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骨髄ドナー体験記#16
16.エピローグ:その後の出来事
手術後数ヶ月、痛み・傷跡とも全く無く、元気に会社やジムに子守をする日々です。
あれから、いくつかの出来事がありましたのでご紹介。
骨髄バンクからアンケートなどいろいろ。
お体の具合は、とか、コーディネーターの対応は、とか。再度登録するか、もうやめるか、みたいなアンケートが思い出したようにチラホラと来ました。
基本的に連絡が電話と手紙オンリーだったことについては改善の余地あり…という旨の回答はしましたが、その他特に問題なし。
手術後、しばらくの期間はドナー登録が保留となるのですが、期間経過後の意思確認ではもちろん再登録しました。
厚生労働大臣から感謝状が届きました。
あ~、なんだかな~。…こんなトコでお金かけるくらいなら、もっと医療改革に使って欲しいですね。
純粋に当たり前のことをやったことなので、こんな賞状、自分の家に飾れますかいな。
レシピエントの方から手紙が届きましたビックリマーク
半年くらい経った頃でしょうか…。
忘れっぽいので、骨髄ドナーになったことすらコロッと忘れてるのですが、久々に骨髄バンクからの封筒を見ました。いつもと違い、「特定記録」のハンコが押された緑の親展の封筒。
喜びあふれる感謝感激~&感謝の気持ちの手紙かなと思ったけど。
手術は成功し、無事退院できたこと。
自分で何も出来ないのが歯がゆいこと。
感謝してます。
といった内容が、あまり力のない字で書いてありました。
規則で、返事は1回だけ書けるのですが、この力のない字を見ていると、「まだ闘病中で辛いんだろうな~」という感じがしてノー天気な手紙を出すのも憚られたので結局返事は出しませんでした。
あれからもだいぶ経っているので、今ならもっと力強い字で元気な手紙が書けるようになってるかな。
遠い別の地方の空の方に、たま~に思いを馳せます。
レシピエントさんだけでなく、すべての患者さんが早くよくなりますようにっ。
今回でこのブログジャンルは最後の予定です。
完読してくださった皆さん、コメントや感想下さった皆さん、ありがとうございました。
<つづき>