、更には全世界193ヵ国制覇を目指す夢を語れグループの回し者である私にとって完全に想定外な店舗展開と店舗撤退が繰り広げられていたのでありました。
一日ラーメン三杯では相変わらず私の胃袋は満たせませんが、今後の出費を踏まえてこの日はこれにて撤退。それではまた。