骨髄ドナー体験記#04
04.コーディネート開始
意思確認後、あんたのコーディネーターはこの人ね、という趣旨のお手紙が届きました。
バンクからは色々連絡のため、緑色の封筒に入ったお便りが届くことになるのですが、正直A4一枚の連絡事項の為に封筒と郵便料を払うのはもったいないな~と感じていました。
個人的にはEメールでもらう方が有り難いンですけど。
数日後、非常~に恐縮した感じの声でケータイに電話がありました。
とても丁寧でステキな声の女性の方でした。
意味もなくドキドキしながら、最初の検査を行なう病院を決め、日時の調整をしました。
何回かこのようなやり取りがあったのですが、どうしても仕事中の時間帯になりますし、何よりスケジュールを登録してるケータイのカレンダーは通話中に参照出来ない…という間抜けな事態で何度も書き直しが発生。
これもメールにしてくれたらな~と思いました。
コーディネート初日。会社近くの病院で待ち合わせ。
入口正面で、バンクの封筒もって立ってます。
ってことで時間ピッタリくらいに行くと、すぐに分かりました。コーディネーターさんは年齢不詳の女性。
挨拶を交わし、まずは検査のために病院で受付。
受付から書類の記入から、全部やってもらいました。俺って超お客様状態。
待ってるあいだ、コーディネーターさんと色々雑談。
一言毎に「ホントにありがとうございます」みたいなコメントが入り、ヒジョーにこそばゆかったのを覚えています。
結局最後まで聞かなかったんですが、コーディネーターさんの近くにドナーのおかげで助かった人とかいたのかな~と今では思っています。
診察室に通されて、お医者様が到着。
20代後半くらいの超美形の女医さんでした。
これだけで休みとって来た甲斐がありました。
男ってバカ。
骨髄提供者となるための色んな説明を受けました。ドナー候補者は自分だけでなく、並行して5人くらいまでコーディネートが進んでいること、今後の検査の予定など。
健康診断で3時間くらいかかる日があること、採血前には筋肉痛がでないようにすること(え~、ジムに行けないじゃん)等々。
その後、採血して第1回目のコーディネートは完了したのでした。
<つづき>