骨髄ドナー体験記#11
11.骨髄採取手術の直前
当日のメモが残ってるので、以下全文掲載。
朝8時前からなんやかやと準備。うんち行ったのでカンチョーはなしだって。
T字帯つけて褌デビュー。オトコらしいぜ
8時過ぎベッドに乗せられて手術室へ。聞いてたより早い時間やん。
病室から手術室まで歩いて行ったっていいのにな~…
天井が動く光景ってそういえばあんまり見たことないな
…でも見たことある。
映画「カリートの道」の最初のシーンがこんなんだった。
マット・ディロンが病院で運ばれるシーンから始まるんだった。数年前、うちの子が斜視の手術するのに運ばれていった手術室に今度は自分が入っていく。ヨメにバイバイしたけど、顔は見えなんだ。
同時に手術室に運ばれる人も3人くらいいた。中はかなり寒くて、やたら広く感じた。
12室もあるそうな。点滴や心電図のセンサーつけられる。一人助手のお兄さんが新米らしく、やたらミスってたけどそれ以外の人は冷静で頼もしく見えた。
以上。
ほんとに麻酔で意識失うのは唐突でした。リモコンで横からテレビをプチンって切られた時みたい。
あとで思い返してみて、銃で頭撃ちぬかれて死ぬときって、こんな感じかな~…走馬灯がめぐる間もないよな~って思いました。
特に緊張もせず慌ただしく流れに乗っただけ感いっぱいの手術前。
次回は手術直後からの報告です。
<つづき>